そういえば、嘗て米ソが第2次世界大戦後の冷戦時に同じようなことが起きていた。そして、何時しかこの2つの国は宇宙開発を別々にやっていてはお金が掛り過ぎるので宇宙ステーションを共同で運用するようになった。そして、今またアメリカと中国が嘗ての米ソと同じように競い合って競争することになった。この戦い、果たして両国にどのようなことが起きるのだろうか。
米中の宇宙での攻防、日本の安保に火種が降ってきそうだ。日本はアメリカと同盟国の関係にある。しかし、中国はロシアと同盟国の関係がある。この3角関係は宇宙開発にどのように影響してくるのか。中国は宇宙開発に関してはロシアから殆ど情報を得ていないと見ていい。中国は独自開発で宇宙空間にロケットを飛ばしたとされているが、そんなことはない。中国は密かにロシアで持っている様々な技術を盗み取っているはずだ。そうでなければ、中国が宇宙へ人間を飛ばせることは出来なかったはず。
問題は中国の技術力。日本とアメリカは、宇宙開発ではお互いに異なった分野で行っている。アメリカは膨大な予算と過去の多くの実績を持っており、日本とはけた違いの開発力がある。中国は宇宙開発を軍事面で優位に持っていこうと開発を進めている。宇宙開発の科学技術を軍事面において最優先にしている中国は人類の平和と言う考え方は全く見えていない。同じ宇宙開発でも中国は何故軍事面を最優先に行っているのだろうか。
日本は少なくとも軍事的な要素での開発を行っていない。中国とは一線を画している。日本は中国が宇宙でどのようなことをしようとも感知していない。中国は軍事衛星、偵察衛星を数多く打ち上げ、日本などが打ち上げている気象衛星、静止衛星などを妨害するのではないだろうか。宇宙空間で他国が打ち上げた衛星を破壊するという行為が中国で公然と行われるようになると、宇宙空間も戦場になる可能性が高い。地球上での戦争と違って、宇宙空間での戦場は目に見えないものだ。勝敗云々よりも宇宙空間の平和共存が保たれるかどうかである。中国が好戦的な形で宇宙を支配して行ったら、地球上よりももって悲惨になるだろう。中国が平和と言う言葉を知らない恐ろしさである。
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