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中国、初の航空母艦を尖閣諸島周辺に配備

2012-09-27 05:37:16 | 日記

中国初の航空母艦が完成した。この航空母艦、ロシアの航空母艦を基本に設計されたらしい。勿論、技術的なこともロシアから借りてきたものだろう。航空母艦と云えば、当然戦闘機を搭載し、そこから離発艦しなければならない。中国空軍は航空母艦での実戦訓練をしているのだろうか。マスコミでは殆ど報道されていない。

テレビなどでは、アメリカ軍などの航空母艦での実際の離発艦の訓練を報道している。滑走路は300メートル、そして甲板は上下左右に動いている。そこから離艦するのである。あの短い距離で、急発進して離艦ごすぐに上昇を行う。この技術、簡単そうで極めて難しい。海上すれすれに急上昇する技術は並大抵ではない。一定の速度に達していなければ、離艦後に海上に墜落してしまう。陸上と違って、海上は風が吹いている。そんな技術を中国空軍の兵士はもっといるのだろうか。

また、着艦がこれまた難しい。300メートルの滑走路に時速200キロ以上のスピードで着艦するのだから、当然、ワイアロープに引っ掛けてストップさせなければならない。アメリカ軍の訓練風景を見ると、ワイアロープに簡単に引っかけることができない。猛スピードで飛んでいる戦闘機が、あの小さな甲板に下りるという神業をやるには、相当の訓練が必要である。果たして中国軍は、陸上での実戦訓練で習得した技術を、海上で実際の航空母艦で離発艦ができるのだろうか。

中国は、海上に航空母艦を置けば、制空権と制海権を確保した、と考えるだろう。確かに脅威になるかもしれないが、軍事力を見せ付けて恐怖に陥れる中国のやり方は、それこそ茶番劇である。他国の領土を軍事力で脅し取ろうという魂胆は、強盗そのものである。国連の常任理事国は、何をやっても許されるというのか。このような国連だったら、国連はなくてもいい。弊害である。

中国は世界中に中国の立場を宣伝している。その中には、日本が尖閣諸島を盗んだ、と記載しているという。こういうことをやる中国に、日本が何故低姿勢でいるのだろうか。普通の態度であって、なぜいけないのか。中国にここまで罵倒され、バカにされ、それでも黙っていなければならない理屈はない。声を出さないことが正しいとは限らないのである。

中国が脅迫をするために航空母艦を尖閣諸島近辺に配備したことは明らかである。こんなことに、日本人がおろおろしていては世界から笑いものにされる。もっと強い声を発しなければならないはずだ。今の政府では、それを望むのは難しいかもしれない。強盗団のような中国に、静かにものを言っているだけでは何も解決はしない。航空母艦で日本人が怯むと思っているのだろうか。中国のブリキのおもちゃに怯むことはない。

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