無知の知

ほたるぶくろの日記

新種のウイルスに注意

2012-09-27 11:59:24 | 生命科学

気になるニュースがあります。

 [ロンドン 23日 ロイター] 世界保健機関(WHO)は23日、2002年に死者約800人を出したSARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルスに似た新型のウイルスを発見したと明らかにした。

 このコロナウイルスは、最近サウジアラビアを訪問した49歳のカタール人男性の患者を検査して見つかったという。WHOは「新規コロナウイルスであり、公衆衛生に及ぼす影響を見極めるため、さらなる情報収集のプロセスを進めている」としている。

 2002年に中国で発生したSARSは、制圧宣言が出されるまでに世界中で約800人が死亡した。

 新型ウイルスについてインペリアル・カレッジ・ロンドン呼吸器感染センターのピーター・オープンショー氏は、まだ最先端の検査技術で発見された段階であり、現時点で懸念すべき必要性は低いと指摘。同氏はロイターの取材に対し、「(状況を)注視はするが、直ちに警戒することはない」と語った。

 WHOによると、このカタール人男性は今月3日、急性呼吸器感染症の症状を訴えて受診。7日にはカタールのドーハで集中治療室(ICU)に入れられ、11日に救急輸送機で英国に移送されていた。

 中東近辺でこのウイルス感染が広がりつつあるのかもしれません。まだWHOによれば注意の状況ですが油断は禁物です。石油、金融、サッカーなどのスポーツ関連の方など現地へ行かれる可能性のある方は注意されますように。マスクは必須です。

 台風が近づいていますが東京はそこそこのお天気です。すっかり秋らしくなって涼しい乾燥した空気になっています。と、とたんに体調が怪しくなっています。口内炎とそれに伴う神経痛が出ています。気持ちのよい気候なのですが季節の変わり目は要注意。免疫系が下がるようです。


地磁気逆転について

2012-09-25 09:59:23 | 生命科学

今年はめずらしい22日のお彼岸お中日でした。そういうことがあるんだと初めて知りました。天文現象と我々の使用している周期や数字が多少ずれるというのは考えてみれば当然ありえることです。スケールが大きいですから法則はわかっているといっても細かい定数のずれがいずれは修正が必要なくらいに大きくなることもあるでしょう。むしろ、殆どずれないことの方が本当は驚くべきことなのかもしれません。

 このところ中国の古い預言書のことなど少し調べてみました。あの詩をみていて思ったのは、いくつもの解釈ができ、それぞれが並行して起こっていることなのかもしれない、ということです。曲解しているのは言語道断ですから脇に置いたとしても、いくつかの可能性が常にあります。かれらはそれを知っていたのかもしれません。どれになるかはわからないから詩としては曖昧にならざるを得なかった、とも考えられます。

しかし天変地異があって、小さな神人によって全てが解決されるとは某ドイツの独裁者の予言とも一致します。天変地異とはやはり地球磁場の逆転でしょうか。これまで 360万年で11回起こっていることが確認されていて、前回は78万年前に起こった。ということはいつ起こってもおかしくないということです。ここで少し地磁気について調べてみました。あまりよくわかっていないと。ゆっくり起こるのか(数千年かかる)それとも速い(一ヶ月くらい)のか、についても決着がついていないのですが、最近古い岩石から過去の地磁気逆転の痕跡が見つかり、一ヶ月くらいで極が入れ替わったことを示す証拠が出たそうです。このことから数千年かかると言われていた極の入れ替えがかなり速く起こる場合もあるかもしれないと信じられ始めているようです。

また地磁気が完全になくなりますと、宇宙線や太陽風をまともに受けますので、地球上の生物はことごとく壊滅するはずです。ですから地磁気が弱くなったとしてもゼロにはならず一気に極が入れ替わり地磁気が逆向きではあるものの磁気圏は殆ど常に維持されるものと考えられます。しかし一時的に弱まるのは確かで、その間はかなりいろいろなことが起こるでしょう。生物にはきついことです。大進化はこうして促されてきたのかもしれません。染色体レベルでの変化が起こると考えられるからです。

