一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

民主党政権時代の超デフレ社会を忘れたか

2017-04-07 05:30:40 | 日記

『アベノミクス景気、戦後3位の52カ月 実感乏しい回復』という記事を見て、僅か6年前の出来事を忘れてしまったのだろうか、と思った。今を批判することは簡単だが、あの超デフレを脱却しただけでも有難いと思わなければならないはずだ。今の経済は確かに若干停滞していることは確かだが、少しづつ動いていることも確かだ。経済の回復が急上昇することなど今の状況からは難しい。

日本経済を引き上げてきたのは、勿論日本だけの力だけではできないことだ。隣の大国、中国の経済の発展が大きく変化した影響が大きいのではないか。ヨーロッパはドイツが陰りを見せている状況ではユーロ全体は大きく発展などするはずがない。大きく動くとすれば新しい大統領になったトランプ氏がアメリカをどのように引っ張っていくかではないか。雇用創出に力を入れているトランプ大統領は、企業を上向きにさせるために一所懸命投資を呼びかけている。

アメリカへの投資を世界から集めようとしているが、問題はアメリカ人の賃金の高さではないか。東南アジアなどと比較するとアメリカ人の給料は極めて高い。幾ら新しい雇用を造ろうとしても、そこには限界がある。良いものを安く作って消費者に届けるという基本的なことが果たして可能だろうか。アメリカで造られた自動車を何処の国が買うようになるか、である。トランプ大統領は中国、日本、ドイツなどを貿易障壁がある、と云っているが、果たしてそうだろうか。

自動車産業は嘗てはアメリカの花形産業であった。何故ここまで落ち込んでしまったのか、トランプ大統領は理解していないように見える。その他の食料品にしても同じだ。海外で物を買ってくれる、というためには何が必要か。物造りは作っただけでは何にもならない。買う人の立場に立ったものを提供することが最も重要なのである。アメリカ製の大型自動車を使える国は殆どない。

燃費が悪くて環境に適さない車は何処の国も買わない。日本やドイツの車が何故売れるのか。アメリカが、良いものを安く作って輸出をすれば何処の国でも買うことになる。日本がデフレを脱却してこれから伸びつためにはどうすればいいのか。日本は海外へ
ものを売らなければやって行けない。今の経済をより豊かにすることは野党には出来ないだろう。経済政策を持っていないからだ。

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