天気予報の通り、本当に涼しいです。
まだかろうじて8月なのですが、秋、そのもの。
これは職場近くの酔芙蓉。
白い花がどう変化するか興味津々。
今年は東京でつくつく法師を聴かないのです。
例年はお盆過ぎにはミンミンゼミからつくつく法師にスイッチするのです。
オーシンツクツク、を聴きながら、ああ、夏休みももうすぐ終わるなー
と思ったものです。
それが、今年は今もまだミンミンゼミ。
やっぱり何かがおかしい。
昨年は一念発起してあちこちに行ってみる、ことをしていました。
浜離宮とか、今まで行ってみないと、と思いつつ実現できなかったことを
やってみよう、と思っていました。
今年は、というとなんだか全然その気がなく、仕事が忙しい、
ことを言い訳にして、何だかお休みはくったりしています。
そのほかにも東京都が管理する庭園等々、興味深い庭園はあるのに・・
なかなか行けません。（いや行きません。）
実際昨年よりも会議の数が多かったり、
いろいろあったりで、まあ、しょうがないかな、とも思います。
昨年は初めての祥月命日を迎えるのが恐ろしく、
またパニック発作に襲われるのでは、などと考えていたこともあって、
いろいろ気休めを試していた、という事情もありました。
今年は、というと、もうそのような恐れもなく、
カルシウム拮抗剤と半夏厚朴湯がよく効いていて
心理的にも安定し、淡々と日々をこなしています。
それでも趣味的な領域を広げる時間的体力的余裕ができているので、
そこは「今だ！」という感じでアンテナを張り巡らせています。
とりあえずはミニゲームをちまちまやっていますが、
さて、次は何かな・・・
子供の頃住んでいた家には小さな庭があって、母がいろいろな花を植えていた。
紅蜀葵（こうしょくき）も咲いていた。
夏の花として印象に残っている。
大きく、赤く、夏そのもののような花だな、と子供心に思っていた。
今見ると花はハイビスカスに似ている。
モミジアオイともいうらしいが、母は「こうしょくき」と呼んでいた。
懐かしい花だ。
切り花では見ないので、その後あまり見かけたことはなかったのだが、
近くの線路脇の花壇で見つけた。
ここはこの脇のマンションの方が丹精している花壇。
とても立派に育っていた。
お盆も無事に終わり、皆様ざわざわとあちらへお帰りになった。
三宅一生さんや森英恵さんの訃報もあった。
明らかに一つの時代が終わろうとしている。
高田賢三さんも、山本寛斎さんも逝ってしまった。
80〜90年代に活躍していた主だったデザイナー。
皆とても斬新で、自由で、前衛だった。
川久保玲さん、山本耀司さんがまだ頑張ってくださっている。
心強いことだ。
夏の終わりが感じられる時、
「やっと暑いのから解放される！」
という思いと何となく「終わっちゃったか」という残念感が混ざる。
夏は生物にとっては「爆発だ〜」な時なのかもしれない。
でも、本当にホッとしているのは確か。
暑かったですから。
お彼岸のやわらかな空気が待ち遠しいです。
昨年は新盆でしたので、あれこれやることがありました。
今年は静かなお盆です。
小さな仏様周りを綺麗にしたくらい。
ありがたくもだいぶん落ち着いて、「新しい日常」は
無事構築されたような。
新しい生活のリズムができて、何をやるにも
「あれ？」という戸惑いはなくなりました。
ここ数年、うちも含め親戚縁者で旅立つ方が三人、友人関係でもお一人。
自分も色々旅立ちの準備をしないとなぁ、なんて思います。
最近やっと本棚に手をつける気になってきました。
昨年無理してやろうとしたら、パニック発作を起こしました。
それ以来、本には手をつけていませんでした。
先日ふと思い立って、ちょっといじってみたのですが、
特段の感慨も湧かず、ちょっとした発見もあったりし、
少し気を良くしたところ。
ひょっとしたらやっと本棚の整理ができるかもしれません。
みなさんをあちらへお送りしたら、始めます。
台風は結構な雨が降りましたが、やっとピークは過ぎたようです。
風はほとんど吹きませんでした。
大雨のところも多いようです。
ひどい被害がでませんように。
先週から怒涛の日々なので、少し放電したく、でかけました。
お盆前の休日。
今日からお休みのところも多いのですが、私は明日も仕事があります。
土曜日からはお盆休み。15日までは休みます。
山の日なので、本当は山の神様へ挨拶でもするべきなのでしょうが、上野へ。
この暑さでも新芽が出ていて、元気いっぱい。
雨も十分降りましたから。
今日の目的は、
芸大美術館。
この美術館は2回目。門を入ってすぐのところにあります。
夏休みの子どもたちを意識した展示。
そこそこ人がいました。でも（自分も含め）お年寄りが多かった。
ちょっと子どもさんには地味な展示かもしれませんが、
良いものを見せていただいた、と思いました。
コロナは東京ではちょっと患者さんが減ってきました。
とはいえ、身近では感染者がまだまだ出ていますし、
臨時休業に入る店舗もあったりします。
以前ほど感染することへの恐れが減ったからかもしれません。