無知の知

ほたるぶくろの日記

新型コロナウイルス変異株

2021-04-29 18:15:57 | 日記
とうとう東京も1000人を超えました。3月半ば以降、かなり通勤の人も多くなっていましたので、危惧していましたが、やはり。

先日は連休中はあちこち休みになるかも、ということで、お気に入りのインドカレー屋さんへ。バスマティ・ライスがあるのが嬉しい。


この右下にある。玉ねぎとバジルのインド風天ぷらが美味なのです。

ところでインドといえば、新型コロナの感染者数が増えて、大変なことになっているようです。


日本の状況についても、重症化率など少し具体的な数字をみてみましょう。

厚生労働省が出しているpdfのなかの表を、抜き出して貼ります。
『(2021年3月時点) 新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識』と題するpdfですから、全編をご覧になりたい方はググってみてください。

 

これは2020年1−4月のデータと6−8月のデータで、なんとこの時は弱毒化していたのですね。

そして
*******************
Q:新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化する人や死亡する人はどれくらいですか。
A:
新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化する人の割合や死亡する人の割合は年齢によって異なり、高齢者は高く、若者は低い傾向にあります。
重症化する割合や死亡する割合は以前と比べて低下しており、6月以降に診断された人の中では、 
・重症化する人の割合は 約1.6%(50歳代以下で0.3%、60歳代以上で8.5%)、 ・死亡する人の割合は 約1.0%(50歳代以下で0.06%、60歳代以上で5.7%)となっています。
*******************

というQ&Aがあります。
いかに年代によって症状が異なるか、がよくわかります。

しかし、この数値が微妙ですね。2%だとして100人に2人です。これは多分普通はあまり高い確率とは思えないのでしょう。
だから自分は罹っても大丈夫かも、と思ってしまうのかもしれません。

また、昨年のこのデータではウイルスが弱毒化していることを示していました。確かに私もこれでなんとなくほっとしていた覚えがあります。

ところが、最近、感染症研究所から出された変異株のデータですと、重症化率は5.5%で、約3倍ちょっとになっています。どの年代も同じなのかはわかりません。年代によってはそれ以上の重症化率になっているかもしれません。

厄介なウイルスです。

弱毒化して人間を油断させて複製数を上げ、また変異を起こし、今度は強毒化するなど。。
変異株では基礎疾患のない方でも重症化しています。
明らかに危険度が増していると思います。

どうぞ皆さん健やかにこの連休を過ごされますように。

明治神宮4(最終回)

2021-04-25 16:30:13 | 日記
いくらなんでも引き延ばしすぎな明治神宮なんですが、御苑がとても良くて、つい長くなってしまいました。

花菖蒲田の奥にはかの有名な「清正井」があるそうで、今回初めて行ってみました。


武蔵野台地の端から出てくる水ですね。(ブラタモリの受け売り)


とても綺麗な水です。
数人の人がいるばかりで、とても静かでした。


そこからさらにツツジ山へ向かいます。


日本各地のツツジが植えられています。


大きなツツジで、下から撮影しました。


色とりどり。マスクがなければきっと甘い匂いも感じられたのだと思います。

そして、ツツジ山から出口はすぐ。そして参道に戻り、本殿へ。

御神木の周りは落ち葉でいっぱい。


そして木は新緑に包まれています。


本当に大きな木です。

思いがけずこの日は神宮に長居して、そのあと急に渋谷まで歩いていく用事もできたりして、ずいぶん歩きました。

御苑ではとても都会にいるとは思えない静けさと葉ずれの音に癒されました。
子供の頃、武蔵野の雑木林が近くにあって、その中でいろんな花や木の実を探して遊んでいました。
そんな時のことをふと思い出したりして。

こういう時間は大事です。

今日からとうとうまた蟄居の日々です。でも本気で取り組まないと大変なことになります。
さてさて、美味しいおつまみでもつくりますかね〜

明治神宮3

2021-04-24 15:46:04 | 日記
一週間は瞬く間に過ぎます。
今年の5月の連休にはあちこちの展覧会や庭園めぐりをしよう、と楽しみにしていたのですが、やはり。。。 実は、こんなこともあるやもしれず、となんとなく思いましたので、東京国立博物館 鳥獣戯画展 は早々に予約し、昨日行ってきたところでした。

新年度からの一連の仕事がひと段落し、丁度休みをとることができるくらいにはなったのでした。本当は連休に行きたかったのですが、連休は混むだろうし、それも嫌かな、と思ったので、早めに行くことにしました。結果として、ギリギリセーフ、というタイミングになりました。

さて、明治神宮の続きです。御苑の中に入ったところまで書いたかと思います。それで、枯れ木が多いことも書きました。昨年の夏の終わりに来た時、


木の幹になにやら漏斗のようなものが連なって設置されています。こんな木が結構ありました。(昨年9月)


ナラ枯れ対策で虫を捕獲するトラップなのだそうです。(昨年9月)

