無知の知

ほたるぶくろの日記

北海道がんばれ

2020-02-29 18:59:05 | 日記
先日北海道出張がありました。ウイルス問題もあったものの、これはどうしても行わなくては、という会議でした。
空港も人が少なく、寂しい感じでした。
なんだかなーと思いつつ、


豚丼を美味しく頂いてきました。

その他どろぶたの煮込みハンバーグ、ソーセージなども購入。煮込みハンバーグはお弁当に入れましたが、おいしかったです〜

ソーセージはこれから頂きます!楽しみ。

例年2−3月は会議が多いのですが、この後、3月までの会議がざっくり中止、または延期になりました。
関西方面での会議も中止になって、新幹線予約が、取り消し手数料が、なんて思っていたら、昨日キャンセル料なしで取り消しできるようになっていて、有り難くキャンセルさせて頂きました。

経済的な打撃も半端ではないですね。あと10日ほど静かにして、少なくとも発症する方をゼロにしたいですね。

今、またウイルス関係の情報を探索中です。明日には記事にできればいいな、と思っています。

新型コロナウイルス感染症について2

2020-02-23 11:58:56 | 生命科学
最近何かと忙しく、出張が続きます。新幹線や飛行機も使うのですが、本当にどこもヒトが少ないのにびっくりします。


鴨川です。水が澄んで綺麗でした。

さて、昨日から少し本腰を入れて、ネット上で流れている「COVID-19」(新型コロナウイルス感染症の正式名称)関連情報をチェックしています。

と、いいますのも、職場で
1)SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)はHIVウイルスと関連している。
2)2度感染して2度目は酷くなる。
などの奇妙な話しが聞こえてきていたからです。

私が日常チェックしている範囲ではそのような情報は出てきていません。
確度の低い情報とは思いましたが、念のためその噂の出所や、どういう経緯でそう言われているのかなど、気になりましたので探ってみました。
以下に調べた結果と、私の意見を付します。

1)はほぼ誤報。SARS-CoV-2ウイルスの遺伝子情報をHIVウイルスの遺伝子情報と比較して、HIVの一部配列と似ている。また、HIVの治療薬が効果した。などのことから一気にSARS-CoV-2とHIVウイルスとの関連性を議論した粗雑な論考(論文とは言えない)が、オープンアクセスのジャーナル(査読無し=内容はチェックされていない)に掲載されたのが発端のようです。

特に遺伝子の類似性の部分の議論は荒っぽく、殆ど素人。遺伝情報を扱うなら、情報系の勉強だけではなく、医学生物学の勉強もちゃんとしろ!と言いたくなるもの。多くの批判を受け、既にこの論考は取り下げられており、著者は改めて書き直したものを投稿したいと言っているようです。

この辺りについてはNIHに勤務する、日本人学者、峰博士がBuzzFeed Newsのインタビューで解説してくれています。詳細を知りたい方はここを参照ください。

2)の情報ですが、The European Union Timesのニュースがソースのようです。中国人医師の談話ですね。台湾タイムズにも出ているようです。

さて、2度めの感染か、感染が密かに持続していたのが再度顕在化したのか、の判断は難しいところかと思います。

1度ウイルス検査が陰性になって、その後また発症して死に至る、というケースがあった、ということのようで、とくに心不全でと書かれていますが、これ以上の臨床的なファクトが書かれていませんので、何とも言えません。

「2度目に感染すると致死的」=「検査では陰性になるくらいウイルスの数が抑制されていたのが、ウイルスに何らかの変異が起こってまた増殖をはじめ、疲弊していた免疫系が対応できず激烈な症状を起こした」
とも考えられます。
・サイトカインストーム
・抗体依存性感染増強(ADE)
などの可能性を言われていますが、どうでしょうか?

