行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ネキトンボ、リスアカネ

2014-09-13 20:00:48 | 昆虫
城山公園の林縁にある小さな池、
水たまりともいえるような池ですが
そこにトンボがよく集まります。
シオカラトンボやオオシオカラトンボのオスが常駐していますが
クロスジギンヤンマやヤブヤンマも来て産卵をしていた池です。


その池に水草の黄色の花が咲いていました。
今年の春、池に入れられたと思われる
準絶滅危惧種に数えられるアサザです。
環境が適した見え、今はかなり広がり、
9月になり、再びきれいな花を咲かせています。
この水草のおかげでしょうか、
今年はこの池にたくさんのトンボが姿を見せてくれます。


その池の横を通ると、
アカトンボが2匹で産卵にきていました。
後でわかったことですがネキトンボのカップルでした。
翅の付け根が橙色であるので根黄蜻蛉(ネキトンボ)、
個体数は多くなく、私には初見、初撮りのアカトンボでした。
この後すぐにそろって林の中に消えてしまい、
残念ながら、写真はこの一枚だけです。


リスアカネ♂です。
8月の中ごろからこの池の周囲の薄暗い木陰に
縄張りをつくりとまっている姿がよく見られました。


この写真ではわかりづらいのですが、
翅の先端の褐色の斑紋が特徴の中型のアカトンボです。
成熟した雄は腹部が赤色に胸部は濃い褐色です。


薄暗い木陰にリスアカネのカップルが
ふらふらと飛んでいました。
産卵中のようです。
トンボにもいろいろ産卵の姿があり、
このトンボ、水の中ではなく、水のない池畔の土や枯れ草の上に
空中から卵を産み落とすのだそうです。
しかし、暗い場所で草の中、
残念ながらピントがあっていません。


リスアカネ♀、どこにいるのか普段はなかなか見ません。
産卵直後、雄から離れたメスがやっと撮れました。

コメント
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