無知の知

ほたるぶくろの日記

不思議なご縁

2015-07-19 14:24:48 | 日記

今日は素敵なお届けものを頂きました。日本のある南の地方の特産品を詰め合わせたものです。お菓子に、お惣菜、焼酎、どれもこの地方ならではの品です。この方、その地方の小さな島の、ある名家のご出身。そこから東京に来られて、定住されています。もともとは父の仕事の関係からの知り合いだったのですが、ちょっと特別なご縁がありました。最初のご縁は私がまだ高校生の頃です。

私は春になるとときどき夜眠れなくて朝まで本を読んでいることがありました。今はもう、そんなことも無くなりましたが若い頃は元気があって、身体が春に適応するためにちょっと調子を崩していたのだと思います。

ある春の日、その夜も眠れなくて、夜通しずっと本を読んでいました。そろそろ夜も明けようかという頃、ある事件が。。詳細は書けないのですが、私はそれを発見し、寝ている父を起し、それからあれこれ。。。その後は父が大分頑張りました。最終的に、その事件でその方は大変なことになるところ、なんとか事なきを得ました。父も私もその方とご家族に大分感謝されました。私はその方とは直接お会いすることもなかったのですが、父の仕事の関係もあり、両親とその方のお付き合いは続いていました。

それから何十年も過ぎた最近、今度はその方の親戚の方の件で、少々ご相談があり、私が少しお手伝いしました。そして、なんとその方と主人が殆ど同郷の方だとわかり、なんだか不思議なご縁だと思ったのでした。

その方は何度もお世話になって、とおっしゃって、最近その南の地方の贈り物をときどき送ってくださいます。今日もその包みを開けながら、きっと遠い遠い昔に、私の御先祖様がお世話になったのではないだろうか。今、こうしてお役に立てているのは何代もの世代を超えた究極の恩返しなのかもしれない、と思いました。

このようなご縁は頂き物も含め、本当に有り難いことだと感じています。


驚いたこと -ある局長通知-

2015-07-18 10:01:30 | 日記

 驚きました。こんな「厚生省局長通知」が1978年に出ていたんですね。今となっては「時代遅れ」のひとことであっさり撤廃されますが、あの時はいい大人が、どういう理由でかは分かりませんが必死で「美容室では男性に髪のカットだけのサービスを提供できない」と大まじめに「厚生省局長通知」を出したのです。

時間が「ある物事」に対して何らかの裁定を下す。ということは、こういうことなのか、と思います。歴史ですね。しかし、、、

人々の日々の暮らしに関することになんでまた厚生省局長が口を出さなくてはならなかったのか?

という点について、非常に興味があります。

くだらないとは思いませんか?

平たく考えれば、理容師の団体の後ろ盾を持っていた政治家が圧力をかけてこのような通知を出させた、というストーリーになります。おそらくそれ以上でもそれ以下でもないでしょう。実際、この通知によって困った方は殆どいなかったでしょうから。票(=数)をパワーとして圧力をかけることが、どんなにか空しいか。

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厚生労働省は17日、「美容室では男性に髪のカットだけのサービスを提供できない」などと定めた1978年の旧厚生省の局長通知を廃止し、男女問わず美容師がカットを、理容師がパーマを行うことを認める新通知を全国の自治体に出した。

散髪で美容室を利用する男性は多く、厚労省は「社会風俗の変化に合わせた」としている。

 旧厚生省は、美容師は主に女性向けにデザイン性の高いカットやパーマの技術を、理容師は男性向けの散髪・パーマの技術をそれぞれ習得しているとして、美容室で男性にカットだけ行うことや理容室で女性にパーマをかけることを原則禁止していた。これに対し、政府の規制改革会議が「性別で分けるのは時代遅れだ」と指摘。先月、古い通知の撤廃が閣議決定された。

----------------------------------読売新聞 2015年7月17日


家事は科学だ!7- 洗濯ふたたび

2015-07-12 11:03:55 | 生命科学

急に暑くなりました。梅雨もそろそろ明けそうです。今日は今年初めての蝉の声を聞きました。夏が来たー!と感じます。高温多湿になってきて、いよいよ微生物も活発になっています。

人間も汗だくになりますから、洗濯ものの性質が変わってきます。冬の間はそのまま洗濯機で何とかなっても、この時期はそういうわけにはいかなくなってきます。

汗の多い季節は洗濯の仕方も変えます。布に滲みた汗を洗い流すためにはある程度の量の水と時間が必要です。ひと手間かけて、洗面器かバケツに洗剤液を作り、浸け置きして前洗いをします。面倒ですが、これが一番。一時間ほど浸けてさっと洗い流し、あらかたの汗を流しておいて洗濯機へ。もちろん色の選別は重要です。

私が浸け置きをするのは下着類、Tシャツ、ポロシャツ、靴下(綿製品のもの)などです。綿素材のものが中心です。綿の繊維の中の方まで汗が滲みているので、汗の成分が外に溶け出すのにある程度の時間が必要なのだと思います。

汗を落とすのために、本来洗剤は必要ありませんが、こうして酵素入りの洗剤に浸けておけば皮脂の汚れも分解してくれますから一石二鳥。洗濯機での洗浄でより汚れが落ち易くなります。

もうひとつ、洗濯機自体の汚れも気になってきます。空の洗濯機に顔を入れてちょっと臭いをチェック。なんだか嫌な臭いがする~、と思ったら洗濯槽のクリーニングをします。汗の多い季節の洗濯を続けていると洗濯槽からなんとなくアンモニア臭がすることがあります。そうなったらすぐに洗濯槽クリーニングです。夕方から次の日にかけて時間のある時にやります。一晩薬剤を洗濯槽に入れておき、次の日すすぎます。

いろいろな種類の洗濯槽洗浄剤がありますが、洗濯槽の素材によっても向き不向きがありますので、じっくり調べて選ぶことをお勧めします。ちなみに私が使用しているのは木村石けんさんのものです。いくつか試した中で一番すっきりとしました。

今年は雨も十分降って水不足の心配もなさそうなので、お洗濯に十分水を使えそうです。有り難いことです。