無知の知

ほたるぶくろの日記

久しぶりの明治神宮2

2020-09-28 19:42:41 | 日記
私は何度となくこちらに参拝に来ていますが、御苑に入ったのは初めてです。
元々は熊本藩主加藤家の下屋敷の庭園、その後彦根藩主井伊家にうつり、明治維新後は皇室の所有とのこと。古い庭園です。

隔雲亭。明治期に作られた数寄屋造りの木造建物です。

昭憲皇太后の休息所として建てられたとあります。

落ち着いたたたずまいの明治期らしい、日本家屋です。美しく保たれています。


ここから少し降ると池があって、睡蓮が咲いていました。




遠くには赤い睡蓮もありました。


ちょっと見えにくいですね。左奥がピンクです。

これは南池だそうです。ここからさらに北側に水路が伸びており、花菖蒲田があるようです。
その時期にはさぞかし。今は葉だけですが、かなりの規模で広がっていました。
その奥が清正井です。
いろいろな意味で有名ですが、私はあまり興味がないので今回は割愛しました。
(続きます)

久しぶりの明治神宮1

2020-09-27 21:11:57 | 日記
先日の4連休、久しぶりに明治神宮へ行ってきました。

3月くらいに行って、その後COVID-19が深刻化し、緊急事態宣言が出ることになりました。あのときは原宿の新駅舎がオープンしたてでした。
あれから半年。。。暑さも少し和らいだので、ちょっと行ってみることにしました。

原宿の新しい駅舎は神宮方向の出口があります。
駅舎の窓から神宮橋が見えます。

午前中早めの時間だったので、人は少なめでした。



そのほかにいつもと違う点といえば、何よりも外国人がいないこと。
このところ何年も、日本語より外国語が多く聞こえていたのですが、今回はほとんど日本語ばかり。


神宮の森は相変わらずの原生林ぶり。宿木がビッシリの木。
鬱蒼としています。



参道の途中、沢があるのですが、そこの向こうに池が。。

そうなんです、明治神宮の森の中には御苑があるのです。
「明治神宮御苑」
有名な清正井もその中にあります。
江戸時代からある名湧水なのだそうです。

今回は清正井はともかく、あの池に興味を惹かれたので、御苑に入ってみることにしました。入園料500円を納めて中へ。



きれいに整備されていて、熊笹が元気に繁っています。

続きます。

ワクチン百花繚乱

2020-09-21 16:52:29 | 日記
SARS-CoV-2感染症に対するワクチン開発が進められています。
開発の進められているワクチンの種類について書いていきます。

いろいろな理由から、開発している会社など、は出しません。悪しからずご了承ください。

どんな種類のワクチンが開発されようとしているのか。

1)SARS-CoV-2表面タンパク質(スパイク部分ペプチドを含む)
2)SARS-CoV-2表面タンパク質のmRNA
3)SARS-CoV-2表面タンパク質の遺伝子を組み込んだベクター(ウイルスを使うグループもある)
4)生ワクチン(弱毒株)


1)、4)は古典的なワクチンといえます。2)、3)が遺伝子ワクチンとして今回初めて開発されているものです。

ウイルスの表面タンパクに対する「特異的免疫反応」(特に特異的抗体産生、その他いろいろな反応系が動きます)をいかに効率よく誘導するのか、がワクチンの評価基準のひとつです。
しかもその産生されてきた「特異的抗体」はウイルスに結合して感染力を失わせるものでなくてはならない。

以前から書いているように、場合によっては、特異的に結合して効率的に細胞内に取り込まれるようにする抗体もあり、SARS-CoVのワクチンでもこれが起こったと聞いています。これとよく似ているSARS-CoV-2 (COVID-19の責任ウイルス)なので、研究者は非常に心配しています。

2)、3)の遺伝子ワクチンについて、それらを接種することによって我々の遺伝子が変化する、とか組み替え人間になる、とかの記述を見ました。

そのようなことはありません。

外来性の遺伝子はワクチン・ベクター(運び屋)によって我々の標的細胞に入り込み、一時的にウイルスのタンパクを作ります。
細胞内に入ったウイルスの遺伝子は、mRNAだろうが、DNAだろうが、いずれは分解され、なくなります。

ワクチン・ベクターはそのように設計されているのです。
このベクターについてはかなり長い歴史があります。もうかれこれ30年以上かけて開発されてきており、これまでにもいろいろな分野で使われてきています。

