無知の知

ほたるぶくろの日記

台風一過

2011-07-21 23:51:33 | 日記
台風が行ってしまって涼しい東京です。なんだか秋のような感じもしますが、まだいくらなんでも早いですよね(笑)明日はまたそこそこ暑くなるそうなので、夏の気分が戻ってくるとはおもいますが。

最近暑さ負けか、口内炎とお腹の不調が続いていました。それでふと思い出してパンラクミンの残りを飲み、次に買ってあったミヤリサンを飲みました。私、フマジメなもので、ときどき飲んでいる程度なのです。それで、飲み始めて二日で口内炎とお腹の不調がが治りました。まあ、いろいろな考え方はできるのですが、あきらかに飲んでから調子がよくなりました。偉大です。腸内細菌さま。

この間、仕事場でのあれこれ、なでしこジャパンのワールドカップ優勝、セシウム汚染のあれこれ、台風接近、と立て続けにイベントがありました。それぞれになにかと思うところがあるのですが、そのなかでやっぱりなでしこジャパンのことが気になります。

彼女たちはテクニックも、持久力もあります。才能と日頃の鍛錬の賜物であるところは言をまたないのであります。しかし、そのような物理的な面だけでなく、精神的な面でも興味深くおもった点があるのです。とくに決勝戦を観ていまして心に響いてきたのは、彼女たちの発していた不思議な明るさと静けさでした。彼女たちの気持ち、心持ちが実にたんたんとしていることがとても印象的だったのです。

点を取られても「あ~、もうだめだ」という悲惨な気持ちが全くなく、静かに明るく次のゲームに入っていく彼女たちの表情がこちらの気持ちも「大丈夫」にしてくれました。不思議な感じがしました。どうしてまたあんなにも安定していたのでしょう。本当にすばらしかった。空元気を吹かすわけでもなく、ごく普通に「じゃ、次行ってみよう」な感じでゲームをすすめていました。これは実にすごいことではないでしょうか。何か人生を歩んでいく上での極意のような感じがしませんか。今日の記事にもありましたが、未来は今の延長上にある、ということを彼女たちは知っていたのではないでしょうか。

この目の前の道を(未知)を歩き続けることで、次の展開がありうる。逆に、歩き続けなければ何もおこらない。このごくごく普通で当たり前な真実をなでしこたちは決勝戦で示してくれたのではないか、とおもいます。そうして歩むうちに、彼女たちは勝利をかちとりました。本当に勇気づけられます。人々はそれぞれに困難を抱えています。なんとかしたいと思っています。しかし、その困難を終わらせるのは自分でしかありえないのです。逃げないで現状を何とかすること。それがこの世にやってきた「目的」なのでしょう。はてさて、私も今の状況を何とかすることに専念することにいたします。