無知の知

ほたるぶくろの日記

残念な結果

2017-10-28 19:08:54 | 日記

予想されたことではありましたが、、、ミントはあえなくだめになりました。

さて、スペアミントの種があるんです。それを蒔こうかな、と考え中です。ところがその種が小さいこと。まあ芥子粒のようなんです。確かにあの花穂を想像しますと、種も小さいことは頷けます。

あれをいきなり水耕栽培用のボールざらざらには蒔けません。一旦は土のようなものに蒔いて、それなりの苗に育ててから移す、ということになりましょう。

まあ、今年の冬のお楽しみでしょうか。

本当は春に蒔いたりするんでしょうね。ここまで来たら早春まで待つのも一つの選択肢かもしれません。ついでにバジルも何とかしたいです。

室内だったらいけるのかしらん。なんとバジルの種もあるんです。やっぱり今からでもやってみようかな。

 

それにしても、挿し芽で増やすなら、もう少し根を育ててからでないとダメなんでしょうか。今回は根が出てきたかな〜という状況だったのです。根がわさわさ、という状況ではなかったです。前回は根が二〜三センチになっていたのですが、成長点が枯れていました。成長点が枯れないうちに移そう、と焦ったのですが、やはりダメですね。

私植物の根について殆ど知識がありません。まずはそこから、ですね。

発泡セラミックスはボールが結構大きいですし、根がちゃんと機能していないとだめな可能性大です。

 

ベランダのプランターには野菜たちの種を蒔いたのですが、そちらは結構元気に発芽し、今はちまちました双葉がずらりと並んでいます。こちらは普通の栽培なので、本格的に寒くなるまでにはベビーリーフの収穫は望めるかと。


水耕栽培

2017-10-21 15:44:19 | 日記

スペアミントの水耕栽培にトライしてます。

ミントの枝をコップに挿して発根を待って、水耕栽培プランターに植えて、というのはこれまでも何度かやりました。しかし、一向にうまくいかず。

それでは、といきなり枝を水多めの水耕栽培プランターに挿してもみました。しかし、やっぱりだめ。

何でかな~とよくよく観察していると、先端の成長点が茶色くなっていて、どうも根は出ているが、株自体が元気じゃない様子。根は出ていてもこれではだめなんだろうな、と納得。

それでは、と、今度はもう少し発根を丁寧にやってみることに。

今回は水をはったミニボウルにアルミホイルをかぶせ穴をあけ、ここに枝を挿し、発根させることにしました。こうすると葉が水に触れないので水の汚れが防げます。また発根したばかりの根も痛めません。こうして日々先端の成長点の様子も観察。

最初10数本挿して成長点が枯れたものは乾燥ミントにまわし、元気な枝だけを水を替えつつここまでで二週間維持してきました。

現状5株残っています。この中の左下の株は根は出ているものの成長点がいまひとつ。ま、ですが今回はこの5株を水耕栽培用のプランターへ移します。

どうなるかは来週のお楽しみ。

こんな作業でもミントはよく香ります。すごい植物ですね。地植えにすれば無茶苦茶強く、他の植物を駆逐すると園芸家からは嫌われています。

家でも一時ひとつのプランターがまるまるミントで占領されていました。しかし、昨年夏の大規模改修でベランダ植物のかなりの部分を整理しなくてはならず。小さく作り直せば良かったのですが、昨年夏はとってもそんな時間が無かったので、あきらめました。

また新しく苗を買えばいいか、と思っていましたが、毎年虫にも悩まされていましたので、今度は水耕栽培で、なるべく室内でやってみようと思っていました。

今年に入って、少し心にも余裕ができたので、ぼちぼち水耕栽培を試しているところです。さて、今回の水耕栽培ミントの根付きはいかに。。。乞うご期待!

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思いがけなく

2017-10-15 10:34:08 | 日記

先週末、やっと気力と体力が戻ってきたのでベランダの掃除をしました。

本当に久しぶりでした。この夏、何かとばたばたしていて、水切れ事件を何度もおこしておりました。(植物さまがた 申し訳ない。。。)

ただ、そういう自分のことがよくわかっている私、現在のベランダ植物のラインナップは

ペラルゴニウムやタイムやローズマリー、ローレル などなど

乾き気味で管理するべき方々(つまり水切れにお強い方々)を揃えているのではあります。

ところが今年の晩冬に、以前から欲しいな〜と思っていたレモンバーベナを見つけ、即購入。これがどうも水切れに弱いらしいと気づいたものの、ええい、ままよ。というわけで初めて夏を迎えたわけです。

春にはアブラムシの攻撃を受け、あわてて散布した超濃厚「粘着くん」で葉を枯らし、、

で、夏は例年いろいろ忙しいのですけど、やっぱり今年も うっかり なことが起きてしまって。。。夏の朝、くったりかさかさになっているのを発見して(なんてこと!)慌てて水遣りをしたなんてことが何度かありました。

結果、葉っぱがちぢれてしまったり、傷ついてしまって、残念な姿で秋を迎えました。

で、先日掃除をしながら草花たちのお手入れをしていました。枯れた葉っぱを取り除いたり、新しい葉を眺めたりして「よしよし」と思ったり、、、

と、あれ? 枝の先端になにやら茶色くかさかさになった房のようなものが。ひょっとしてこれ、花ですか?! !

