行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ノダケとアシタバの花

2015-10-12 20:00:11 | 花,植物
10月初旬、
散歩道に数本のノダケが花をつけていました。
よく見ると、同じ株の中にも蕾、雄性期、雌性期と
異なる様子の花が存在しています。


セリ科シシウド属ノダケ、
関東地方以西の本州、四国、九州の山野に自生、
こんな姿の多年生草本です。


そのノダケの花、
正確には、濃い紫色の蕾と若干の開き始めた花です。


白く長い雄蕊が広がる雄性期の花、
白い雄蕊と紫の花弁のコントラストがきれいです。


花弁と雄蕊が落ち、
2本の柱頭が上向きに伸びた雌性期の花です。
自家受粉を避けるためでしょうか、
時間差を作り、それぞれの花が蕾、雄性期、雌性期をむかえるようです。


伊豆諸島などに自生し、
葉や茎が食用にされるアシタバ、
散歩道の道端などにときどき見られます。


アシタバもセリ科シシウド属、
ノダケとよく似た花が咲くようです。
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