一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

中国は狐か狸

2010-11-26 10:36:33 | 日記
北朝鮮が韓国の島に集中砲火を浴びせた。中国はこのことに関して、全く非難しなかった。若し、之が韓国が北朝鮮に行なっていれば、それこそ気が狂ったように非難していたであろう。この様子を、小生は中国は狐か狸だと感じた。
狐や狸は人を化かすという。この国は人を化かすのではなく北朝鮮以外の他国を化かすのである。国際常識から全く外れた行動を取る北朝鮮に対して、中国は何もしないし、何もいわない。自分の身内だからいわないのか、いえないのか。まるで暴力団のような北朝鮮をここまで庇うのは魂胆があるのに違いない。
もっとも、中国自身、国際常識があるかといえばそのように思えないことが沢山ある。自国の漁船が他国の船に自分から衝突させても、自分から衝突したとは絶対にいわない。そのようなお国柄であれば北朝鮮と余り変る所がない。国内を見ても人権蹂躙や報道の自由を制限している国なのだから外国にはいえないのではないか。
経済がいいから、といっているがそれは今だけのこと。将来永劫に続くわけではあるまい。何時かは綻びが出てきて、それが大爆発を起さないとも限らない。狐か狸のように装っていても、いつかは狼の顔が出てくるはず。いや、もう出始めている。牙が見えていることは領海問題を見れば良くわかる。
そのうち、この牙が大きくはみ出して、周りにあるものを咥えるに違いない。周りのことや国際常識などかまってはいられなくなる。それを押える国が出ないと世界の平和が何時かは乱れて、戦争になってしまう。そんな恐れがないとはいえない状況である。状況を甘く見ているととんでもないことがいつかは起きてしまうのである。
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少年の死刑判決、何故騒ぐ

2010-11-26 06:11:22 | 日記
マスコミは異常なように騒ぎ立てているが、何故騒ぐのか。3人を死傷させた罪に対してである。罪の重さを犯行毎に何故木がつかなかったのか。自分の欲望を満たすために行なわれた殺傷沙汰に対しての償いは、死刑と云う罪を以ても償いきれないはず。死刑廃止論者は、もっと議論をして欲しかった、といっている。議論をしても失われた命は戻ってこない。裁判員に何を期待しているのだろうか。
裁判員制度で、少年に対する死刑判決がなされることは予想されていた。裁判員が死刑判決を回避する何かがあれば必ず回避していたはずである。それが出来ないほど今回の犯罪が極めて悪質だったということなのである。悪質な犯罪に対しては、刑法で決められた罪の最高刑を課してもおかしくはない。問題は、最近の犯罪が巧妙になされ、明らかに殺人を犯しておきながら、その罪を否定することである。勿論、否認は被告人の権利でもあるので、これを否定することは出来ないが、「殺す意思はなかった」と云う言葉を平然とするのを見ると、これは弁護士の入れ知恵であると考えてしまう。
警察で長所を取る段階では自白しても、証拠をきちんとそろえておかないととんでもないことが起きてしまう。最近は警察も失態が目に余るほど多く起きている。証拠をしっかりと押えることは基本的なことである。これが疎かにされると、犯人を取り逃がしてしまうことになる。
少年犯罪も凶悪なものが多く見られるようになった。何の影響なのか。テレビやゲームなどで、人を殺めることが平然と行なわれていることに慣れてしまっているのではないか。これもアメリカからのお土産であろうか。良い事も悪い事もすべて外国から持ち込まれたものである。生活が西欧化されるのもよしあしである。
犯罪の凶悪化は少年犯罪に限らない。凶悪事件が毎日、新聞やテレビで報道さえている。生活に余裕がなくなったせいなのか、それとも人間の神経が麻痺してしまったからなのか。凶悪犯罪は々起きるのは、社会が腐敗しているからではないだろうか。将来に望みを託せなくなって、凶悪犯罪に走ってしまう。そんな単純なことではないと思いたいのだが。
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無期懲役刑が形骸化