今回はまだ設置されていませんでした。その代わりに幹にラップを巻かれた木が多くありました。どういう対策なのかはわかりません。

さて、今回さらに菖蒲園へ向かって御苑を散策しますと


山吹の大群がありました。


そして芽吹いたばかりの花菖蒲。もう少しすると花の時期になります。連休明けの頃でしょうか。その頃には少し収まっているといいのですが。


私には珍しかったので、撮りました。白い山吹。て念のため調べると、シロヤマブキは山吹とは別属だとか。へぇ〜 両方ともバラ科でよく似ています。

ただ、山吹にもシロバナもあるようですね。
これはどっちなんでしょう??
(続く)

関東はこのところ乾燥が続いています。先週あたりはある程度雨が降ったのですが、その後すっかり乾いてしまって、今はカラカラです。

暖かくなってきて、そろそろ感染も落ち着くかと思いましたが、やっぱりだめでしたね。どうしても人と人との距離が保てない人々の間で、ひろがっているようです。

そして変異株の存在がやはり医療現場をかなり混乱させています。

どうぞ皆様、お気をつけて。


明治神宮2

2021-04-18 20:24:21 | 日記
明治神宮の神宮の杜は大正時代に造林された人工林です。林学者による100年後の東京を見据えた計画は、見事に今、結実しています。

さて、その杜の中程に「明治神宮御苑」はあります。私は昨年の9月に初めて足を踏み入れました。

それまでも、そういうものがあるとは知っていたのですが、中に入ることはしませんでした。

その理由の一つは「清正井」です。ちょっとしたブームがあって、何だか随分な行列になっていました。どういう「ご利益」があると謳われたのかは知りませんが、ともかく変に有名になって、長い間、それこそ10年以上にわたって、行列ができる状況が続いていたのです。

いつもお参りに来るたびに、嫌な雰囲気を感じていて、御苑には立ち入らないことにしていました。

それが昨年は外出禁止令もありましたので、すっかり静かになっていました。9月に訪れたとき、御苑の入り口を初めて繁々と眺め、500円の「入園料」を納めて入ってみる気になったのでした。

前回は初めて、ということもあり、中の様子を探っただけでしたが、今回は新緑の木々、菖蒲園、ツツジを見てみよう、と思って出かけてきたのでした。


御苑に入ってすぐのところ。この繊細な新緑が好きなのです。今の季節しか見られない色です。



私の愛する色の濃いすみれ(何すみれかは勘弁してください)。


隔雲亭。明治天皇が昭憲皇太后のために作られたそうです。

おや、神宮の杜は大正時代に造成が始まったが、その頃のここはどういう場所?と思い、調べると。。。

そう、ここはかつての熊本藩加藤家、その後彦根藩主井伊家の下屋敷の庭園だったのでした。それを明治維新後、皇室の御料地としたもの。代々木御苑と呼ばれ、明治天皇はお気に入りだったそうです。
武蔵野の面影が残されていて、私などはとても懐かしい気分になります。



前回きた時も気になったのですが、結構、楢の大木に枯れたものがあります。上の写真、左上に枯れた枝が見えます。

虫と菌とで立ち枯れる楢の木が多く、秋にきた時は虫を捕獲する装置がつけられていました。今回はラップを巻いた木が何本もありました。いろいろな対策がなされているようです。

うまくいってくれると良いのですが。
(続く)

なんとなく私にはひんやりと感じられる日々です。今の気候は人によって体感がだいぶん異なり、ある人は半袖、私はウールのセーターに軽めのコートです。

昨年はっきりと自覚したのですが、どうも私はこの季節、薄着しすぎて失敗しているようなのです。何度となく初夏に頭痛をやりましたが、どうも薄着が原因だったよう。特にそよ風がまずい。気持ち良い風ですから、ついそよそよしている風の中、無防備に歩いてしまいます。

それがダメみたいです。冷えるのですね。スカーフや、帽子で頭から首を守るのが重要なようです。そうすれば大丈夫、というのが昨年やっと出した私の回答。重装備でいざ春の散歩へ。

辿り着くのに、うん十年かかりました。。

明治神宮1

2021-04-15 07:55:42 | 日記
先週、ふと思い立って明治神宮へお参りに。表参道も含めあのあたりの樹々の新緑が見たい、と思いました。

ちょっと早めの時間帯だったので、原宿駅は空いていました。神宮側の出口を出て、参道を歩き始めます。



今の時期は照葉樹の葉の更新で、結構落ち葉があります。

いろいろな鳥の声が聞こえました。(詳しくないので、何の鳥かよくわからないのはすごく残念。)


ちょっと神秘的。


心地よい風が渡っていました。


すでにツツジが咲き始めていました。
ちょっとした山の中にいるような雰囲気を味わうことができます。

(続く)

このところは新年度で忙しく、楽しみにしている皆さんのブログを見に行くことさえもできず。。。(泣)
出勤の際は言うに及ばず、在宅勤務の時もくったりしています。おまけに先日から始めたメルアドの変更のため、あちこちのアカウントをチェックして変更する作業もけっこう膨大。

重なっちゃって消耗してます。(半分は自分のせいですけど。。。)
いつかはやらないといけないと思っていたので後悔はないのですが、正直こんなに消耗するとは思ってなかったです。
アカウントの中にはすごく古い(20年前に作成)ものもあったりして、メルアドを変更するだけでは済まないケースもありました。想い出がやってきたりして、心理的にもいろいろ動揺させられる部分もあって、なかなかでした。

春、だからできることかな、とも思います。