朴正煕政府が売春女性を慰安婦と呼び管理していた、という史料が韓国で見つかった。現在の朴大統領の父親である。朴正煕政権は、戦後出来た韓国の政権の中では比較的安定した政権であった。この時期、韓国と北朝鮮は、朝鮮戦争休戦後間もない事でもあり、緊張していた時代であった。一方、アメリカ軍は、国連軍という形での駐在が韓国で行われていた。米軍基地は、韓国の多くの場所に設置され、軍人の駐在員数も相当数に上っていた。これらの軍人相手の女性を対象とした商売は、何処の国でも行われていたが、韓国もその例外ではなかったのだ。
米軍慰安婦の存在は、恐らく韓国では解っていたが、日本軍に対する慰安婦問題が大きく取り上げられている状況から、自国での慰安婦については取り上げたくなかったのだろう。しかし、韓国自身も国が主導している慰安婦が存在していたのである。自尊心の高い朝鮮人にとっては、国主導の慰安婦がいたという事を言い出せなかったのである。浅はかと言えば浅はかである。他国のことについては強い言葉で罵っていて、自国のことになると口を噤んでしまう。誠に勝手な民族であるといえる。
今回発見された韓国での飼料、一体韓国は世界に対してどのように言い訳をするつもりなのか。特に、アメリカに対しては、慰安婦像を作ってまで嘘の宣伝をしているのである。また、今の朴政権がヨーロッパ各国で日本の慰安婦について宣伝活動をしているが、自国の慰安婦についてはどのように説明するのか。要は、都合の悪いことは一切口に出さず、都合の良い事だけを並べ立てる、という事か。勝手な民族である。サッカーの試合でも朝鮮人の試合方法は暴力を主体にして戦っている。スポーツマンシップなど一欠片も見られない。
米軍慰安婦がいたとされる韓国、今後はこの問題がどのように韓国の報道機関が取り扱うかである。自国の問題はやりたくないだろうが、日本に対して行ってきたウソの報道とどのように整合性を取るのか。もっとも、この民族には、難しい整合性など解らないだろう。ウソの歴史を平気で造ってしまう民族なのだから。竹島などはその一番いい例である。韓国にとって欲しいものなら、歴史を書き換えても、ウソを並べ立てても自国のものにしてしまう。そんな民族なのだから、今回の韓国内で行われた韓国主導の慰安婦についても適当に歴史を書き換えてしまうだろう。過去の事例から、歴史を書き換えることに対して何の躊躇もしないで行えるのである。
韓国主導の米軍慰安婦、これは韓国国内のことだから、日本は口をはさむことはしないだろう。しかし、矢張り問題なのは日本に対する慰安婦問題である。旧日本軍が主導した、という資料が殆ど見当たらない状況の中で、ウソの情報だけを取り上げる韓国には呆れるばかりだ。慰安婦はいたかもしれないが、それは飽く迄もそのような商売人が主導で行ったことであり、軍主導ではなかったと考えるべきではないか。もし、軍主導という事なら、必ずそのような組織が存在していたはずだ。組織が存在していないのに、組織として行動するのは不可能に近い。戦時下にあった、朝鮮半島、中国大陸で、慰安婦とされる人がどのような組織で動いていたのか、それは史料がない限り断定はできない。少なくとも、韓国で見つかった韓国主導の慰安婦とは従来の旧日本群が行ったとされる慰安婦問題とは異なる。