行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

秋の草花です。

2014-09-22 20:00:43 | 花,植物
昨年に比べると残暑もなく
秋が駆け足でやってきたようです。
散歩中に見つけたそんな秋の植物たちを写して見ました。


城山公園の山道を歩いてみると、
草原にヤマホトトギスがあちらこちらに花開いていました。


ユリ科ホトトギス属、
山野の林の下など、
やや薄暗い場所を好むヤマホトトギスですが
その薄暗い林間にも日が差し込む瞬間があります。


花びらの斑点がホトトギスの名の由来ですが、
その斑点模様、花によってそれぞれ違うのが
この花のおもしろいところです。


庭から道路にはみ出して垂れ下がるハギの花、
ミヤギノハギと思われます。
7月ごろから花は見られますが
やはり萩は秋の七草の一つ、
秋になり花に勢いが増しています。


夏、山野に茎を伸ばし、
9月になると紫色の小さな花を咲かせるカリガネソウ(雁金草)です。
花の姿が飛ぶ雁の頭部に似ているとしてつけられた名ですが
別名の帆掛草(ほかけそう)の方がぴったりとくる名です。
シソ科の多年草。


道沿いの草原にはイタドリが花をびっしりとつけていました。
いろんな場所に芽を出し、大草となるイタドリですが
夏に刈りとられてしまうことが多く、
花の咲くまで無事でいるものは少ないかもしれません。


そのイタドリに紅色の花があります。
明月草と秋の風情を感ずる別名を持ち、
個体数は普通のものに比べるとかなり少ない花です。
その明月草、草の緑の中に紅色がひときわきれいでした。


草花ではありませんが
林間ではゴンズイの果実がすっかり紅くなっていました。
花の姿はほとんど知られていませんが
秋になると紅くなる果実が美しい木本、ゴンズイです。


そのゴンズイ、
よく見ると早くも紅い果実が割れ、
中から黒い種が顔を出していました。

コメント
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