行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

晩秋の紅い実

2016-12-04 20:00:48 | 花,植物
11月下旬から12月、
野道散歩に写した樹の紅い果実たちを紹介します。


ミズキ科サンシュユ。
春、黄色のハルコガネバナの名のとおりの花を枝全体に付けます。
果実はグミの実のような楕円形、真っ赤に熟します。


ナス科クコ。
野生化して自生しているものが見られます。
やはり楕円形の紅い果実、
ミネラルやビタミンが豊富、
食用や薬用に使われています。


バラ科カマツカ。
山野に自生する落葉低木、
材が堅く、鎌の柄に使われたことが名の由来。
あまり実つきのよくない木に、
緑の残る葉に紅い柄の長い果実がポツンとついていました。


モチノキ科クロガネモチ、
枝いっぱいの紅い実と葉のコントラストが美しい樹です。
山野にも自生していますが
名前がおめでたく、丈夫であるところから
庭木としてもよく使われています。


モチノキ科セイヨウヒイラギ。
セイヨウホーリーとも呼ばれます。
紅い実が美しく、
クリスマスの装飾の定番としても使われています。


マツブサ科サネカズラ、
山野に生え、庭木にも利用されるつる性低木です。
花もきれいですが果実もきれいです。
果実は集合果、
熟すると果実が一つずつ落ちていきます。
別名、ビナンカズラ(美男葛)、
昔、このつるから粘液をとって整髪料に使っ たそうです。


トベラ科トベラ。
海岸付近によく見られる常緑の広葉低木。
乾燥に強く、庭木や公園樹としてもよく使われます。
緑色の果実は熟すると3裂し、
中からねばりのある赤い種子が現れます。



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