無知の知

ほたるぶくろの日記

今日のおもい

2011-04-29 13:34:55 | 日記

街でも店の看板に光が入っていないところも多く、駅の構内など、昼間でも「あれ?」と思うくらいのことがあります。今は大分そういう状況にも慣れたのですが、最初の頃、何故かとても懐かしい気分になったのでした。

考えてみますと、昭和のころなど、繁華街のネオンはともかく、普通の街の商店や駅の売店などの看板には光が入っていませんでした。そんなに照明を使うことはなかったのです。今はどこもかしこも人工の光に満ちあふれています。この傾向はここ20年くらいではないでしょうか。どんどん明るくなり、さらにLEDも普及しはじめ街はもっと明るくなろうとしていた矢先に今回の震災がありました。神霊からのメッセージなのかもしれないですね。

昨日の朝、外に出た瞬間、この世とは思えない透明な空気感がありました。そのときにああ、今日は49日なのだったと思いました。昭和天皇のことなども憶い出しつつ、日本の行方について真剣に考えていきたいとおもいます。このところ、空がとてもきれいだと思います。樹々の若葉が萌えたって、自然が心に迫ってくるのです。自然が何かを語り始めたようにおもいます。

そういえば、日本でもアメリカの南部でも竜巻が発生しています。アメリカでは数百人の方が犠牲になったとか。地球規模での天変地異がはじまったようです。これからなのですね。

話しは全く変わりますが、先日来、放射能関係の情報をいろいろ集めています。公的機関、東電の報告書、学会関係の声明、立場も様々なネットでの主張などなどを読ませて頂いています。玉石混淆の情報の渦で、しかも背景にさまざまな政治的思惑が見え隠れするため、読んでいくのが疲れます。このような種々雑多な情報の渦の中で、どのような情報に出会い、どの情報を自分にとって重要なものと感じ採択するのか? はやはりご縁、としか言いようがないように思えます。結局、この世を生きるということは、そういうことなのかもしれません。とはいえ、私なりの考えをまとめることを放棄したわけではありません。自分の行動指針をはっきりさせることは必要だとおもっています。今しばらく勉強させて頂きます。


榊の新芽

2011-04-27 23:44:51 | 日記
神棚の榊の新芽がかわいらしい今日この頃です。その辺りにある常緑樹では古い葉がほとんど落ちて、新芽がすくすく育っています。こうして常緑樹は春に葉を落とします。竹もそうですね。春の落ち葉です。春の竹林はさらさら、さらさら音がします。春の落ち葉はタケノコを保護することにもなります。

神棚の榊ももう少しすると新芽を残して古い葉が落ちることでしょう。そうなると葉がすくなくなって寂しくなりますから、交換となります。でもせっかく育ってきている新芽を捨ててしまうのは何だか哀しいですね。できるだけ保たせていってみようと思います。

今夜はこの辺りも風がうなりをあげています。祓いの風でしょうか。人間への鉄槌。それでもまだ気づかない人々もいて、逃げることや避けることを考えています。はやく気づけるといいですね。課題はこなされるのを待っているのです。どこまでも追いかけてくることでしょう。

最近のあれこれ

2011-04-26 00:01:40 | 日記
先日、知り合いからメールが来ました。彼女は1歳の子供を育てているお母さんです。子供を遊ばせに行ったところ、ママ友たちが放射線対策についていろいろ話していたそうです。ほとんど何もしていない彼女は、ママ友から「放射能について何も知らなさすぎ!」と決めつけられたそうです。「こんなにもあんなにも危なくて、東電と政府は真実を隠しているんだから、しっかりしないと!」と言われ「そんなに危ない状況なんでしょうか?」との質問でした。

周囲の方々から、こんな質問を毎日のように受けては答えておりました。最近は東電、保安院、文科省、ボランティアの研究者の方々が放射能レベルの計測結果を提供してくれています。東京都も毎日空中線量や水道水の計測結果を公表しています。このように沢山の数値が公表されたにもかかわらず、みなさん不安は募るばかりなようです。

数値は示されるものの、それに添えられている説明は「直ちに健康に影響しない」などの最終評価のみであったりするからでしょう。また、ある程度数値の意味を理解される方を対象としているサイトですと、説明がないこともあります。さらに、研究者の方々がボランティアで数値をアップしてくださっている場合、数値の更新のみでもかなりの量なので、説明までなかなか手が廻らないようです。その一方で、チーム・ナカガワのような放射能レベルと健康への影響の現状を解説してくださるサイトもでてきています。

暇ができますと、あちこちのサイトをのぞいて勉強させて頂いたり、「?」とおもったりしています。現在もそれが続いておりまして、新しい情報の追加もありますし、目が離せない状況です。理系でない生活者の方々に理解して頂けるサイトとしてはいまのところ『関東各地の環境放射能水準の可視化』『放射能漏れに対する個人対策』『team nakagawa』がよろしいかと。

原発は政治的な部分を多く含む案件であるため、単に科学的見地からどうこうというのみで物事が動かないようです。本当に情けない事実です。つい先日まで何の問題もなく生活していらした方が、全てを捨てて住居を離れなくてはいけない。引っ越ししろと言われても、引っ越し業者が引き受けてもくれない。東電と行政がなんとかするしかないでしょう。安全だと言い続けてきたのです。そう主張してきた方が、責任をもって事に対処するべきだと思います。

それにしても、今回地球物理や物理、数学、医学などなどの有志のかたが、ネット上に様々な情報、見解を公表してくださっています。それは本当に素晴らしいことです。少しずつ一般の生活者に理解されるように、様々な立場の人間がそれぞれの言葉で情報を伝達していくことが重要かと思っています。今しばらく勉強させて頂いて、私なりの意見をまとめていきたいとおもいます。

原発の状況の一覧表

2011-04-18 23:42:47 | 日記
フレア活動はおとなしくなっています。いまのところ非常に活発な黒点はないようですが、表面はにぎやかです。注意して見守っていきたいです。

ところで便利なサイトをみつけました。
(社)日本原子力産業協会 http://www.jaif.or.jp/
解説・コメント・コラムの欄から「福島第一原子力発電所の事故情報」がPDFでダウンロードできます。見やすくまとまっているので助かります。ちなみに今夜8時のデータです。

備えあれば憂いなし

2011-04-17 23:18:25 | 日記
最近、節電について考えるたびに子供の頃の冷房のない生活を思いだします。あの頃、電車にも冷房はありませんでした。窓を全開にして、天井には扇風機がまわっていました。皆さん暑さでぐったりしながら「お暑いですねぇ」などと言い合って扇子でぱたぱたやっていたものです。

今は夏の電車内は寒いので、必ず羽織るものを用意していないと大変なことになります。以前から疑問に思っていましたが、ちょうど良い機会なのではないでしょうか。仕事場も今年は冷房の設定温度を28度くらいにすることと思います。やっと室内でも夏らしい服装でいられるようになるのかもしれません。建物に関しても緑のカーテンを本格的に考えるときに来ているのではないでしょうか。

ところで昨日の黒点数はわずかに100を下回りました。フレア活動もちょっとひと段落しています。
3月の地震前の太陽フレアをアップしておきます。ご参考まで。

一回目のXフレア


二回目のXフレア