パソコンとの付き合いはかれこれ、もう30年。
て、たったの30年なんですか。。。 いかにこの業界の進展が速いことか! ですね。
私の分野ではアップル社のマックを使うことが多かったので、プライベートでもマックを使ってきました。
最初はワープロ(ワードプロセッサー)というマシーンとPCは別物だったのです。なんかソニーのすっごい初期のPCを触った覚えがあります。
もうあれは大人のおもちゃ、でした。とてもじゃないですが、全く実用的ではなかったです。BASICとかを動かしたのかな。おもちゃとしては面白かった。
一方で、大学には大型計算機センターがあって、パンチカードとか使いました(古っ)。FORTRANでなんかのプログラムを組んで、なんて課題が出て、それをパンチカードで読ませて、動かしていました。
そのときすでに対話式、とかいうのもあって、別途端末を使う実習もありました。ログインすると、
「Hi, I'm here!」
だったかなんか、そういう回答がピッときて、(素早かった)「おお〜」とか思った記憶があります。
いやいやそれはともかく、マックでした。
マックユーザーにとって大きな事件といえば2005年。
それまでマックPCの心臓部、CPUはIBM社が製造していたアップル社専用のCPU、「パワーPC」などだったのですが、なんとインテル社の汎用CPUを採用すると発表したのでした。
CPUが変わる、ということはOSの基礎部分がごっそり変わることを意味します。
激震が走りました。
それまでのアップルユーザー(私も含む)が使ってきたファイルはどうなるの!?開けられなくなっちゃうの!?
ということで用意されていたのが『ロゼッタ』という翻訳システムでした。パワーPC上で動いてきたソフトをインテル社CPU上で動かすためのシステム。
だから「翻訳」を暗示する「ロゼッタ」だったんですね。
この時のOSはOS9だったのですが、確か2種類ありました。パワーPC上で普通に動くOS9とインテルCPU上でロゼッタを介して働くOS9。
なんだかな〜 なんて思いました。
そして、その後OS X(オーエス テン)が登場し、インテルっぽいマックへ変身したのでした。UNIXを使った経験があると馴染みのある感覚で、私はとても気に入っていたのです。安定性も高くなりましたし。
それまでのマックユーザーはマックのクラッシュによく出会ったのです。なんかやってると突然「爆弾マーク」が出てきて、終了。再起動。
それまでにやっていた仕事が全ておジャンに、、などという悲劇がよくあったのでした。
あはは〜 昔話です。 懐かしいな〜。
OS Xになって、すごく安定したマックを使って15年。すっかりインテルマックに慣れてきたのですが、一昨日、
「アップル社がマック ロゼッタの商標登録を申請している。」とかいうニュースが!
ロゼッタ?!
え? なんか聞き覚えがある! 何、何?
何とアップルが自社製CPUに回帰する、とのニュース。
実はiPhoneについてはずっと自社製プロセッサでやってきたアップル。iPhone, iPadで検証を重ねて、とうとうPCデスカ!
なんと、、、。(続く)