待降節（アドヴェント）の始まり

ドイツにいた頃、11月はとても苦手でした。

秋が早く、10月始めには紅葉がすっかり終わり、木の葉は落ちてしまいます。天気もあまり良くない日が多いので、空は灰色。しかも緯度が高いので、日が短くなってきます。

死者の月とも言われていて、10月末のお盆のような行事からあと、しばらくレクイエムそのもののような11月です。

そしてその鬱屈した思いを爆発させるように11月最終週からアドヴェント（待降節）が始まります。クリスマスへ向けた準備の四週間。もう街も電飾が始まり、ウインドウにはツリーなどの装飾が始まります。いわゆるヴァイナハツ・マルクト（クリスマスマーケット）なども開店します。

ドイツ人の友人は11月の間に、その後のアドヴェントを目標にいろいろ準備していました。ツリーの装飾品の点検とか、電飾のデザインとか準備。それぞれの街の商店街も電飾をチェック。修理もしなくてはいけません。結構そんなこんなで地味に楽しいんだ、とのこと。なるほど、とおもいました。

でも日本に帰ってきて本当にほっとしたのが、明るくてカラフルな11月の様子でした。東京近辺の紅葉の季節は11月から12月。日が短くなって、心細くなってくる気持ちを暖めてくれます。「日本に帰ってきた〜」と実感した時でもありました。

しつこいですがもう一枚

今年は紅葉の当たり年ですから、もう楽しまないと。本当にうっとりです。

昨日は散歩をしてパスタをいただきました。

ブロッコリとあさりのトマトソースパスタを頂きました。

ふう〜　風が冷たかったですが、これで暖まりました。来週はもう冬到来のようです。秋はもう終わり。

師走ですから。あと残すところ１ヶ月になりました。お正月へ向けてこれ以上コロナの感染が拡大しないよう、気をつけたいです。できるだけ、お取り寄せやテイクアウトで飲食に関わる方達を支援できればいいのですが。

東京の紅葉

今年の東京は、台風の被害がほとんどなかったので、紅葉が綺麗です。今年初めの新型コロナ蔓延以来、運動が足りてないのと、体力が落ちるのを防ぐため、朝、少し歩くことにしました。通勤の駅の少し先まで行くだけなんですが。。。

せいぜい10分ちょっとくらいの道のりなんですが、それでも結構歩数を稼いでいます。お天気もいいですし、本当に秋の風景が素晴らしいので楽しんでいます。

赤と緑のコントラストが映えます。

こちらは赤と緑と白。空の蒼もいいですよね。

ここの一画はもっともお気に入りです。糸杉がまた、なんともいい感じです。柔らかい曲線で、動きを与えています。

この数年で最も美しい秋です。じっくりと楽しみながら歩いています。

東京に限らず、全国的に感染者が増えています。油断ができません。

マスクと手洗い。気をつけて過ごしています。おそらく一番感染が発生しやすいのは「飲み会」だと思います。

残念ですが、今年はあらゆる「〇〇会」はできないことになってしまいました。お店の方も大打撃でしょう。なるべくテイクアウトできる時はしていきたいと思っています。

執着の整理

ともかく片付けに追われる毎日です。

人間の過去に向き合いながら、執着を断ち切るごとく、整理しています。

早めの旅立ちとはいえ、それなりの年数を生きていたのです。しかも物持ちがよくて、20代の頃からのものも残されており、思い出の「かけら」ではすまない相当な量なのです。

私としては、ほぉと感心し心に納めて整理する、方針で臨んでいます。これも御供養の一環です。

執着を残すのはよろしくない。過去は過去です。今に影響はありますが、あくまでも過去。本人がそれを見れば過去の様々な場面を憶い出すでしょう。その縁（よすが）ですから。

しかし、想い出の持ち主本人が彼岸に行ってしまいましたので、それらの物も任務を終えました。感謝して整理していきます。

先日大きな不用品などとともに多少は業者に持って行ってもらったのですが、本や紙類、その他の箱が沢山残っていました。それらの箱を一つ一つ開けて中を確認し、整理していくのです。

ほとんどが書籍なのですが、種類は様々。こちらも業者のお世話になっています。

こうして本当にこの一週間働いています。昼間は仕事、夜はものの整理。まあ体を動かすのは今年前半の巣ごもり状態の代替にもなります。

今のところまだ動かせる頭と身体なんですから、せっせと動かすよう頑張っております。

そして空いたスペースをどう使うか。ここからは頑張ったご褒美と思って、楽しんで計画しています。

東京も大きな台風がなかったせいか、紅葉がきれいです。朝晩は冬並みに冷えるのもきれいな紅葉の条件。今年は早くからそんな日が続いています。

いろいろありましたが、せめてこの晩秋の景色を静かに堪能したいです。

新しい日常への第一歩

今日は片付けました。大分、片付けました。

壊れてしまっていたタンスや、いろいろ大きな不用品を回収業者に持って行ってもらいました。

新しい日常へ向けて準備を始めています。

昭和の人間らしく紙類（本など）があるのですが、それらも整理されて初めて生きてきます。整理されず、単に積まれていたら、どうしようもない。

少しスペースができたので、本の分類をします。これからは読まないかな、という本はどんどん処分。今の半分くらいにする予定。

どうしても、という本だけ残して、でもそれらの本も堪能したら処分。

（処分＝リサイクルです。念のため）

電子書籍も充実していますが、全てではないんですよね。そこがなかなか微妙。

９月の明治神宮御苑で咲き始めていた萩。多分もう今は盛りも過ぎていることでしょう。萩の小径がありました。満開の時はとても華やかだと思います。

さて、米国の混迷が凄いですね。ステイツの誇りが問われています。

酔芙蓉

これは9月の画像です。酔芙蓉の色の変わっていく様を撮ろうとして、最初に撮影したものです。

曇っていたためか、ピンボケで申し訳ない。

職場の近くにある大きな酔芙蓉です。今年は撮るぞーと思っていたのですが、躓いてしまいました。その後すっかり忘れていたのですが、今日、出勤時にみましたら、今もかなり花を残していて、白やピンクの花が混じっているのが見えました。

今年は時期を逸してしまいましたが、来年は忘れずに撮りましょう。

このあたり、まだ朝顔も咲いていたりしますが、一方でもう銀杏が色づき始めています。例年１２月近くにならないと銀杏は色を変えないのですが、今年はかなり早い黄葉です。気温の下がり方も早いようです。

結局大きな台風に遭わなかった今年ですが、その分冬の訪れが早そうです。いろいろ感染症が心配されますので、暖かくして気をつけたいです。じわじわと感染者数が増えています。くれぐれも気を抜かず、対策して過ごします。