一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

将来、認知症にならないためにどうしたらいいのか

2013-09-26 05:11:14 | 日記

認知症には誰でもなりたいと思って成るわけではない。DNAの何処かにその因子が含まれているのかもしれないが、それは今の医学では完全に解明できていない。なりたくなくてもなってしまう認知症、どうしたら防ぐことが出来るのか。厚生労働省が「65歳以上の介護保険利用者、8割が認知症」という数値を発表した。年齢を重ねれば誰でも認知症になる要素(あるいは可能性)を持っている。しかし、高齢者でも認知症にならない人もいるし、低年齢でも認知症になってしまう人もいる。ノーベル賞受賞者でも、大統領になった人でも認知症になっているのである。

認知症に予防策はあるのだろうか。医者は、よく食生活のことを言っているが、小生は殆ど関係ないのではないかと思う。それよりも、50年前のことを考えてみると、認知症という一種の病気(本来は病気ではないと思うのだが)は、もっと外のことが原因でなっているのではないか。薬、食べ物、環境、など昔と大いに変わってきていることが気になる。昔は、どちらかと言えば認知症になる前に命が絶えてしまった。今では、長生きをするという事によって認知症という症状が浮かび上がってきた。

認知症にならないための秘策は何か。もし、本当に見つかればノーベル賞ものになるのではないだろうか。認知症にならないで、大きな病気にならないで、体が適当に動いて、長生きが出来れば本当に幸せだと思うのだが、そんな都合よくはならないのが人生なのだ。人間の体、一つや二つは何らかの病気を持っている。それをうまく乗り越えて、病気とうまく共存して生きていけることができれば長生きできそうな気がするのだが。外出すれば交通事故の危険もあり、家の中にいても自動車や飛行機が空から飛んでくることもあるので、何もないとは言えない。

適当な運動をすることで認知症を防げればいいのだが、それで認知症が防げるという話は聞いたことがない。ストレスを適当に持って、食事と運動を適度にして、頭を適当に使って、外界の雑音を適当に聞いていれば、長生きできそうな気がするのだが。そんなに世の中は甘くはない。認知症にならなくても、癌や心筋梗塞、脳梗塞という病気がある。小生の友人の一人が4月に癌で亡くなった。夏目漱石の「坊っちゃん」ではないが、適当に生きていくのは意外と難しいのである。特に、ストレスが強いと体に良くないが、ストレスが全くない人生は人間の精神をダメにしてしまうだろう。適度のストレスというが、どのくらいが適度なのか、人によって大いに異なる。

認知症になった人の過去の生活習慣がどのようであったのかは、厚生労働省でもデータはないようだ。結果だけしか解らない認知症のデータからは認知症の予防を予測することは難しい。若年性認知症は別として、高齢者の認知症は、本人の責任ではないはずだ。認知症になる原因を医学的に早く解明してほしい。そして、早期に認知症だと解った段階で、何か医学的に進行を止める手立て、予防的な処置が出来る方法を探してほしい。それが出来るようになれば、高齢になってももっと幸せに生きていけるのではないか。勿論薬で治せればいいのだが、それは余り期待できない。

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