無知の知

ほたるぶくろの日記

梅雨明け?

2019-07-28 18:54:59 | 日記

気象庁の発表ではまだのようですが、体感としては今日、梅雨明け。

よせばいいのに昼頃出かけたら、すっかり汗だくになりました。

先日までのしぶしぶ雨のひんやり梅雨はどこへやら。カンカンと照りつける太陽と、もわーっとした空気、蝉の声。くらくらしました。

 

今月の東京は記録的な日照不足とのこと。例年の3分の1位だそうです。ベランダの植物たちが弱ってきていますが、さにあらん。納得しました。

葉が黄色くなったり、病気になったり、カビにやられたり、さんざんですが、日照不足によるものとなれば、どうにもなりません。陽が回復すれば栄養も行き渡ってまた元気になるでしょう。

このところ少し陽の当たる日がありましたので、早速セージは少し葉の色の良い新芽が見えています。他の植物たちもこれから回復するでしょう。

 

先週も出張があって、出張先で良い日本酒に出会いました。

山おろし純米酒『遊穂』、御粗酒造(みおやしゅぞう)。

「山おろし」の文字が目に入って、注文してしまいました。

香り、味、申し分ありません。私が頂いたあと、一緒に飲んでいた他の方も頼んだところ、若干色も味も異なりました。お店の方に聞いてみると、私が頂いた瓶はもう終わったので、新しい瓶から提供した、とのこと。どうやらロットが違うらしい。

でもどちらも良い味でした。

ロットが違って香りも味も違う。ごく自然なことです。同じである必要はない。方向性が同じであれば。ある程度のぶれはあるはず。自然の産物なのですから。

ワインもそうですね。日本酒はワインより沢山の微生物がかかわってでき上がるのですから、ロットが変われば味も変わるのはまったく自然なこと。むしろ楽しいことです。

 

日本酒がどんどん美味しくなってきています。素晴らしいことです。


明治神宮へお参りに

2019-07-21 18:02:53 | 日記

昨日は原宿に用事があったので、その前に明治神宮へ参拝してきました。

中を流れる沢の石も緑の苔で覆われています。昔懐かしい、武蔵野の林の匂いがしました。微生物たちの発する香りですが、いわゆるカビ臭いのとは違うし、キノコ臭いわけでもない。

とても良い香りなのです。私の中で『林の匂い』と記憶されている香りです。

 

昨日の東京は、ときどき雨がぽつぽつして蒸し暑い日だったのですが、結構な人出でした。

でも約8割が外国人の方だったので本当にびっくり。聞こえてくる言葉がほんとに外国語ばかりなのです。

アジアの方も多かったですね。

何かを感じてくださるのか、ちょっとかしこまって歩いている様子でした。

そうかと思いますと、ある白人の方はソフトクリーム片手に参道を歩いてまして、完全に観光のそぞろ歩き風情。こちらはどうかと。

しかし別の白人の方は日本人のような仕草で黙々と参道を静かに進んでいたりします。まあ、いろいろ、それぞれだと言うことです。人種でもなく、国籍でもなく、神域であることを理解されている方とそうでない方は、いつもいる、ということですね。

 

拝殿の周りには丁度結婚式の方もいたりして、皆さん興味深げでした。

拝殿の手前にあるご神木(夫婦楠めおとくす)もいつもながら立派なお姿でした。

拝殿前は広々として、ここの雰囲気は私の好きな場所です。とはいえ長居することはまず無いんですけどね。いつもひとで一杯ですから。

表参道も人で一杯でした。相変わらずですよね。あそこは本当に人々を惹き付ける場所のようです。また、季節が良くなったら来てみましょう。

外を眺めながらお茶をしたいですね。 ゆっくりと。

 

 

 


そろそろ梅雨明け?

2019-07-20 08:09:31 | 日記
今週もよく降りました。
そしてちょっと蒸し暑くなってきました。気温が30℃くらいまで上がるようになって、梅雨明けも近いか?と思います。


例の赤い紅葉はこんな感じ。陽が足りないので、いつまでも緑になり切れないですね。野菜が高くなっていますし、そろそろ日照時間が気になります。


このあたり、都内の写真とは思えませんでしょう?
まあ東京にもこういう自然があるのはほんとにうれしいことです。夏でもこの林の周辺からは涼しい空気が流れてくるのです。

さて、そして昨日今年初めて蝉の声を聞きました。この辺りではなく、仕事場の付近。この林も近いうちに蝉の声に満たされることでしょう。

今年も半分が過ぎました。既にもう10大ニュースが埋まるくらい、いろいろ事件がありました。
被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げます。
これからの後半は静かな日々でありますように。