SARS-CoV-2がどこの細胞に入り込むのか、がポイントですが、ごく初期に下部気道で増殖し、肺炎を起こすことから、2度目のいきなりの肺炎も、肺胞の一部に残っていたウイルスに何らかの変化が起こり、免疫系システムが対応できなくなった場合、一気に増殖が広がって深刻な肺炎を起した、という可能性があると思います。

心不全、ということに限ってみますと、それまでの肺炎の影響で心臓のどこかに負担がかかっていた。また心膜でのウイルス増殖も可能性があるでしょうか。サイトカインで、というよりはウイルスそのものの増殖により、細胞が破壊され機能不全を起した、とも考えられます。

いずれにしても武漢での臨床報告が出て来ませんとなんとも言えません。不完全な断片的な情報のみでの判断は危険極まりないことを心に留めておきたいと思います。


今回ネットで情報を探していてBuzzFeed Newsはなかなか頑張っているサイトだと感心しました。
玉石混淆のネット社会です。とくにtwitterはかなり危ない情報が飛び交っており、注意が必要です。あまり惑わされることのありませんよう、お気をつけて。

新型コロナウイルス感染症について

2020-02-22 19:20:37 | 生命科学
クルーズ船の乗員乗客の皆様と検疫に関わった全ての皆様、本当にお疲れさまでした。下船されて、ご自宅にお帰りになった皆様も、まだこれから2週間はすっきりしない日々ではあるかと思います。どうぞ、ゆったりとお過ごしください。

いろいろなご意見があって、あちこちで議論が盛り上がっていますが、それは良いことだと思います。日本の現状のどこに問題があるのか、だんだん明らかになってきています。

ざっくり整理すれば
1)厚労省の組織体制が古い形態であること。
2)今回は(本当の)専門家による現場のセッティングが貫徹されなかったこと。
が皆さんのご指摘の焦点かと思います。

1)はまあ、おいておくとして(私が述べるまでもなく、多くの方が指摘済みですので)、2)についてなぜこの状況なのか。なぜ専門家があまり騒がないのか。

誤解を恐れずに書きますと、今回のウイルス感染症の症状がそれほど激烈なものではない、という認識があるからかもしれません。これがSARS, MERSに匹敵する症状と致死率の感染症であった場合、国内の専門家、国際機関からの強烈な圧力により、全く異なった対応になったと思います。

今回の対応はあまり人々の負担にならない程度の緩やかな隔離体制であったと思います。そうでなければ現場に副大臣や厚労省の幹部(医学的には一般人)が入ったりなどあり得ないことです。

間違ってもSARS, MERS級の感染症との認識が専門家の中にあったら、このように緩やかな措置では済まなかったでしょう。

しかし、だからといって公に「感染しても軽症だから大丈夫。」とはなりません。実際、免疫系、呼吸器系に問題のある、糖尿病のかたや高齢の方など重症化する可能性があるため、できるだけ感染を拡げない措置は取るべきでしょう。

今回はそのような状況のなか、クルーズ船の乗客の方たちの検疫が行われたのです。
ベストは船外での検疫ですが、3700人の方が2週間快適に過ごせる施設を用意した場合、その費用はどのようにするのでしょうか?日本国からは、既に検査の経費など相当額の出費がなされています。それに加えて旅行者の滞在費は流石にどうでしょうか?かといって、船会社も保険会社も出せないというでしょう。

もちろんSARS, MERS級の感染症であったら、そんなことは言っていられません。乗客乗員の属する国から、何らかの医療チームの派遣をお願いし、世界的規模で検疫体制が組まれたはずです。

今回はそこまでの感染症ではない、という点で、緩やかに推移したのではないでしょうか。

国立感染症研究所から下記(現在の最新版)のようなレポートが定期的に出されています。
(2020年2月19日掲載)

2月18日時点での症例報告をみますと、クルーズ船の乗員乗客2404検体が検査され542検体が陽性(22.5%)。また陽性確定例531例のうち255名(48%)検体が採取された時点では無症状だったそうです。不顕性感染が多いのが分かります。逆に言えば、感染しても何も起きない方が結構いらっしゃるということです。

先日も検査法について書きましたが、国立感染症研究所は検体採取、輸送マニュアルを公開していました。
これを拝見しますと、これもかなり緩いです。この採取法ですと、なかなかPCR検査で陰性=感染無し、とは言い切れないかな、と思いました。この検体にウイルスの存在がごくわずかである可能性があること。保存、輸送の間に抽出するRNAが分解されてしまう可能性があります。検体の保存はやはりマイナス80度が望ましいのですが、なかなか検体を保存できるスペースを確保するのは大変でしょう。

ともかく、現時点で(あくまでも緩やかに)可能な対応をしていることが伝わります。もちろん、それで十分か?という問いであれば「イエス」とはいい難いでしょう。しかし、今回のウイルス感染に関しては、この対応でも致し方ない、という判断だったということでしょう。

さて、今回のコロナウイルスについての詳細な情報はアメリカ疾病管理予防センター(CDC)にあります。CDCの新型コロナウイルス感染症に関するサイト

ここには検出法の標準プロトコルも公開しています。予想通り、RNAを抽出し、リアルタイムRT-PCRで一気に検出、というものです。今や試薬類なども大分整備が進んだようですので、検査は迅速かつ高感度になっていくと思います。

今回のウイルスはSARSウイルスとよく似ており、SARS-CoV-2と名付けられたとのことです。ちなみにSARSウイルスはSARS-CoV。そして由来はコウモリと記述されています。初期の中国でのウイルスと最近の米国でのウイルスとほぼ同じであることから、今回のウイルス感染症は中国でヒト界に入ってきたウイルスが広まったものと結論してよいだろう、とあります。

さて、このようにSARSの類似ウイルスということですので、SARSはどのように始まり、終息したのか。知っておくことも重要でしょう。ちなみに約1年で終息しています。
CDCのサイトには親切にも日本語版があります。CDCのSARSに関する情報。この機会に一読しておくのも悪くないかと。

これまで、SARS, MERS, COVID-19も含め、何種類ものコロナウイルスがヒト界に入ってきています。

今後も同様の事件が起こる可能性が考えられます。共通の抗体を用いた検査キットの開発などが必要かもしれません。抗ウイルス剤の開発も進められるでしょう。

何事にも備えあれば憂いなしです。

微生物について 1

2020-02-17 08:11:32 | 生命科学
以前、高校生の自然科学分野への男女別興味を日米でグラフ化し、比較したものについて議論したことがあります。そのときに日本の高校生に顕著だった特徴の一つとして「人体」への興味の低さというのがありました。アメリカの高校生の興味はまず男女差のなさが驚くべき点なのですが、それはともかく、人体への興味が他の分野に比して圧倒的に高い。

ところが、日本ではかなり低い。特に男子で低い。

日本の高校生、ひいては日本人は、現実に生きて行くための自然科学に興味を持っていない、と私には感じられました。自然科学と実際の生活が今ひとつ、つながっていないようです。

その中の一つで、重要なのが微生物に対する認識。特に今回のようにパンデミックになるかどうか、といった感染症の抑え込みの際、人々の理解度は非常に重要です。

武漢では昨年の暮れには「普通と違った肺炎が流行っている!」ということが何となく知られ始め、圧倒的な人数が病院へ押し寄せました。

我先に、という感じだったと思います。ここをまずは抑える必要がありました。

かなり早い時期にコロナウイルスの同定が行われた事からして、中国当局は何が起こっているのか、を知っていたと思います。問題は人々にどのように伝えられたのか、でしょう。
発熱し、咳が出始めた時点では、闇雲に病院へ行かず、まずは家で安静にして、他人にうつさないようにするのが正しい行動だったはず。しかし、人々は不安に駆られ、ともかく病院へ病院へ、と向かってしまったようです。その結果本当に治療が必要であった重症患者さんの治療ができなくなり、医療関係者は疲弊し、症状を悪化させ、医療崩壊が起きてしまったのでしょう。

