一言、云いたいね

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中国の世界制覇、100年の計は2049年

2015-11-17 05:54:53 | 日記

『「過去100年に及ぶ屈辱に復讐すべく、中国共産党革命100周年にあたる2049年までに、世界の経済・軍事・政治のリーダーの地位をアメリカから奪取する」というものだ。この計画は「100年マラソン」と呼ばれるようになった。』(ダイヤモンド・オンライン 北野幸伯氏から引用)という記事を見て納得した。小生は前にも書いたと思うが、中国の世界制覇は着々と進んでいる、という事だ。

今の習近平が世界を飛び回り、数々の先進国へ金をばら撒きご機嫌を取っている。単にご機嫌取りではないことは明白だ。中国は既に高い経済成長を成し遂げ、大国の階段の半ばまで到達した。自身が大国と言っているが、中身は大国ではない。特に、国内の貧民層がまだ相当多く残っている。これらを完全に解決しなければ、先進国として到達したとは言えない。

科学技術においては特に先進国並みになるにはまだ20年くらいは必要ではないか。今まで中国国内で使っている科学技術の殆どは先進国からの模倣に過ぎない。中国が独自に開発したものは殆どないといっていい。その中でも基礎研究においては遅れている。宇宙に人間を飛ばした技術の殆どがロシアからの技術である。軍事技術においても殆どがロシアからのものである。未だに自動車のエンジンを自国で開発できない現状は、技術開発を心から行おうとする力がないことの証明だ。

旅客機の自国製造を行おうとしているが、最も基本となるエンジンは外国から買わなければならない。その他、化学産業においても外国からの模倣でしか出来ない現状がある。全ての工業において、中国で新たに開発した技術が殆ど存在しない。ここまで進んできた科学技術は、すべて海外からの借り物だ。何故自国で新しいものが出来ないのか。

中国共産党革命100周年の2049年に世界制覇を成し遂げる、という夢が実現するには、まだまだ越えなければならない山が多く残る。13億人の人口があるにも拘らず、海外からの借り物で成り立っている中国は果たして頭の切り替えが出来るのだろうか。2049年まであと34年ある。その間に、海外からの借り物でない中国の技術が世界を蔓延するにはどうすればいいのだろう。中国が世界を変えるほどの技術を開発すれば可能なのだが。何となく無理のような気がしてならない。

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