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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

多摩丘陵、植田の風景

2014-07-04 20:00:29 | 風景
多摩丘陵の東端に位置する稲城、
まだ水田がところどころに残っています。
このあたりの田植えはかなり遅く、
6月の中下旬に行われます。
6月29日、散歩がてらそんな植田の風景を写してみました。
植田とは田植えを終えたばかりの田んぼ、
少し時期が経ち、稲が青々としてくると青田と呼びます。


多摩丘陵の傾斜地に造られた水田、
狭い面積ですが小さい田が複数、棚田になっています。


田植えを終えた後は畔などの草取りの作業です。
しかし草取りも電動器、
昔に比べれば楽になったと思われます。


田植え直後の水田、
土壁で固められた畦道には
田の中の餌を目当てに、
さっそくカルガモが2羽おとずれていました。


中に入って幼苗を傷めてしまうことを
懸念しているのでしょうか、
じっと畔で田を眺めています。


畦道にはヤブカンゾウが茎を伸ばし、
早いものは花が開いています。
この辺り、7月の声を聞くと
キスゲの仲間であるヤブカンゾウがたくさん見られます。


夏が近くなり、トンボの発生も多くなっているようです。
シオカラトンボが水田畔のヤブカンゾウの蕾にとまりました。


全身真っ赤なトンボ、
ショウジョウトンボ♂もシオカラトンボを追い払うように
ヤブカンゾウの蕾にやってきました。
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