一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

総理大臣の器

2024-06-30 07:27:17 | 日記
今、自民党では次の総裁を誰にしようか揉めている。現在は岸田総理が自民党の総裁だが、自民党内では岸田総理を次期総裁には選ばないという。岸田総理が優柔不断だからだ。国民は岸田総理のすべての行動力を見ている。党内を指導し、監督をしなければならないのに、どういうわけかしどろもどろになっているように見える。決断力に欠けているように見える。党内を纏めているように見えない。総理大臣なのに物事を決定できない。これでは国民の支持を得る事は難しいだろう。岸田総理は今や自民党内からは支持されないのは当然の成り行きである。


組織を纏めるのは難しい。それはどのような組織においても言えることだ。国ではなく企業においても同じこと。組織を纏めるのは力だけではない。行動力プラス人間の考え方である。魅力ある代表者は皆が協力し合ってでもついてゆく。今、自民党は揺れに揺れている。安倍さんがいなくなって自民党を引っ張っていく指導者が消えてしまった。今の岸田総理を見ていると率先してついて行こうという人は見当たらない。海外では岸田総理がどのように評価されているのか解らないが、少なくとも国内ではあまり評価されていないだろう。


それでは若しも政権交代があったら現在の野党連合から一体誰が総理大臣になるのだろうか。現在の情況から立憲民主党が主導権を握りそうだ。となると総理大臣は誰なのか。過去、民主党時代、総理大臣になった人は鳩山、菅、野田の三人だ。その他の人間から選ぶのは難しいかもしれない。或はその他の野党から誰が候補に挙がるのだろうか。総理の器になりそうな人間は見当たらない。まさか、共産党や社民党からは選ばれないだろう。そうなると野田元総理くらいなのか。総理大臣は日本の顔である。どのような人が選ばれるかによってその国の見方が変わってくる。


もしも野党連合が政権を取ったら最も問題になるのが日本の安全保障ではないだろうか。もしも、中国寄りになったとしたら、日本は西側諸国(アメリカ及びEUなどの民主主義国家)からは信用されなくなるのではないか。安全保障は経済に直結してくる。特に半導体や先端技術関係で日本は極めて不利な立場になってしまうだろう。自由主義国家からは尖端技術関係の情報が途絶える可能性もある。西欧諸国から完全にオミットされてしまう。日本が中国やロシアにより近付いてしまうと西欧諸国からはどんどん離れてしまう、ということになる。


野党連合が政権を握ったとしても、安全保障関係を従来通り進めることになれば、日本は西欧諸国との関係は従来通り保つことが可能なのではないか。野党連合は政権を取った時に果して安全保障をどのように取り扱うことになるのか見ものだ。アメリカの大統領もそうだが、日本の総理大臣も誰がなるかによって日本の将来が見えてくる。自民党がこれからも続けて政権を取るにしても一体誰が日本のかじ取りをするのかによって日本の将来が決まってくる。日本は東アジアの危ない国に隣接しているので政権の行方も重要になる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする