無知の知

ほたるぶくろの日記

台風のち熱風

2018-07-29 19:16:55 | 個人的日記

東京は熱風が吹いています。

台風の間は結構涼しくて、雨風は困りましたが涼しいのでほっとしていた、というのが本音です。今朝はまだそれでも涼しかったのですが、先ほど出かけると熱風吹く真夏でした。やっぱりまだまだ真夏日は終わらないんですね。。。

ところで大豆や豆乳の摂取に余念のない私。豆乳も様々な会社から販売されていることを知りました。あれこれ試しているところです。

特に飲料として販売されているものが凄い種類。目を廻しました。

ソイカフェも初めて頂きました。

 

でも、やっぱり豆乳はお料理で使う方が美味しいと思います。お出汁との相性が抜群。だからどちらかといえばスープとして頂く方が、違和感がないかも。

昨日、コンソメベースの野菜スープを作っていて、はた、と思いついて豆乳を入れてみました。コンソメベースでもばっちりでした。生クリームを入れるのと同じ感覚で使ってみたのですが、いい感じです。全体的にちょっとクリーミーな感じになって、美味しく頂けました。

そうなると味噌汁に加えるのもありですね。粕汁ならぬ豆乳汁。豆腐も入れたりして。。。

ちょっと今後はその方向で考えてみます。

卵焼きに混ぜるのはどうでしょうか?だってほら生クリームとか入れますよね。チーズとの相性もいいはずなんですが、まだ試していません。そういえば豆乳のシーザーサラダドレッシング、なんてのがありました。だからチーズとの相性も大丈夫です。

昨年豆乳鍋の美味しさとボリュームにびっくりしたわけですが、今年はさらに豆乳料理をパワーアップして行きたいですね。

そうだ、ゴマペーストとも合うんじゃないでしょうか。麺のつけ汁にもいいかもしれない。

また思いついたら書いてみます〜


家事は科学だ!10 - 洗濯機のお手入れ

2018-07-22 22:50:49 | 生命科学

このところの気候から、もう8月のような気がしています。まだ7月だとは、信じられない思いです。

先日スイスから来られた方と話しをしていて、あちらも暑くて乾燥していて植物が大変だ、と言っておられました。ただ、こういう年は果物にとっては大変良いそうで、実際なんでも豊作でおいしいそうです。ぶどうも豊作で質がよくなるため、ワインにとってもいい年になるでしょう。

日本でもおそらく果物はよいのではないでしょうか。今年既に桃を何度がいただいていますが、香りも味もとてもよく、楽しませていただいています。暑くって大変でも、少しはいいこともあって欲しいですが、そのうちの一つでしょうか。

せめて滋味深い果物を味わって、暑さの恵を実感したいですね。

ところで、こう暑い日が続いては、お洗濯もおそらく忙しいことになっているのではと思います。

先日テレビである芸能人が「洗濯物は洗濯機に溜めておいて、ある程度溜まったらまとめて洗う。」などと荒っぽいことを言っていました。

ほんとですかね〜 怪しいものだと思いました。皆さん何らかの分類はされていると思いますよ。少なくともクリーニングに出すものまで洗濯機に入れないでしょうし、白いものと色の濃いものを同時に洗うんでしょうか?

それはともかく、洗濯物をみんな出したあと、洗濯機の中に首を突っ込んで、洗濯機の内部の匂いをチェックしてみてください。カビや、アンモニアの匂いがしていませんか?

気温が高くなってくると、洗濯の後、必ず洗濯槽をしっかり乾かすなどの処理をしていても、洗濯槽の外側にこびりついた洗剤かすなどに微生物が繁殖しています。匂いですぐに分かります。そうなったら槽洗浄です。

今は洗濯機のタイプに応じて洗浄剤が販売されていますから、タイプのあったものを使用して、洗濯機を簡単に洗浄できます。

私は暑い時期は1ヶ月に1回、洗浄します。冬でも2ヶ月。この春はいろいろ忙しくしていて、4ヶ月ほどたってしまい、6月初めに洗濯槽の匂いが気になってきたので慌てて洗浄しました。かなりの汚れが出てきてぞっとしました。

きれいな衣類を保つための洗濯機が微生物だらけでは何のための洗濯かわかりません。

洗濯槽の汚れを防ぐために、洗濯の仕方も工夫するといいかもしれません。下着をざっと下洗いすることは面倒ですが、シンプルかつ最強です。酷い汗をかいて、しかも時間が経ってしまっている時にも下洗いは有効です。しみ込んだ塩分やタンパク成分など、溶け出すのに多少の時間が必要ですから。

清潔の第一歩は洗濯機、です。

 

 


猛暑の中の鎮魂

2018-07-14 18:30:39 | 個人的日記

東京はもう危険な暑さです。今日は35℃くらい行ったと思います。

丁度、昼頃に用事があって出かけました。約数時間の外出で、日傘も持って出たのですが、ぐったりでした。まさに真夏。例年よりも2週間ほど早い感じがします。

連日岡山や広島の状況が報道されますが、本当に大変なことになりました。

少しでも何かできることがあればやって行きたいと思います。


縄文文化の凄さ

2018-07-08 18:29:56 | 日記

東京近辺はまだ梅雨のようです。6月末に明けたかもと報道がありましたが、その後のお天気の様子はどうも梅雨模様です。今週はずっと気温も低めでした。金曜日などは寒いくらいの陽気で、薄手のコートを着て丁度良い感じでした。

そんな梅雨模様のお天気の中、縁あって、東京国立博物館に行ってきました。お目当ては特別展「縄文-1万年の美の鼓動」(縄文展)で、まだ始まったばかり。今年の夏の展示の目玉でしょう。弥生時代の始まる遥か以前、日本列島には縄文時代を築いた人々がおりました。その方たちの遺伝子はアイヌの方達と南日本の方たちには高い割合で、その他の日本人にもかなりの割合で受け継がれていることが分かってきています。

その後何度か大陸、朝鮮半島から人々が来ましたし、同時に大陸の文化も持ち込まれました。しかし、それでも日本の美、というコンセプトは厳然としてあり続け、大陸の文化を取り入れつつも、それとは一線を画している、という不思議さがずっと気になっていました。

日本の美の原点はなにか、と問うとき、やはり遠い過去、日本の文化のルーツ、に目が向きます。大陸の人々が来る以前の人々の文化にヒントを求めるしかないでしょう。そういうことで、最近私は縄文の文化についてもう少し深く知りたいものだとずっと思っていました。

そんな中、今回の縄文文化の特別展示を知って、これは行かねば!と思った次第。とても楽しみにしていました。

平成館での開催だったのですが、まずは本館に入りました。

丁度、本館玄関、向かって左のタイサンボクに花が咲いていまして、木の下に立つとバナナにちょっと似た甘い良い香りがしていました。この香り、久しぶりに出会ったように思います。なかなかないんですよね。大きな木と大きな花ですから。

なんで本館から入ったのかといいますと、ざっと日本の古代をおさらいしようかと思って。というのは真っ赤なウソで、平成館への誘導があまり目立たなかったため、(私が注意していなかったためか?)何となく本館に入ってしまった、というのが本当のところです。

ただ、それは後になって、かえって良かったかもと思いました。これまでの日本の歴史の中での縄文文化の扱い、というのをいま一度確認することになったからです。

そこでの縄文文化は農耕などの始まる以前の社会、狩猟や採取による原始的な生活をおくる素朴な人々の文化、という従来の理解に基づく説明でした。そして大陸から稲作やその他の技術とともに人々が渡来し、弥生時代が始まる。そして大和政権の誕生、云々。

縄文時代の理解は本当にそれでいいのか? と軽く違和感を抱きつつ、いざ平成館へ。

縄文文化についての大きな展覧会は、私これが初めてです。

私の中の縄文土器とは、火焔型土器と遮光器土偶に代表されます。しかも実物を観たことが無かった。優れた芸術性については柳宗悦からはじまって岡本太郎などもあちこちで述べています。

そういう論説に触れる度に、ふ〜んそうなんだ、とは思いつつも、現代の私たちの生活への関連が見えないため、深刻に考えることも無く、また現物に触れることも無く、今まで来てしまいました。

最近、縄文人の骨からの遺伝子解析が技術的に可能になり、データが公表されつつあります。それらの成果を観ていますと、縄文人の特異性が際立っていることに気づかされます。この縄文人の遺伝子についてはまた別の機会に書きたいと思っていますが、ともあれ、大陸の人々とは遺伝的に異なった人間集団が日本にはいた、ということです。そしてもしかすると、それが日本の文化の特異性、の源かもしれない。

