丘陵の山道に見たことのない
珍しい色の花を見つけました。
花の形はハナウドに似ています。
調べてみてハナウドと同じセリ科シシウド属の
ノダケと知りました。
日当たりのよい林床や林縁に見られる
日本在来の山野の植物ですが、
存在は少なくなっているようです。
この草おもしろいことに
茎の上部にある葉柄の基部が膨らみ、袋状になっています。
まるで葉の蕾のようです。
茎の下部にある葉の形も面白く、
3出羽状複葉の鋸歯、翼があります。
道端に葉も花のつき方もノダケによく似た草を見つけました。
ノダケと同じ、セリ科シシウド属、
茎や葉が食用としても利用される明日葉(アシタバ)です。
この写真の左下、
そのアシタバの葉柄の袋を家として
アゲハの幼虫らしきものがいます。
この模様、キアゲハの5齢幼虫のようです。
そういえばキアゲハはセリ科植物が食草です。
芋虫はあまり好きではありませんが
きれいな模様です。