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MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ツール・ド・フランス~最終ステージ

2010年07月26日 | サイクリング

3週間前にロッテルダムをスタートして、フランス国内、アルプス山脈、ピレネー山脈約3500KMを走り抜けて、長いなが~いツール・ド・フランスもようやくパリにゴールへ・・・・

最終ステージまでの終盤では、17ステージのトウールマレー峠ゴールの最も激しいマイヨジョーヌ争いの闘いを期待していたが、A・シェレクとコンタドールのアタック合戦が見られたものの、最後はコンタがシェレクに譲って同時ゴールで期待外れに終わり事実上のマイヨジョーヌは決定していた。

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18ステージは、平坦コースのステージ争いはあったが、この日はチーム争いが主体の静かなステーじだったようで、スプリンター決戦では、カヴェンデイッシュが抜けだしてのステージ優勝を獲得していた。

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19ステージの唯一の個人TT(タイムトライアル)では、A・シュレクが最後の挽回チャンスでどんな反撃があるのかと期待していたが、ここでも

もともとTTでは、コンタが実力では優位であるため見どころもなく、予想通りコンタドールとA・シュレクとのタイム差は、39秒に開いてマイヨジョーヌ争いは、コンタドールの2連勝が決定していた。

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ステージ優勝は、圧倒的なスプリント力で、カンチェラーラが他を寄せ付けない抜群の力で勝ち取っていた。

また、チーム優勝は、常に話題を振りまいていたランス・アームストロング率いるレイジオ・シャックが初優勝して、実力通りだったのだろうか?

パリ・ゴールの最終ステージは、お祭りステージと言われるように、「戦わないステージ」で、勝負しない掟があるようだ。スタートでは、仲良しのコンタドールとシェレクが、互いに健闘を讃え合っていた。

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この日の最大の話題は、レイジオ・シャックのスペシャルジャージである。

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ランス・アームストロングが世界にアピールするガン撲滅運動として、『ガンと闘う2800万人の為に走る・・・』と、登録されていない黒ジャージを着てレイジオ・シャックが、スタートしたが、UCI 審判から警告されて、正規のジャージへの着替えを命じられていた。

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さらに着替えたジャージにも、ゼッケンが付いていなくて、バイクを降り座り込んでゼッケンを付け直していたが、アームストロングはしらけた雰囲気で抵抗感を露にしており、解説によると、従わなければ失格になると警告されていたようだ。

この間には、先頭は止まって待っている状態で、ようやくジャージ&ゼッケン着用が終わり正式スタートが行われていた。

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このトラブルの話題は、世界中に報道されると思うが、画面で見る限りの様子では、王者ランス・アームストロングらしい?抵抗を見せていたようだ。

正式スタート後は、恒例の走りながらシャンペンを掲げてのお祝い乾杯でグラスを交わし、伝統の慣習のようだ。

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スタート時には、我が新城がコンタドールと肩を組みながら走る場面もあり、このシーンも永久保存シーン間違いないようだ。

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そんな経緯を踏みながら、パリ市内に入りエッフェル塔やパリ市民の大観衆に迎えられて凱旋門やルーブル博物館周囲を周回して、大観衆の歓呼に応えながら快調にプロトンが進み、パリは特別のお祭り展開されていた。

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昨春に、シャンゼリゼ通りを散策しながらゴール地点を確認してきたが、あのスポットは観衆で埋め尽くされていた。

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期待の我が新城選手のスプリントに期待したが、先頭集団の中で 16位と健闘して、大拍手をしたい。総合順位でも112位と大健闘だったようだ。

表彰式では、個人賞と共に、黒ジャージに着直したアームストロングのレイジオ・シャックチームが、表彰台に並び、『LIVE STRONG』と改めてガン撲滅を世界にアピールしていた。

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長かったツールも終わったが、今回もあやふやな掟なるものを、観てきて他のスポーツでは、考えられないものを見せつけられたが、「これが、ツールであり、ロードレース」なのだと言われると???である。

【添付写真はテレビ画面より】

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