つまり、縄文文化は日本の文化の特異性の基礎に影響しているのかもしれない、との思いが強くなっています。

展示は豊富で、火焔型土器も遮光器土偶も沢山あって、それぞれの美しさとデザインの豊富さに圧倒されました。しかも造りの丁寧なこと! 手抜きの無い、細部まで神経の行き届いた造形物は誠実な作り手の人柄を感じさせ、心を打ちます。職人なのです。

石でできた石斧や鏃なども先に本館で観てきたものとは全く異なり、BC2,000−1,000のものであるにもかかわらず、圧倒的によく磨かれ、美しい仕上がりになっていました。

私が今回最もびっくりしたのは

赤漆注口土器 北海道野田生1遺跡

でした。写真を撮ってこなかったので、上記でご覧下さい。

これ、漆塗りの土器だそうです。しかもこの造形の繊細さよ!! 弥生時代の、小学生が作成したかと見まごう、むちゃくちゃナイーブな素焼きの皿やら、注ぎ口の筒を何とか本体に不格好にくっつけたという体の注口土器を観たあとなので、その落差たるや目眩がするほどでした。

圧倒的な芸術性と美しさと完成度の高さなのです。他にもこのような土器は出土していて、例えば道南の垣ノ島遺跡から出土したものはこちら。これも本当に美しい。本体部分の文様も素晴らしく、今でもあったら欲しいです。この手のポット。

さらに三内丸山遺跡の発掘で出てきたポシェット!木の皮で作られているらしいですが、もう今時のメッシュのポシェットそのものです。何と言う繊細な手仕事よ。網代編みですよ、5,500年前の。感動しました。 

なんといいますか、私の中の縄文文化観は一新されてしまいました。

これはもう大変うれしい発見。実に見事な文化が日本の太古にあったということを素直に喜びたいと思います。

今後も続けて縄文文化については知識を深めて行きたいと思います。もしかして、もう一度この特別展には行くかもしれません。

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香りの効果

2018-07-01 12:20:44 | 日記

東京は梅雨明けです。6月の梅雨明けなんて生まれて初めて!観測史上初の6月の梅雨明けだとか。とはいえ、今までにも「もう梅雨ってとっくに開けてるんじゃない?」なんて言ってた時もありますし、人間が判断している以上、これが初めて、とか言われても。。。

それはともかく、夏です。まだ朝晩は過ごしやすいのでいいですが、もう少しすると、夕方でももわっとする空気になるんだろうな。汗だくで帰り着いて、お風呂かシャワー。天国です。

※ これは春の画像です。 今はもっと緑が深くなっているかも。

夏はシャワーだけの時も多くなりますが、やっぱりお風呂に入りたいこともあります。そして私は必ず入浴剤を入れます。入浴剤もいろいろありますが、私はもう長いことバブを愛用しています。もっぱらその炭酸効果と、もう一つは香りのバランスの良さからです。

自信はあまりないですが、炭酸による効果を謳った最初の入浴剤だったのではないかと思います。少なくとも私にとっては、炭酸の効果を初めて実感させられたのがバブでした。温泉の保温効果も理解しました。

私は若い頃ともかく寒がりで、バブを使うととても身体が温まり、びっくりした覚えがあります。温泉で身体が温まる効果がよくわかりましたし、それまでなんとなく使っていた入浴剤にも確かな効果を求めることができるんだ、と納得した出来事でした。それまでの入浴剤は何のためかと言えば、まあ香りと保湿剤的なもので、どちらかといえば、あまり無くてもよいかもしれない存在でした。

さて、もう一つの要因が香り。バブのもっとも初期の森の香り、ゆずの香り、どちらも好きなものです。その後も次々に香りの異なったシリーズを出されていますが、「オリエンタルスパ」、「ピースフルハーブ」のシリーズ、は特に好みです。

先日ある香りのもの(何の香りか忘れてしまった)を久しぶりに使ったとき、なんとなく記憶の中の香りと微妙に異なっていました。ひょっとして調整し直したりしているのかも、と思ったり。

香りのバランスが素晴らしいと思います。疲れてお風呂に入るとき、香りは重要なファクターです。やたらに香水っぽいものや化学薬品らしい香りはぞっとします。様々の香りが混合されて、あるバランスを保たなくてはいけないのですが、それは香水とは明らかに異なった方向。どちらかといえば逆でしょうか?その方向を正しく向いている、香り。

いつもお風呂に入るたびに香りを調合した方達の感性に感謝しています。

 

 

 

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