したがって、基本的には1)、4)と変わらず、目的のタンパク、ないしはペプチド(タンパクを小さく切ったもの)を身体のなかに入れ、それに対する特異的免疫反応(特に抗体産生を開始させること)を引き起こすことが期待されています。

研究者、専門家が危惧するのは、安全性については全くもってケースバイケースであることです。
何が起こるのか、望まない危険な副反応が起こらないか、十分な検討が必要だ、ということです。

1)〜4)の準備はあっという間にできます。
問題はその後です。

1)についてはアジュバンドの問題もあります。(これについては、また項を改めます。)なんにせよ、人間の体に入れ「免疫反応を動かそう」というものです。
難病のほとんどは自己免疫疾患で、免疫反応の暴走であることを考えたとき、その危険性を想像していただけますでしょうか。

ともかく、慎重にことを運ばないと悔やんでも悔やみきれない事態になりかねないのです。楽観は危険です。


久しぶりにリアル買い物

2020-09-19 15:52:07 | 日記
先日、子供の買い物の付き合いで久しぶりにリアル買い物に出かけました。
バッグを新調する必要があったのです。

洋服類はほとんど通販でいけるのですが、バッグは流石に実物を見ないと、ということで出かけることにしました。
バッグ売り場はほんとに久しぶり。
1年ぶりか、いやもっとかな。

バッグは大きさや素材など、やはり実物を見ないと決められないです。
あちこち見て回って、これはという物を購入できて、やれやれ。
これまた久しぶりに外でのランチ。

いろいろな茹で豆の入ったサラダにしらすのパスタをいただきました。

パスタは一口食べて、「あっ写真!」忘れていました。
食べかけで失礼します〜


上にしらすがたっぷり乗って、なかなか見栄えのよろしいお皿だったんですが、残念です。。。

ほんとに半年ぶりくらいです。外でご飯を食べるのは。
3月くらいが最後だったかな。
お客さんで結構いっぱいでした。

本当はデザートまで行きたかったんですが、最近は食が細くなっていて、やっぱり無理でした。
残念。


さて、今日は蝉の声を聞きました。でも微かに。
今週は大分涼しかったので、鳴いたり鳴かなかったり。
こうしてフェイドアウトしていくのですね。

一方虫の音はどんどん高くなっていきます。
夜は賑やかになってきました。

蝉はいつ聞こえなくなるのでしょう〜

涼しい〜

2020-09-15 08:11:14 | 日記
昨日も涼しかったが、今朝もかなり涼しい。

昨日とうとう蝉の声を聞かなかった。今朝も聞こえない。
でもまた暑い日には鳴くかもしれない。

こうして少しずつ、静かに蝉の季節が終わっていくのでしょうか。
曇りがちでちょっと暗めの空。寂しい感じが増幅されます。


さて、ワクチン関連で大分あちこちで議論が巻き起こっています。
そのうちにはまとめを書きたいと思っています。
新しいタイプのDNA、RNAワクチンも出てきたりして、いわゆる新聞社にはその「説明」なるものが出ていたりしていますが、目眩がするほどいい加減で
びっくり
しています。

こんないい加減な「説明」を全国紙が垂れ流していていいのか?と思います。

とはいえ、そうなってしまうのも無理からぬことかもしれません。それほどに今時のワクチンは複雑なものではあります。

いや、その前に免疫機構というものが既に複雑。全てわかっているわけでもない。もう少しいえば、どこまでが免疫機構なのか?というくらい、そのカバーする現象が広いことがわかってきています。

誤解を恐れず私見を述べれば、ほとんどの生体反応は免疫反応、です。


それで、新型コロナウイルスのワクチンですが、そんなにすぐにできるのか?という問題。
今は「できるかもしれないし、できないかもしれない。」
としか言えないのです。人類で初めての核酸系ワクチンがどのような副作用をもつのか、もたないのか。全く分からないからです。

多くの方が接種して、初めて安全は確認されます。そこを飛び越えることはできないでしょう。

多細胞生物の身体は複雑なのです。それをシミュレーション仕切るほどのAIもまだないと思います。今の富嶽を駆使しても無理でしょう。

結論としては、安全で有効なワクチンができるとしても、それは来年以降だと思っています。