気象庁の発表ではまだのようですが、体感としては今日、梅雨明け。
よせばいいのに昼頃出かけたら、すっかり汗だくになりました。
先日までのしぶしぶ雨のひんやり梅雨はどこへやら。カンカンと照りつける太陽と、もわーっとした空気、蝉の声。くらくらしました。
今月の東京は記録的な日照不足とのこと。例年の3分の1位だそうです。ベランダの植物たちが弱ってきていますが、さにあらん。納得しました。
葉が黄色くなったり、病気になったり、カビにやられたり、さんざんですが、日照不足によるものとなれば、どうにもなりません。陽が回復すれば栄養も行き渡ってまた元気になるでしょう。
このところ少し陽の当たる日がありましたので、早速セージは少し葉の色の良い新芽が見えています。他の植物たちもこれから回復するでしょう。
先週も出張があって、出張先で良い日本酒に出会いました。
山おろし純米酒『遊穂』、御粗酒造(みおやしゅぞう)。
「山おろし」の文字が目に入って、注文してしまいました。
香り、味、申し分ありません。私が頂いたあと、一緒に飲んでいた他の方も頼んだところ、若干色も味も異なりました。お店の方に聞いてみると、私が頂いた瓶はもう終わったので、新しい瓶から提供した、とのこと。どうやらロットが違うらしい。
でもどちらも良い味でした。
ロットが違って香りも味も違う。ごく自然なことです。同じである必要はない。方向性が同じであれば。ある程度のぶれはあるはず。自然の産物なのですから。
ワインもそうですね。日本酒はワインより沢山の微生物がかかわってでき上がるのですから、ロットが変われば味も変わるのはまったく自然なこと。むしろ楽しいことです。
日本酒がどんどん美味しくなってきています。素晴らしいことです。