一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

強盗殺人罪は基本的に死刑とすべし

2011-06-22 14:22:50 | 日記
千葉県で起きた女子大生強盗殺人罪で起訴された裁判員裁判で、検察側は死刑を求刑した。死亡者が一人だからといって死刑を求刑しない理由がなければ当然のことである。アメリカ流に云えば、第一級殺人罪であり、この国では死刑と決まっているのである。日本は被告人に対して極めて甘いというほかない。被害者家族にしてみれば、何も落ち度がないのに不憫な死に方をしてショックを受けているのである。
確かに冤罪と云うことが出てくるが、今後は取調をすべて録画するということが考えられるので、球形に対しても厳しくすべきものは厳しくするという姿勢が必要である。今までは取調べが闇の中で行われていて、その真相は誰にも解らないという事であった。今後はそのようなことがないはずであり、冤罪が生まれないように法曹界が全力を挙げて努力すべきである。
今回の裁判では、強盗殺人か強盗致死かと云う争点があるが、検察側の調べでは強盗殺人だということを立証したのではないかと考えられる。とにかく殺した後、放火をして証拠隠滅を図るという悪質な犯罪なのだから厳罰は当然ではないか。殺すつもりがないのに何故放火したのか、と云うことも争点になっているはずである。
日本の裁判で極めて不思議なことは、一人殺せば無期懲役、二人以上殺さないと死刑にしない、などと云うふざけた慣例を作ってしまったことだ。裁判官は自分の家族が殺されたわけではないから軽い気持ちがあるのではないか。殺人罪は殺された人の数の問題ではない。日本の裁判官が如何に程度が低いかが解ってしまう。大体、刑法の基本を理解していないから、このような慣例を作ってしまうのである。刑法の基本理念を根本から勉強しなおさないと駄目である。各条文には基本理念が必ずある。ただ刑罰の種類と罪刑が書いてあるだけではないのである。六法全書を丸呑みしているだけでは裁判官は務まらない。勉強不足も甚だしいところだ。
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