ええ〜 全然知らなかった。。。

レモンバーベナって陽を求めるんです。一応宅のベランダでも一番陽当たりの良い場所に鉢を置いているんですが、それでも足りない、とばかりに枝をベランダの柵の外へ伸ばしてたんですね。最先端は柵の外。私、水遣りの際、柵の外の様子までは見ず。放置。。。

そうしましたら、こっそりひっそりその柵の外の枝の先端に花房をつけ、咲いていた。。。ということのようです。

なんか子どものすごくいい場面を見逃した。。。という感じ。 残念すぎるこの事態。

そういうことで、その後枝の先端までじっくりと観察するようにしていました。すると先週、さっそく別の枝の先端になにやら発見! 

「花房」ではないですか!

今度こそ開花を記録しなくては、と毎朝ベランダに出ていました。 そして、とうとう花が!

ちまちまとした金木犀のような十字の小さな花です。そして甘〜い柑橘系の香りを放っています。

今年は金木犀の香りが弱く、何時もの年のように香りで木を探す、ということもなくて寂しかったのですが、レモンバーベナの花でその喪失感がちょっと緩和。そのくらい魅力的な香りです。

地植えですと結構わさわさするようですから、その枝の先端にわーっと花が咲いたらさぞかし。

和名の「香水木」、そのものですね。

11月になったら切り戻して今出てきている若葉を収穫します。乾燥するとほんとにシャープなレモンの香りになりますから、玄関のポプリにしようかな、などと夢想してます。


がんの免疫療法

2017-10-07 11:46:57 | 生命科学

今、話題の免疫治療について少し書いてみます。

現在がんの免疫治療についてもっとも簡潔に事実を解説しているのは

国立研究開発法人国立がん研究センターのHP「がん情報サービス」

だと思います。

こちらのサイトも今まではちょっとお勧めするのをためらう情報が載っていましたが、現在はそれらの免疫治療に関する情報が整理され、私はかなり納得の行くものになっていると思います。

今までここでも何度か書いてきたと思いますが、免疫ネットワークは全身性であり、かつ様々な免疫細胞とそれらが放出するサイトカインその他の物質が関わる複雑なものです。

モビールに例えたことがありますが、右側が上がっているから、と右に何かを追加するにもバランスを考えながら慎重にやりませんと一気にバランスを崩し免疫ネットワークが崩壊します。それはイコール個体のホメオスターシスの崩壊でもあります。安易にそのバランスに切り込むのは非常に危険。

今話題の某薬も、副作用はもっぱら自己免疫系疾患。潜在的に存在していたこれらの疾患は免疫ネットワークバランスによって何とか防がれていたと考えられます。そこに免疫抑制を外す、というアプローチで切り込んだわけです。がんに対する免疫細胞の攻撃力は強くなったでしょうが、潜在的な自己免疫疾患も顕在化してしまったというわけです。

バランスを崩した結果でしょう。しかし、患者さんがこれら潜在的な自己免疫疾患をお持ちかどうか、今は確認する方法がない状態です。

免疫療法が第4の標準治療に認定された、とはいえ、まだ前途多難ではあります。

私ががんになったら、まずは必要とされる手術(あまり侵襲の酷くないもの)を受け、その後は

「少量(低用量)抗がん剤治療」。そして頃合いをみて某薬系をごく少量。ですね。もちろんがん種にもよりますが。

これは譲りません。私の身体ですから。

「少量(低用量)抗がん剤治療」は全く標準治療ではありません。しかし、学者としての私は自信を持って自分にお勧めします。

今、じわじわと取り組んでおられる医師が増えているようです。必要となったらここかな、というところを探しておくといいかもしれません。私も現在、確実なところを少なくとも二カ所知っています。

今はがんに関する情報が溢れています。玉石混淆の中、良いもの、自分に合ったものを選択して行きたいものです。

 

 


Albinoni

2017-10-05 20:41:53 | 日記

実はわたくしクラッシックファンです。

秋になるとやっぱり音楽が聴きたくなりますね。

何のかんの言って16世紀から19世紀の頃の音楽が耳に心地よい。。。つまり私の精神性はそのあたりで止まっている、というわけです。

ちょっと物悲しいこの事実。

現代物理学はこの地点から遥か彼方に来ています。

重力波の観測が今年のノーベル物理学賞ですが、この境地は大分遠い。

まあ、ちょっと望みをもっているのは、私、武満徹さんの音楽も好きだと思えることです。

彼は本当に自分が聴きたいと思う音楽を追究し、あの境地に至ったということ。

 

自分が好きだと思うこと。それを徹底する意思と才能に恵まれた方。素晴らしいです。

 

私もそうありたいな、と最近とみに思います。もうそろそろ徹底的に自分の好みなり、「好き」を追求してもいいかな。と思うようになりました。

老境に入りつつあるんだな〜と。

これはうれしいことですよ。自由自在ですからね。