一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

北朝鮮は核は捨てないだろうね

2018-04-27 05:10:59 | 日記

今、北朝鮮は核開発と長距離弾道ミサイル即ちICBMの放棄をする、と宣言した。ここで問題なのは、「核兵器の放棄」とは全く云っていない。核兵器は飽く迄も保持し続けるという事だ。既に核開発は終わり、核兵器を所持している段階なのだ。また、ICBMを放棄をする、と宣言したが、中距離ミサイル即ち「IRBM及び短距離ミサイルは放棄する」とは一言も言っていない。

このように北朝鮮は肝心なことは伏せて、如何にも全てを放棄するようなパフォーマンスをしているのだ。北朝鮮が考えている根本は、核兵器は飽く迄も保持することが必要だ、という事になる。自国を守るためだけに所持する、というが、一体何処の国が信用するだろうか。今までウソにウソを重ねてきた経緯を見ると、どんな立派なことを宣言しても何処の国も信用しない。

北朝鮮が現在も外貨を稼ぐために、偽造紙幣の製造や、核関連物資や化学兵器の密輸、など国際法を守ったことなど一度もなかった。この国の遣っていること全てが国際法に抵触しているように見える。そもそも法律を順守するという機能がこの国には備わっていない。恐らく国内でも法律を守ることなど夢にも思えないのではないか。自国を守るためなら何でもやっていい、という思想で固まっている。

この考え方には中国が加担している。中国も国際法を守らないという点では北朝鮮とそっくりである。北朝鮮は何年にも渡って核開発をし、成功させたものを今ここで放棄をする、という事は全く考えられない。金正恩の顔を見ても核放棄などするように全く見えない。要は核実験をやらない、ICBMは飛ばさない、というだけで、所持しているものを廃棄しない、とは一言も言っていない。

まあ、そうだろうね。全てを放棄するなんてとても考えられない。攻めてきたら防禦する、とはっきり言っている。それも核を使って放棄すると。一体どういう事なのか。自衛のためだけなら核兵器はいらないはずだが、金正恩の考え方は少し異なる。「攻撃を受けたら」というが何故攻撃を受けるか、である。そもそも、現在の北朝鮮を見ると、散々他国に対して恐喝行為をしているではないか。そういう事をしてきた過去を考えると、北朝鮮が主張していることは全く信用できない、という事だ。

信じるか、信じないか、は北朝鮮の過去が物語っている。年がら年中、犯罪を犯している人が急に「私は悪い事をしません」と言っても
誰も信用しないだろ。北朝鮮は、それと全く同じなのだよ。今更戯言を並べてももう遅い。

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