また地磁気の変化は地球内部のマントルの流れ、海流などとも関連していますから地球規模の異常気象、大陸移動も起こるでしょう。ですから火山の噴火や地震はあたりまえということになります。ここまで冷静に起こることを考えて書いてきたのですが、普通に考えてもここまで来ます。現在の科学でわかっていることを総合しても当然のこととして導きだされる結論です。覚悟を決めなくてはいけませんね。


ミツバチと農薬について

2012-09-19 09:24:19 | 生命科学

先日、目に留まった記事を紹介します。

 水田にまく農薬によってミツバチの大量死が起きることが、農林水産省の研究プロジェクトの調査でわかった。ミツバチのなぞの大量死が全国的に問題になっており、ほかの原因も指摘されてはいるが、農薬が原因の一つであった可能性が高い。調査結果は大量死を防ぐ対策に役立つという。

 ミツバチの大量死は国内では2000年代後半から問題化。09年には、養蜂業だけでなく、ハチによる受粉が必要な果樹栽培への影響が懸念された。ダニや病気、農薬などが原因として指摘されていたが、詳しく分かっていなかった。

2011年11月12日、都内で開催されたネオニコチノイド系農薬国際市民セミナー「ミツバチ・生態系・子どもたちを守るために」で講演した黒田洋一郎氏(脳神経学者・元東京都神経科学研究所)は、子どもの脳の発達にネオニコチノイドが影響を及ぼすと発表した。

■ 日本は米国の7倍の使用量

黒田氏は「ヒトと昆虫の神経系は基本的に同じ。ヒトに完全に無害である殺虫剤は存在しない。不完全な毒性試験で認可して、健康被害が発生すると、別の農薬を売り出すのが農薬の歴史である」と痛烈に批判した。

兵庫県立大学自然・環境科学研究所の大谷剛氏が行った調査によると、ネオニコチノイドを投与したミツバチは、方向感覚を失ったり、帰巣できなくなったりするなど行動異常が現れた。 

黒田氏は、人体被害の例も挙げた。茨城県では、2008年7月、ネオニコチノイド(ジノテフラン)の農薬空中散布により、女性が急性中毒で入院し、脈の変調、心臓異常、バランス感覚低下などを訴えたという。 

日本国内でのネオニコチノイド系農薬の使用量は他国と比べても多い。単位面積あたりでは米国の7倍、フランスの2.5倍である(2002年 OECD調査)。また、国内出荷量は過去10年で3倍に増加している。

■ 有機リン系農薬もADHDに影響

2010年、米ハーバード大学の研究チームは、低濃度の有機リン系農薬を摂取した子どもは注意欠陥、多動性障害(ADHD)になりやすいと米小児学会誌に公表した。 

有機リン系農薬は日本国内でも広く使用されてきたが、毒性が強いため、ネオニコチノイド系農薬が90年代から主流になった。だが、殺虫成分の強いネオニコチノイド系農薬は、有機リン系農薬よりも膨大な被害を及ぼそうとしいる。 

現在、カナダ、米国、中国、台湾、インド、ウルグアイ、ブラジル、オーストラリア、そして日本などで発生しているミツバチの大量死の主要原因として疑われている。

黒田氏は、「この農薬が与える健康被害のケースは、食品などからの内部被爆なので摂取量がわかりにくく、障害が起こっても因果関係が立証されにくい。農水省、農薬会社、農協の癒着で安全性の問題点が隠蔽されやすい」と、いかにしてこの農薬が守られているのか指摘する。 

健康被害が出る度に新農薬に取り替えてきた農薬問題を根本的に見つめ直すべきタイミングが来たはずである。無農薬運動が広まりつつある昨今、貴重な他花受粉の役割を果たすミツバチが命をかけてそう示しているのではないだろうか。(オルタナS編集部=池田真隆)

