いい季節になりました。
ゴールデンウイーク中は新緑を楽しみながら、ぼんやりのんびり過ごしました。
そんな中、知り合いから街歩きのお誘いがあって行ってきました。
この方、以前には築地に残る銅板建築物を案内するツアーを紹介下さった方。
これも随分勉強になりましたし、楽しいツアーでした。
3月には玉川上水ベリを散策する街歩きにも誘われたのですが、
諸般の事情から見合わせました。
今回は満を持しての横浜街歩き。
しかも以前から行ってみたかった山手のあたりにも足を伸ばすとのこと、
バラもきっと綺麗に咲いているはず、ということで出かけました。
横浜は明治維新以降の歴史が刻まれている街で、以前から興味深く思っていました。
今回の出発地点は根岸。
そこから根岸森林公園に登り、山手の方へ行って中華街あたりがゴール。
私は根岸は初めてでした。
駅周辺のマンション群は圧倒される密度。
駅近くの八幡様はなんと鎮座1440年を越えるとか。
古くから人が住んできたところなんですね。
そしてこの神社の裏あたりから一気に階段を登ると閑静な住宅街。
その中に森林公園、横浜競馬場跡があり、米軍基地もまだ残っています。
広々とした、なだらかな起伏のある芝生が広がって、
その周りは立派な木々が囲んでいます。
そのさらに向こう側に「一等馬見所」↓ があって、競馬場の観覧席も残っています。
ただし、隣は米軍基地なので観覧席自体は見学できません。
今は廃墟ですが、使われていた当時の写真など見ると、
瀟洒な社交場で、外国人が集っている様子が写っています。
この辺りは米軍基地があるため、消防署の看板も「Fire station」
森林公園の芝生では英語を話す子どもたちと先生がテントを広げ、
賑やかにゲームをしていました。
ちょっと日本ではないような雰囲気。
とても興味深かったです。
その後、打越橋、地蔵坂を経て山手へ。
バラがちょうど咲き始めたところでした。
最後に港の見える丘公園へ。バラが見事でした。
(続きます。)