もしも、武漢の方々が、もう少し「ウイルス」についての知識を持っていたら、ここまでのパニック行動は起さなかったのではないでしょうか。



殆どの上気道感染症は「ウイルス」感染症です。治療の根幹は「自己の免疫力」。軽い症状では病院に行っても何もできないですし、治療の必要がないのです。


繰り返しますが、普通の風邪のほとんどは「ウイルス」感染です。鼻や喉の粘膜からウイルスが侵入し、熱が出て、頭が痛くなって「風邪をひいたな」と感じます。これは身体の中では免疫システムの初動が始まっている証拠。

ウイルス感染した細胞を認知した免疫システムが「サイトカイン」と総称されるいくつもの生理活性物質を放出し、その影響で起こっていることなのです。熱が出たら、「お、免疫システムが始動したな」と思ってください。

怠くなることもあります。関節痛がすることもあります。それら全てサイトカインの仕業。そうやって、からだをぐったりさせて休ませよう、としている。

だから、素直に休むのが正しいのです。
免疫システムは身体の総力を上げて
1)ウイルスに感染した細胞を排除するT細胞
2)ウイルスを無力化する抗体を作っているB細胞
を選別し、増幅させています。

これは全て、感染したウイルスに特異的なもの。その他の微生物に対する免疫系の力は相対的に弱まります。ここで熱があるのに無理をして身体を疲弊させますと、今度はその他の微生物が増え始めます。

呼吸器系は常に微生物と接しつつ稼動していますが、普段は免疫系システムによってコントロールされています。ところが免疫系が弱ってきますと、これらの微生物が増え始め「肺炎」をおこします。この時の微生物の主体は大体が「細菌」。

普通、風邪をこじらせて「肺炎」に至る場合、ほとんどの場合は上記の経過で起こります。そこでは、抗生物質が効果します。(でもここまでに至る方はごく少数。通常の風邪に抗生物質は要りません!)

さて、コロナウイルスの場合は状況が違います。免疫系システムが弱い方の場合、一気に肺炎までおこすのです。現在、この「コロナウイルス肺炎」の詳細な病理が明らかではないのですが、ある種の抗ウイルス薬が効くことが報告されているので、おそらくはウイルスが直接肺で増殖し、肺の上皮細胞を破壊している可能性が考えられます。

ですから、抗生物質は「効きません」。

ウイルスに対抗するためには特効薬を期待するよりも、自分の免疫力を温存するべきでしょう。身体を冷やさないこと。疲れ過ぎないこと、は特に大事です。

風邪をひいたら、どうするのがよいでしょう?通常ウイルスに対抗する免疫系システムの体制が完了するまで3日程度。熱が下がるのがその目安。その後は免疫系システムとウイルスとの闘いがあり、壊れた細胞の処理や、壊れた部分の修復などに1週間。計10日程度かかると考えられます。とくに最初の3日間は重要です。ここでしっかりとした抗ウイルス体制を作り、しかも体力を疲弊しないためには安静にするのが大事。まあ、熱が下がるまで、と考えてもいいかもしれません。

しかし、ウイルス自体はいなくなっても、上気道の粘膜細胞は酷く破壊されています。いつもより、細菌には弱くなっていますから、ここからのケアも非常に大事です。マスクをしたりして、乾燥から守ったり、引き続き体力温存には注力するべきでしょう。

まだ寒い日は続きます。「ウイルス」に備えて元気に春を迎えましょう。

コロナウイルス検出の検査について

2020-02-13 08:02:12 | 生命科学
あちこちのニュースや書き込みなど見ていますと、皆さんコロナウイルスの『検査』に「遅い!」とイライラされているようです。また、限られた方しか検査しない体制に「何で全数検査しないんや!」という声も聞こえます。

