無知の知

ほたるぶくろの日記

植物の再生力

2021-06-29 20:41:35 | 日記
このところ東京の感染者はじわりと増えています。出勤すると電車、駅、街中の人出は非常に増えています。その人出の増加からすると、この感染者の増加は穏やかかな、と思います。

私は、デルタ株のこともありますので、マスクもインナーマスクをしたりと対策を強化しています。少なくともマスクの着用、手指の消毒(特に食事の前)を徹底すると、感染をかなりの程度防ぐことができるので、あまり神経質にならず過ごしています。

ワクチン接種が進んだせいか、高齢者の感染者数も減ってきているようですし、これから若い世代の接種が進むと、かなり感染者を減らすことができるかもしれません。

感染者を減らすと、変異ウイルスの誕生の機会も減るわけで、収束への道筋が少し見えてきます。

とは言え、今後の人間界の社会のあり方がコロナ禍前と同様でいいか?という問題が残ります。以前にも書きましたが、生きた動植物(人を含む)の遠隔地移動は、常に微生物パンデミックの危険をはらみます。今、コロナ禍を経験した人類は人間の遠隔移動に関して、制限を設けることを考えざるを得ないでしょう。
まあ、それはおそらく来年くらいの議論になるのかな、と思います。


そして、我々の社会は再生し、活性を取り戻さなければなりません。

昨年の4月にバッサリとやられた街路樹。



こっちも


本当にびっくりしました。オリンピックに向けて、見通しがよくなるように、との配慮からの伐採と理解しましたが、どうなるんだろう、とすごく心配しました。


さて、今、1年ちょっと経って、どうなっているか、と言いますと


こんな感じ。


こっちも結構ワサワサしています。
何とかなるもんだなあ、と本当に感心しています。

まあ、こういう感じで、社会全体がワサワサと再生できると良いのですけど。焦れて無謀なことをしないよう、願いたいですね。

どうなることか。。。

2021-06-20 18:16:58 | 日記
もう1ヶ月後には東京オリンピックが開会します。
東京はパブリック・ビューイングのために代々木公園では樹木の剪定が行われたものの、中止。観客も上限1万人とか言っていますが、ひょっとすると、感染者が増え出したら無観客になります。

かなり寂しいオリンピックですが、仕方ないですね。
世界的な規模で巨額の資金が動いているオリンピック。何が何でも開催しなくてはならないようですね。

最近の出勤日に感じるのは、人の多さ。それでも感染者は減っています。つまり、残念ですが、やはり夜の飲み会が一番感染確率の高い社会的行動のようです。

明日からは夜7時までのアルコール提供が始まりますが、感染者数はまた増えるのではないかと心配します。

そしてオリンピックでどの程度人の移動があるのか。。。観戦チケットをお持ちの方は全国にいらっしゃるわけで、みなさん本当に観戦のために東京へ移動されるのでしょうか?

1万人上限、とか言っていますが、感染者が増えてきたら無観客になるんですよね。チケットの管理は大変です。私も故人が買ったチケットがあって、子供と観にいくかどうか協議中です。

なんてことを「ワンタンメン」を食べつつ、子供と相談しました。


五反田の『はせべ』さん。

あっさりしていそうに見えるスープなのですが、どっこい、かなり濃厚でした。麺が縮れた平麺でもちっとして、ワンタンはツルッとしていていました。私はなんと、食べきれませんでした!御免なさい。。。

ごちそうさまでした。

とうとう梅雨!

2021-06-14 23:54:48 | 日記
昨日の夜中、久しぶりに動悸の発作が起こりました。



最近調子が良かったので、ちょっと以前の写真を眺めたのでした。あまり長時間でもなく、心にずっしり来ることもなかったのですが。

甘かったようです。すごいですね。無意識、というのは。

今日もあまり調子が良くなくて、夕方以降、危ない感じでした。そんな時、ふと観始めた「フランシス・ベーコン」特集。日曜美術館の録画だったのですが、あの若いフランシス・ベーコンの生々しい激しい表現が何か私の心に沁み入って、危ない不安定な何かを溶かしてくれました。

アートは人の潜在意識に働きかけ、癒してくれます。ある種の人間ならではの生の自然。大自然の景色が癒しになるように、人間の生の表現も、癒しになる。それが自然に近ければ近いほど。いわゆる、「美しい」ものでないかもしれない。でも何かが素直にそのまま表現されているならば、それは人を癒す。

ここまで直接的に癒された経験は初めてです。

有難い時代です。

それにしても、私の心もまだまだだな、と思った次第です。もうしばらくは過去に触れず、そっとしておかなくてはだめですね。

理想に近いけれど、まだまだな紫陽花

2021-06-13 17:37:45 | 日記
昨日の続きです。
今日は薄曇りで、散歩にはちょうど良い気候でした。件の紫陽花を接写しようと出かけました。


今日も麗しく咲いていました。


ちょっと花びらが大きいのです。もっとほっそりとした、流線型の花びらなんですよね。理想は。

似たものを見つけたら、ますます「あの」紫陽花に会いたくなって、困りますね(苦笑)

さて、今日は久しぶりにつばめキッチンさんへ。


ペッパーローストポーク。名前の通り、たっぷりの胡椒がかかっていて、焼き加減も程よく。柔らかく仕上がっていました。こんがりしているのに、かたくないのです。流石です。

そして、付け合わせのお野菜にもきちんとバターの香りが。ブロッコリ、にんじん、スナップエンドウ。そしてフライドポテト。全て熱々。手抜きがないのがこちらのお店。本当はドイツビールをいただきたいのですが、ここは我慢。

お店でいただく価値のある、一皿でした。
ごちそうさま。さて、また来週も頑張りますか。

理想の紫陽花

2021-06-12 17:04:12 | 日記
ずっと以前にここにも書いたことなのですが、私には理想の紫陽花、なるものがあります。

30年くらい前に、東西に長い東京の真ん中あたりに住んでいたことがあります。そこの家は駅から歩くと15〜20分あって、雨の日、雪の日など結構難儀をした記憶があります。天気のいい日は自転車を使っていたんですが、天気が悪いと歩いていました。

ですから梅雨の頃はいつも歩き。雨に濡れた街を駅から家まで歩きました。そして、その途中にとても美しい紫陽花があったのです。団地があって、その団地の植え込みにある紫陽花でした。

ガクアジサイで、色は淡い紫。そしてなにより装飾花の花弁(正確にはガク)の形が独特で美しかったのです。上品な流線型で大きすぎず、ガクとガクの間には隙間がありました。それによってより一枚一枚のガクの形が浮かび上がるのです。

何度も立ち止まって、じ〜っと眺めることがありました。その頃は忙しすぎてとても挿木して自分で育てるなど考えもしませんでした。今だったら、絶対挿木で育てていると思います。今も近くだったらいくのですけど、ここからは結構あるので、ちょっともらいに行ってくる、というのも難しい。

でも、やっぱり欲しいかも、なんて逡巡しているのですが、、、
最近近所を歩くようになって、この辺りの紫陽花を観察していたら、これを見つけました。


私の理想のお花には今一歩なのですが、かなり近い。今度もっとアップの写真も撮ってきます。やや、花びらが大きすぎるのです。でも形はかなり美しい。

ちょっとときめいてしまいました。

この紫陽花は遠回りをしたところにあるので、今まで気づかなかったのです。これを発見して、ますます梅雨が待ち遠しくなりました。
早く渋々と小雨降るひんやりとした梅雨にならないでしょうか。小雨に濡れたこの紫陽花がとても楽しみです。