無知の知

ほたるぶくろの日記

ロゼッタ再登場!

2020-06-24 07:35:27 | 日記
パソコンとの付き合いはかれこれ、もう30年。

て、たったの30年なんですか。。。 いかにこの業界の進展が速いことか! ですね。
私の分野ではアップル社のマックを使うことが多かったので、プライベートでもマックを使ってきました。

最初はワープロ(ワードプロセッサー)というマシーンとPCは別物だったのです。なんかソニーのすっごい初期のPCを触った覚えがあります。
もうあれは大人のおもちゃ、でした。とてもじゃないですが、全く実用的ではなかったです。BASICとかを動かしたのかな。おもちゃとしては面白かった。

一方で、大学には大型計算機センターがあって、パンチカードとか使いました(古っ)。FORTRANでなんかのプログラムを組んで、なんて課題が出て、それをパンチカードで読ませて、動かしていました。

そのときすでに対話式、とかいうのもあって、別途端末を使う実習もありました。ログインすると、
「Hi, I'm here!」
だったかなんか、そういう回答がピッときて、(素早かった)「おお〜」とか思った記憶があります。


いやいやそれはともかく、マックでした。

マックユーザーにとって大きな事件といえば2005年。
それまでマックPCの心臓部、CPUはIBM社が製造していたアップル社専用のCPU、「パワーPC」などだったのですが、なんとインテル社の汎用CPUを採用すると発表したのでした。

CPUが変わる、ということはOSの基礎部分がごっそり変わることを意味します。
激震が走りました。
それまでのアップルユーザー(私も含む)が使ってきたファイルはどうなるの!?開けられなくなっちゃうの!?

ということで用意されていたのが『ロゼッタ』という翻訳システムでした。パワーPC上で動いてきたソフトをインテル社CPU上で動かすためのシステム。
だから「翻訳」を暗示する「ロゼッタ」だったんですね。
この時のOSはOS9だったのですが、確か2種類ありました。パワーPC上で普通に動くOS9とインテルCPU上でロゼッタを介して働くOS9。
なんだかな〜 なんて思いました。

そして、その後OS X(オーエス テン)が登場し、インテルっぽいマックへ変身したのでした。UNIXを使った経験があると馴染みのある感覚で、私はとても気に入っていたのです。安定性も高くなりましたし。

それまでのマックユーザーはマックのクラッシュによく出会ったのです。なんかやってると突然「爆弾マーク」が出てきて、終了。再起動。
それまでにやっていた仕事が全ておジャンに、、などという悲劇がよくあったのでした。

あはは〜 昔話です。 懐かしいな〜。

OS Xになって、すごく安定したマックを使って15年。すっかりインテルマックに慣れてきたのですが、一昨日、
「アップル社がマック ロゼッタの商標登録を申請している。」とかいうニュースが!
ロゼッタ?!
え? なんか聞き覚えがある! 何、何?

何とアップルが自社製CPUに回帰する、とのニュース。

実はiPhoneについてはずっと自社製プロセッサでやってきたアップル。iPhone, iPadで検証を重ねて、とうとうPCデスカ!
なんと、、、。(続く)

2 Comments

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Unknown (せいらん)
2020-06-28 13:55:07
パンチカード、懐かしいわ~
職場の若い子に言うと変な顔された(笑)

数年先にはどうなっているのか、楽しみ。
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懐かしいでしょ!? (ほたるぶくろ)
2020-06-28 18:31:15
そう、ほんとに昔のマックとか、おもちゃですよね。
フロッピーディスクとか、え?これしか入らないの?ていう容量です。

今なんて、ポータブルのハードディスクが1TBなんてフツーにあって、もうおば(あ)さんは腰抜かしました。。。

ま、なるべく軽い、年寄りに優しい奴お願いしたいですね!
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