2010-11-25 14:30:04 | 日記
日本語は奥が深い。無期懲役を宣告された受刑者が、有期刑の様に仮保釈されることが普通となっている。それが長いか短いかは問題ではない。そもそも「無期」というのは「期限がない」→「何時保釈されてもいい」と解釈する人がいるという。刑法で定めている「無期懲役」は、死刑に次ぐ重さの刑である。その解釈が自分勝手に解釈されたのではたまったものではない。
無期懲役は、本来、有期刑の最長よりも長い、期限をつけない刑なのである。基本的には、生存している間は刑務所で過ごさなければならない。しかし、現実は30年に達すると、仮保釈が認められるケースがあるという。生きて娑婆に出られるということは、本来の趣旨と違っているのではないか。重罪を犯したことに対する刑なのである。充分反省したから仮保釈をするというのは、何か合点がいかない。
無期懲役と死刑の間にもう一つ刑の種類を作るべきではないだろうか。刑務所からは生きている限りでることはない、と云う刑である。犯罪被害者から見ると、現在の無期懲役と云う制度は納得できないといわれている。教育刑と云う言葉がある。これは、無期懲役ではなく有期刑の場合に当てはまるものである。
刑法改正には様々な垣根があって簡単には行われない。今までにも多くの問題点が協議されているが、この無期懲役にも協議された事があるという。問題があることについては認識されているが、それではどのような刑にするのか、ということになると無期懲役との絡みもあって簡単には行かない。
法律の改正は、民法でも色々な問題点が出ている。刑法も民法も成立してから100年以上経っている。現代にマッチしたものにするには、どうしても長い期間が必要になる。法律の中でも基本法に当たるので、充分に協議をしなければならない。
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甘すぎる退職金課税

2010-11-25 06:22:00 | 日記
今税法で定められている退職金に対する課税は、公務員や天下り団体に支給されるケースを考えると極めて甘い規定である。今の若者たちの働き方や、一般企業の考え方は、退職金など殆んど期待できないほど少なくなっているか無しに等しい状況である。
退職金は給料の一部である、と云う考え方は従来からあった。後から貰う給料と云うことであるが、現在では、今貰っている給料に退職金相当額を組み込んだ形になっているのである。欧米では、退職一時金制度は殆んどない。現在働いている給料とプレミアムとしてもらう報奨金(管理職及び役員のケース)である。
日本の慣例として、明治時代に出来た退職金制度は、現在の雇用形態にはそぐわない面が多く出てきた。一つの企業に長期間勤めるという考え方が崩れてきたからである。官僚だけが甘い汁を吸って、優遇税制の適用を受ける時代は終った。民間の厳しい雇用情勢や賃金体系を考えると、退職金の税制は抜本的な改正をして当然のことである。
非正規雇用者には退職金どころではない。年次休暇さえまともに取れない状況である。日本の雇用をここまで陥れたのは何なのか。経費節減が雇用調整と云う形で出来るようにしたのは一体誰なのか。これから20年後を考えると、日本は今40~50歳代の人を支えるだけの財政的な費用は出てこない。何故なら、非正規雇用者が多すぎて正規雇用者が少なくなっているからだ。このような雇用形態を長期間続けることのマイナス面は、今の非正規雇用を無くさなければ解決できない。
退職金どころではない事態になっている、と云うことを政府は理解しているのだろうか。この異常な状態を早く解決しないと、日本は沈没してしまう。年金制度や雇用制度、医療制度などすべての社会保障制度を円滑に運営していくには、今の若者の非雇用者を早く正規雇用者にするように対策を立てることである。
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羊の衣をかぶる北朝鮮

2010-11-24 06:16:51 | 日記
東アジアの火薬庫に火を放ったのは誰か。この国は、軽水炉下b視力発電所と云う羊の河をかぶっているが、実は中身は核兵器である。別に中身を点検しなくても誰でもわかってしまうところに、この国の不思議なところがある。
こんな国が、核兵器を持ったらどうなるのか。隣国、中国は知っているはずだが、この国に食糧や燃料を補給しないと自国に大変な被害が及ぶ、と云うことがあり得るので仕方がないと思って行動している。北の隣国、ロシアは余り拘りたくないので、できるだけ遠くにいるように装っているが、果たしてどうだろうか。
北朝鮮が火薬庫に火をつけても、韓国がそれに答えなければ、まるで独り芝居になってしまう。しかし、程度を越すと大変な事態になることをどの程度計算しているか、である。計算ずくで動いている北朝鮮は、計算間違いが起きるとひとたまりもなく崩壊に繋がる。
完全に統制された国、と云う概念は隣国、中国と同じである。違うのは、経済を資本主義化したことである。社会主義経済を棄てた結果、今の中国が出来上がった。北朝鮮も、中国と同じことができれば、もう少しましな国になっているのだが、今の指導者では難しい。
朝鮮半島の騒動が日本に与える影響はあるのだろうか。本格戦争になれば、ただではすまないのは当然である。不安定な状態が60年も続いている今は、北朝鮮をこのまま存続させるかどうかと云う問題になる。崩壊すると中国には大変な被害が生じることは解っているが、一時的な損害を乗り越えて、将来それよりも良くなればいいのではないか。この国の存在が世界を揺るがすことにならなければいいのだが。核兵器を四方八方に向けて発射することも考慮しなければならないだろう。誰がその鍵を握っているのか。
イラン、イラク、パキスタン、アフガニスタンなどと同じような状態にならなければいいのだが、北朝鮮の出方次第では東アジアもどのようになるか解らない。小さい国だからと大国が高をくくっていると火傷くらいでは済まなくなる。中国、ロシア、アメリカがどのように采配するかであろう。
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