いつの間にかの冷え

2019-07-15 19:26:15 | 日記
先週は出張もあり疲れました。

また出張先では湿度のため、エアコンが無茶苦茶強く、身体の芯まで冷えました。もう少しで風邪をひくところでした。

とはいえ、ちょうど山笠祭りで街は盛り上がっていまして、元気のいいお兄さん方の様子と美しく荘厳された山笠から大分滋養を頂きました。



また現在の仕事環境はかなりよいので、何とかなっています。現在の人々は皆さん人間観察や人間関係よりも仕事の進捗に重点を置く方達なので、すっきりとした組織体になっています。

組織としての階級はあるものの、それは個人を縛るものではなく、仕事の内容を縛るものです。したがって、誰でも仕事場を離れれば、その階級とは(ほぼ)無関係、という感覚が強くなっています。
もちろん、そうでない方もいますが、今の面々はそういう感覚の方が多いようです。
ドライとも言えましょう。あらまほしき、日本の新しい社会です。


この休みには「モラルハラスメント夫=モラ夫」についての情報をひょんなことから読んでいました。それを見つつ、この問題の中に二つのエレメントを抽出していました。
1)江戸時代から続いている、女性に対する支配の構造の残存
2)日本の男性の一部、とくに心理的精神的に成長できていない方の日本の少子化への大きな寄与

1)についてはもっと学問的に掘り下げられるべきでしょう。人間を圧倒的にその存在自体を含めて支配しきるための装置=理論、制度、ソフトな文化が日本にはまだ満ちています。
そして、それらは日本の文化として後世へ伝えて行くべき、価値のある文化とを峻別し、捨てる部分を鋭くえぐり叩き潰さなくてはなりません。
私もいろいろ経験してきましたし、何がしかの思いはあります。仕事がひと段落したら、その検証をライフワークの一つとしてやって行こうか、とぼんやり考え始めました。

2)についてはこれは日本の男性だけではなく、いわゆる「毒親(主に母親が多い)」と言われる存在の問題でもあり、これは近代精神の不徹底としか言えません。これはこれで、大きな題材です。
人間社会(家族も会社組織も含む)は他人を搾取してはならない。徹底しなくてはいけません。
「基本的人権」とは何か?これを分かっていない方、これをなんでもないこと、と思っているなど、あってはならないことです。
道徳教育のアルファであり、オメガとするべきでしょう。

そんなことを考えていると気分が重くなってきましたので、今日はスープカップを検索していました。家族分あったカップが2つ割れ、そのままになっています。最近スープを頂くことが多いので、困っているのです。
うーん、でも今日も決まらなかったです。困ったな〜



うちの近くの『墨田の花火』。今年は病気にかかっているのか、葉に縮れがあったり、花の形がおかしい。ちょっと心配です。

梅雨らしいしぶしぶ雨

2019-07-07 21:40:15 | 日記
今年の梅雨は大変懐かしいお天気です。

この何年か、こういうひんやりしぶしぶ雨の梅雨らしい日は無いまま、暑い夏へと移行していたと思います。

五月晴れの暑い日があって、ひんやりした梅雨があり、雨があがると一気に暑い夏、というのが記憶の中の季節の移り変わりだったのです。それがひんやりした梅雨が蒸し暑い梅雨になって、そのまま暑い夏に移行する年が続きました。
4〜5年はそんな感じだったでしょうか。

ところが今年は懐かしいしぶしぶ雨の降る梅雨の日々が続いています。

そうそう、子供の頃の梅雨はこんなだったなあ。
学校に通うのにちょっと寒かったなあ。
朝しぶしぶ雨を見ていると何とも言えず哀しくなって、学校へ行きたくなくなったなあ、とか憶い出すともなく思っていました。

ずっと以前の思い出などが蘇ってきたりするので、おや?と思って気付いたのでした。今年の東京の梅雨は『昭和の梅雨』です。ひんやりとした、懐かしい梅雨。

私はなぜだか、しぶしぶ雨が降ると出かけたくなります。ひんやりと湿った空気がとても心地よく、楽しいのです。
今日も午後に出かけました。


植物たちも瑞々しい。
氏神様のカエデは新芽が赤いので初夏も秋も紅葉が楽しめます。
今はあじさいの青と呼応して初夏を彩っています。

これから後1−2週間はこんな感じでしょうか。来週は出張もあって、何かと忙しいのですが、こういう感じだと乗り切れそうです。