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ハーグ国際戦争犯罪法廷、ロシアを戦争犯罪で裁けるか

2022-12-05 09:12:43 | 日記
ロシアはウクライナで多くの戦争犯罪を犯している。ロシアの前身、ソビエトは第2次世界大戦で日本とドイツの政治家トップなどを戦争犯罪で裁いてきた。ロシアは自国が戦争犯罪に関わったことに対して一体どのような裁きを受けるのか。まさか沢山の証拠が残っているのに「戦争犯罪はなかった」と主張しようというのか。もしも、ハーグ国際戦争裁判法廷でロシアを戦争犯罪で裁くことが出来なかったら、この組織は解体すべきだろう。何故なら、大国に対して裁けない法廷は、その存在意義がなくなるからだ。戦争犯罪の定義は規定されたとおりであり、その定義を歪曲してまでロシアが無罪を主張したら世界がどのように判定するだろうか。


問題は戦争犯罪に対する中国の取り組みである。中国共産党がロシアの戦争犯罪を認めないということもあり得る。ロシアの戦争犯罪を認めてしまったら、中国が台湾で行おうとしている行為に何らかの影響があるからだ。となると、中国はロシアの裁きが決定する前に台湾を侵略することになるかもしれない。中国が台湾を侵略することは時間の問題と見られるが、それが何時になるのかは分からない。ロシアはハーグ国際戦争犯罪法廷が開かれる前に何らかの手を打つかもしれない。一つは、現在の軍部の首脳陣を全て入れ替え、新しい首脳陣にしてしまうことだ。


もう一つは、ロシアのトップに君臨するプーチン大統領をその座から引き下ろし別の政権にしてしまうことだ。そして、何らかの形でその姿をなくしてしまうということだ。そのような形にしてロシアという国自身の戦争犯罪を認めさせない、ということ。プーチン大統領とその下に至る軍部に戦争犯罪を押し付け、ロシアという国は何もしなかった、ということにする。ロシアは、今回のウクライナ侵略を歴史からなくしてしまおうという策に出るかもしれない。これぞ中国がやっている何時もの手である。万が一、ハーグ国際戦争犯罪の法廷が開かれたとしてもロシアは、前の政権トップが独自に行ったことであり国としては関与していなかったとして否定するかもしれない。


戦争犯罪という厳しい裁きをプーチンや軍部の個人に押し付けるという策を考えているかもしれないのだ。戦争犯罪で裁かれるのはあくまでも個人であり、国家ではないということ。共産主義国家で戦争犯罪がどのような形で裁かれるのか見ものだ。若しかすると、様々な手を使って指導者プーチン大統領は戦争犯罪を免れるかもしれない。すべての責任を部下や軍部に押し付ける、という方法だ。まさか誰も戦争犯罪の責任を取らない、ということにはならないだろうけど。

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