連休の初日にピンタレストで台所の無駄な手間を省くシリーズがあって、思わずしばらく観てしまいました。
いろいろ面白いアイディアがあったのですが、その中でハタと膝を打ったものがありました。
台所の排水溝の件です。
うちの台所の排水溝には
こういうバスケットと
こういう蓋がついています。
バスケットには伸縮性のある再生プラ素材のネットをかけてゴミを集めていました。蓋がついて、ゴミが直接見えないようになっています。
まあ、見た目としてはいいのですが、蓋もバスケットも毎日洗いませんと微生物が大喜びです。特にプラ素材ですから油がくっつきやすく、洗うのに洗剤と専用のスポンジが必要。蓋の裏側もバスケットの網目も微生物の作り出す多糖類でぬるぬるです。ほんとにいつもうんざりしながら掃除していました。
そして週に1回はバスケットの下の排水溝自体の蓋も排水溝の内部もカビだらけになっているので、そこも専用のブラシで掃除しないといけません。
さて、その動画では、
「蓋もバスケットも要らない。排水溝には直接ゴミ取りネットを設置すれば十分!」
「しかも、そうすると湿気がこもらないので、排水溝にカビが生えない!」
なに!? う〜ん、確かに。
そもそも蓋をつけているのは何故?直接ゴミが見えないため?だけど見えないとどのくらいゴミが溜まっているのか、逆にわからない。だから時々わざわざ蓋を外して中を確認したりしていました。
蓋とバスケットがひょっとして余計な台所仕事を増やし、しかも微生物繁殖の機会を増やしている可能性に気がついてしまった。
ということで早速蓋とバスケットの撤去を実行することに。
近所の100均にすっ飛んでいきまして
これを買ってきました。
内側のペラは要らないので、外周のゴムだけが残るようにハサミで切り取ります。このゴムの外周にゴミ取りネットを引っ掛けて直接排水溝に設置。
問題なくゴミはキャッチされますし、ネットが結構目が細かいですから、排水溝の蓋そのものが剥き出しで見えるわけでもない。。
いいじゃない。
さて、これを設置したのが連休の初日でした。今日でかれこれ10日経ちますが、その後どうなったか。。。
万事快調!
何と排水溝内部のカビも以前に比べて圧倒的に少ないのです。一週間経って、いつもだと相当に生えているところ、今回おや?どこに?と思うほど。それでもブラシで擦っておきましたが、全然問題ない。
つまり、何と蓋とバスケットを掃除する手間がなくなり、排水溝内部のカビも増殖が抑制されたのでした。
いや、もっと早く気づくべきだった。
洗剤と水も圧倒的に節約されています。
毎日当たり前にやっていることを、見直すことは本当に重要だな、と改めて思ったのでした。
これを提案してくださった方、本当に感謝です。