そこで、検査方法についてちょっと説明が必要かな、と思いました。
私は検査機関の内情には詳しくはないのですが、検出の方法については大体想像がつきますので、すこし解説します。

結論から言いますと、大変な検査なのです。読んで頂けますと、何故検査件数を限定しようとするのかなど、多少のご理解は頂けるかもしれません。


ウイルスを検出するのに一番早い検査法は「免疫学的方法」。例えば最近のインフルエンザウイルスの検出はこれです。感度の良い機械を使いますと数分で分かります。

これはウイルスに特異的な(ウイルスしか持っていない)タンパク質を検出しています。

この検出法のためにはウイルス特異的タンパク質に対する特異的な抗体が必要。これを作るためには、動物を免疫し、求める良い抗体ができるのを待たないといけません。あるいは「良い」抗体を作っているB細胞クローンを選別する。
どちらにしても半年以上はかかります。今回の検査には到底間に合いません。

どんな闘いでも「相手」のことを知りませんと、手も足も出ません。現在我々が知っている「件のウイルス」の情報とは、「ゲノム配列」。中国の研究所が同定し、公開されています。
これが唯一の手がかり。
いわゆる遺伝子の塩基配列なのですが、このウイルス、ちょっと厄介な性質があります。RNAウイルスという点です。

この辺りから、ちょっと専門的過ぎる話しになってきます。それを恐れずに書きますと、
RNA1本鎖ウイルス(ポジティブ配列)のウイルスを検出するためには、
1)ウイルスゲノム配列から目的のウイルスに特異的な配列を見つけ、そこにPCRのためのプライマー(PCR反応の初めの一歩となるDNA合成の足がかり)を設定する。(この辺りは結構便利なソフトがあるので、何とかなる。このプライマーセット、PCR条件は初期条件を決めた後も、改良は可能。)

2)検体(唾液、粘膜、血液)を採取し、RNAかDNAを抽出。(専門家がやらないとダメです)

3)RNAから出発する場合、逆転写酵素を使ってウイルスのRNAからDNAを生成。この場合のプライマーも1)の工程で作成するのかと思います。(〜1時間)

4)続けて通常のPCRで増幅。(〜2時間)

5)生成物の検出。(〜1時間)
リアルタイムPCR機器であればそのまま機械がフラグメントの増幅状況をそれこそリアルタイムに教えてくれます。
ただし、リアルタイムPCR機器そのものが高額、かつこれを使用するためには特別なプライマーが必要。先に設定したプライマーに特殊な物質でマーキングする必要あり。
従って、手間とお金がかかります。
通常のPCRですと、PCR反応を行った溶液をアガロース(寒天)ゲルで電気泳動し、バンドを確認する。あれば陽性。なければ陰性。

さて、この最後の工程5)で陰性、と出た場合が困るのです。
「無い」ことの証明は難しい。バンドがなかった。増幅されて来なかった。はい陰性、と言い切るには勇気が要ります。
従って、一つの検体から複数回のPCR反応、検出が行われます。通常2−3回。しかし、検体数が増えるとミスも増える。

2)ー4)のどの工程でも人為的ミスは起こりえます。また、予期せぬ酵素反応阻害などもおこります。

検査は2)の検体採取の段階から注意を要します。PCRの検査は非常に敏感。他の方の検体が混じらないよう、注意して検体を採取する必要があります。


現状、おそらくウイルスの検出は上記の方法でなされているはずです。結構な手間がかかる検査だ、という事をお分かり頂けるでしょうか?

1人がハンドルできる検体数は限られるでしょう。それなりの人員と機器、酵素反応のキットなどが必要です。

検査機関の方々は本当にお疲れさまです。あまり無理をしないようお気をつけ下さい。あまりな環境である場合には、適宜何らかの手段で発信されますよう。