無知の知

ほたるぶくろの日記

紅葉は静かだ

2023-11-27 17:26:27 | 日記
昨日はちょっと遠出をしました。
少し静かな自然の中へ行きたく。
仕事と、手続きの連続でだいぶん疲れていましたので。

とはいえ、日常の延長なので、ただ忙しいだけ。
慣れない病人の看病と介護とは比べものにならず。。。
忙しいと言いつつ、体調はだいぶん良くなったのですが、、、血圧がまた上がり気味。ストレスがかかりましたから。

父も無事に旅立ちましたし、ひと段落したので、様子を見ます。


色づいた葉っぱを眺め


英気を養いました。
水の音はとても落ち着きます。

不思議ですよね、音が鳴っているのだけど、静かに感じる。
寒いですが、まだまだ。

これからは雪の季節です。
雪景色もまたいいですよね。
雪の季節にもまた来たいな、と思いました。

風邪が流行っております。皆様もご自愛ください。





満中陰と年末準備

2023-11-19 15:27:43 | 日記
寒さも二週間続くと体も慣れてきます。
まだ真冬ほどではないので、油断さえしなければなんとかなります。

3年前もそうでしたが、秋に弔事がありますと、喪中はがき、満中陰法要、香典返し、年末準備。。と続きます。
そのほかに色々な手続きもあって、結構負担を感じます。
今年もそんな感じで進行していて、休み休み何とかこなしています。

そんな中、先週はびっくりするような訃報が2件ありました。
どちらも仕事の関係者で、お一人はまだ64歳。
もう一人は少々訳あり。
残された方々の安心を思います。



(九段会館の階段。 改装されて大変綺麗で近代的になりました。)

さて、これからひと頑張りして静かに年末を迎えたい。
皆様もご自愛ください。







急な冬日 師走並み

2023-11-12 12:17:14 | 日記
今朝は冷えてます。
昨日もかなりの冷え方で、びっくりだったのですが、今朝はさらに。

昨夕は夕方人と会うことになっていて、久しぶりに渋谷へ。
鍋の店で会うことになっていて、先週くらいはあの暑さで、
失敗したかも、と思っていたのですが、昨日は大正解の寒さでした。

久しぶりの渋谷は色々な意味で見知らぬ街でした。
まず、景観がすっかり変わってしまったこと。
再開発で、今まであったビルがなくなり、新しいビルや施設ができている。
しかも構造が複雑なので、もはや銀座線、東横線にどうやって乗り換えるのか見当もつかない。

過去の記憶とつながらない、という意味です。
だから、頭の中で一から動線を引き直さないといけない。
記憶の中の渋谷駅はもはや機能しない「失われた過去」の記憶。
早めにリセットしないと迷子です。

かろうじて道路は以前のままなので、道路からものの位置関係は把握できる状況。



(渋谷と全く対照的な、平和で静かな上野、先週の様子、一息いれる。。。)

そして二つ目の要素は雰囲気。
この部分、私の方の認識の仕様が変わっている可能性が大いにあるので、
何とも言えないのですが、
以前よりも危険で、ある意味グローバル化しましたね。

海外で街を歩くときの緊張感を思い出しました。
人種も色々ですし、これはもはや日本の街ではなくなったな、
と思ったことです。

ハロウィーンでの暴動騒ぎが過去にありましたが、
確かにこの雰囲気ならばあり得ること、と思いました。

店にも入ってみましたが、なかなかおもしろい品揃えで、
楽しそうではありました。
若い人がメインでした。
一時、渋谷はもはやシニアの街だ、みたいな言説にどこかで触れましたが、
とんでもないですね。
やはり、若い人の街です。
しかもかなりパワーアップし、本格的にグローバル化し始めている。

日本の古い文化とどういう平衡値で落ち着くのか、興味深い。
京都などは圧倒的な歴史文化の重みがあって、変化の幅は限られるのですが、
渋谷はそもそも若い街です。
これまでもドラスティックに変わってきました。

何となく、そういう意味では怖いもの見たさというか、
文化的な興味をそそられます。

またそのうち行ってみたい、と何となく思います。
(疲れましたけど。。)








やまと絵展へ

2023-11-05 09:55:23 | 日記
この特別展は楽しみにしていました。
昨日はお天気も良かったですし、出かけることにしました。


今の上野の紅葉。 空はどこまでも蒼く。天高し。
今年は暑い日も多いので、紅葉は期待できなさそうです。


中国の絵画を模倣した南画などの山水画も素晴らしいのですけど、私は鳥獣戯画や信貴山縁起絵巻などが以前から気になっていまして。
この絵画(?)の分類はどういうものなんだろう、と以前から思っていのです。

今回、やまと絵、という言葉をみて、これはドンピシャであるな、と思った次第。
きっとあるに違いない、と思いつつ、展示内容も確認することなく出掛けて行ったのですが、やはり。
鳥獣戯画、百鬼夜行絵巻、信貴山縁起絵巻、大江山絵巻、土蜘蛛草子、春日権現験記絵巻酒呑童子絵巻。。 楽しい。。

しかも今回凄すぎる絵巻も発見。
『仏鬼軍絵巻』
こんな面白いものがあったとは、寡聞にして知りませんでした。
設定がすごいのです。
「諸菩薩が地獄を平定するために軍を組織して地獄に攻め入る。」
というもの。

えーっ 仏様たちが地獄に攻め入る?!
なんじゃらほい。ですよ。

絵巻はストーリー漫画の始まりなんですよね。

前回、東福寺展で拝見した『五百羅漢図』も東博が吹き出しを入れたりして、物語の展開がわかるようにした説明図をあちこちに配置していて、
「なるほど!」とおもったのでした。

ですから、今回もそういう要素を見られるのかも、と期待したわけですが、
期待以上でびっくりでした。


ということで、堪能して出てくると、、東博前の道路を渡ると不思議なものが。



あかりアート、でした。
夜になったらきっと点灯して趣も変わるのでしょう。
素敵でした。

夜の様子も気になりましたが、流石に再来するのはちょっと。。
残念〜