鳥が魚を吐いてしまうというのもこの農薬のせいかもしれません。この記事の中にもありますように、昆虫だけに効果する神経系薬剤はありえないのです。量的な問題はあります。しかし少量でも胎児や子供は影響を受けます。むしろ大量ですと母体ではそれに対する防御機構にスイッチが入り、代謝が促進されたりするようです。だからといって大量を進めているわけではありません。大人の身体に害があると認識されたからスイッチが入ったわけで、それは恐ろしいことです。

ともかくミツバチは受粉のためにも蜂蜜のためにも大事な存在です。さらなる解明を待ちたいと思います。


これからの方向

2012-09-17 10:52:19 | 日記

今日、東京は風が強いものの、所々青空は見えています。台風が近くにいますので雲の流れは速く、空を見ていると「風雲急を告ぐ」という感じです。今夏強力だった太平洋高気圧もやっと弱くなってきたようです。季節は巡る。秋になりました。

今のところ私の目の前にご縁があってやるべきことは世界中の政治的事件とはあまり関係がないことなので、普段は忘れてはいます。しかしいろいろな問題が耳に入って来るとは、そろそろ影響があったり関わったりすることになるのかもしれません。天変地異に政情不安、心して毎日を過ごして行きたいです。

目指すところが明白でないとついつい迷ってしまいます。明白であってもついつい失念して迷ったりもしますが。

 老子の言葉を読んでいますと、子どもの頃、10代の頃の心境が蘇ってくるのです。あの頃はいろんなストレスがあって押しつぶされそうでした。そんな中を毎日よいしょよいしょと歩いていました。その後の生活や様々な出来事、人との出会いはその心境を試されていたのかもしれません。どのくらいぶれて行くのか?と。大分はずれてきてしまいました。これからは『あの心境』への回帰を目指します。余計な飾りを捨て去ることがこれからの課題なのでしょう。そういう人の気持ちがこれからの地球には大事だということなのだと思います。


安心のすすめ

2012-09-12 22:49:25 | 生命科学

ウコンについて春ウコンと秋ウコンとの取り違えをされている方がいそうで心配しています。以前書いたのですが秋ウコンと春ウコンは成分がかなり違います(こちらを参照)。一般的に普及しているウコンは秋ウコンです。ターメリックも秋ウコン。秋ウコンにくらべあまり普及していないため、業者によってはウコンを春ウコンと称して販売しているケースもあるかもしれません。

それもこれもがんに効果する免疫賦活剤の開発が遅れていることがこのような混乱を引き起こしているのだと思います。静かに進んでいる研究を観ますと、やはり椎茸の成分にはバカにできないものがあるようです。また脂肪の過剰な摂取は気をつけられるほうがよいと思います。過剰な脂肪はまずまちがいなく体内酸化(これもかなり曖昧な用語ではありますね)を引き起こし、これは老化、発がんへとつながるものです。とはいえ、適度な脂肪摂取は必須ですからまったく摂らないというような極端な食事は危険です。

免疫賦活=細胞性免疫の活性化については研究が進んでいるようですから、いつかは本当の意味での第四のがん標準治療としての免疫療法が確立されるでしょう。自然免疫の全貌が明らかになることがキーだと思います。それまではひたすら自然免疫系を強化するような生活を心がけることが私たちにできる最も効果的ながん予防とがん治療の道だと思います。具体的には心を穏やかに保つこと。これがまず第一でしょう。これが達成されますと、栄養的な方法や運動などを凌駕すると思います。

安心して暮らすこと。もちろん日々の厳しいお仕事生活やらやらなくてはならない様々なことがあるにせよ、です。私の場合、こうして今日も生きて何とかやっていられることがありがたいことなのだ気づいたり。また、無限に続く祖霊の方々に見守られ、私は生きているのだとふと思うとき、なんだか少し安心できるような気がするのです。大丈夫だぁ、と思うのです。