行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

樹を見て公園を歩く

2015-10-27 20:00:50 | 花,植物
昔、庭師さんから木は幹の美しさを見るものと
聞いた覚えがあります。
10月22日の神代植物公園、
バラやダリアを見て撮ったあと、
公園内を樹木の幹を観察しながら歩いて見ました。


バクチノキ、
灰褐色の樹皮がはがれて
紅色の樹肌が見えています。
博奕に負け、身ぐるみを剥がされる例えからの名だそうです。


花や果実が印象的で
幹はあまり記憶のないヤマボウシですが
こんな幹をしています。
生長とともに樹皮がうろこ状に剥がれるのが特徴です。


よく見ると松葉が見られます。
滑らかな白い樹肌を持つ松、
ハクショウとも呼ばれる白松です。
中国北西部原産の松の木です。


トウカエデ(唐楓)、
名のとおり中国原産の楓、
写真では葉は青々としていますがやがて紅葉します。
樹皮は灰褐色、
生長すると短冊状に剥がれ落ちます。


シマサルスベリ、
サルスベリに比べ、
樹形がすっとしていて、
樹皮のはげた跡が白くなるのが特徴、
沖縄、中国、台湾に分布する落葉高木です。


そのサルスベリ、
シマサルスベリに比べ、
枝は曲がりくねって横に広がります。
両者をこうして比べてみると違いがわかります。


公園内の芝生広場、
これは樹ではありませんが、
大きなパンパスグラスがありました。
その周囲は小さな子供たちが安心して遊べる場所です。


コメント
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