行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

香りの白い花(クチナシ、テイカカズラ、ナツツバキ)

2014-07-11 20:00:07 | 花,植物
6月の中下旬、梅雨空に咲いていた香りのある白い花、
梔子(クチナシ)、定家蔓(テイカカズラ)
そして夏椿(ナツツバキ)を集めて見ました。


一重咲きのクチナシの花、
6月、道を歩くと強い芳香が漂ってきます。
白い6弁花、蕊の形が特徴的です。


アカネ科クチナシ属の常緑低木、
もともとは森林などに自生していたそうですが
花の清楚さ、そのよい香りゆえ、
庭の低木として栽培されていることの多いクチナシです。


公園の林の中のクチナシ、
日蔭のせいか、品種なのか、
上のものに比べると弱々しく小さな花です。


八重咲きのクチナシ、
バラのようです。
花の白さは一重のものより際立っています。


しかし、咲きたては真っ白な花も
すぐに黄ばみ出て、汚く見えるのが残念です。

梔子の 咲いて短き 白さかな


これも芳香のある白い花、
テイカカズラです。
すぐに黄ばむところもクチナシによく似ています。


沙羅の花とも呼ばれる夏椿の花、
これも6月に白が際立つ花を咲かせます。
上2つに比べると香りはありませんが、
花の姿からはかなりよい香りがするように感じます。


一日花の白い花が次々と咲き、
花はまだ新しい姿のまま落下、地上に落花が咲きます。

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