日本では殆ど聞かなくなった虫下し、韓国の子供たちは今でも飲んでいるという話を聞いた。理由は簡単である。キムチだ。衛生管理がしっかり整った場所で造られるならともかく、不衛生なところでキムチが造られていたらどうなるのか。日本でも昔は不衛生なこともあり虫下しを飲んでいた時代があった。矢張り衛生状態が悪かったことが大きな原因である。
韓国はキムチが良く食べられる。大人から子供まで主食に次いで食べられるのではないか。昔は味が強かったと聞いているが、最近は子供でも食べられる味になったのではないか。しかし、衛生状態はどうなのか。日本のような厳しい衛生管理がなされていればいいのだが、不衛生なところで造られていたら、その犠牲になるのは子供たちではないか。国がどれだけ衛生管理をするかで決まる問題だ。
韓国の事情は殆ど解らないが、衛生管理は基本的なものである。子供たちの虫下しが今でも飲み続けられている、という事実を見ると、衛生管理がしっかりとされているかは疑問である。一時、日本へ輸入されているキムチが問題になったことがある。特に輸出製品に問題を起こしたら致命的である。確か、キムチの韓国からの輸入量が激減した、という話を聞いた。不衛生状態で造られた食品では中国の餃子が有名になった。
食品は衛生管理がしっかりとしたところで造られるのが基本である。それが出来なくなったら日本への輸入は出来なくなるし、日本人も買わなくなる。しかし、キムチを買わなくなったくらいならいいが、虫下しはどうなのか。韓国はそれほど衛生状態が良くないのか。まあ、韓国の事だから、色々なことが考えられてもおかしくはない。日本とは相当異なっていることは確かなのだ。