EMIとTABOの将棋世界

映画と海外ドラマの3行日誌。ネタバレしてません(たぶん)。ときどき辛口で失礼します。

読書とTABO

2007-07-13 09:50:00 | 日常
夕食後TABOがいないな、と思ったら、自分の机のところで静かに読書をしていた。机の上に積み上げられていたのはホームズ全集。うかつにも「棋譜並べは終わったの?」と聞いたら、黙ってパタンと音をたてて本を閉じ、しぶしぶという感じで立ち上がった。TABOにしては珍しい。いつもだったら嬉々として「どれを並べようかなあ」といって将棋盤を持ち出すのに。TABOもとうとう本の虜となってしまったらしい。いや、私は読書をやめろと言いたかったわけではない。それで「ただ声をかけただけだよ、読書止めなくていいよ」と言って顔をみたら、TABOはうっすらと涙を浮かべていた。そんなに本が読みたかったのか…。考えて見ればEMIは将棋を始めたのが小5だったので、それまでに読書に夢中になったり、手作りの小物に夢中になったり、いろいろやってきた。しかしTABOは学校に上がると同時に将棋を知ったので、まだ字もろくに読めなかったし、自分の時間を大切にするという経験も乏しい。これから将棋にとっては回り道になるのかもしれないが、いろんな経験をして、いろんな思いもしていくのだと思う。それで最後に何を選ぶのか、そういう選択の時間はとても大切だと思う。ところでホームズ全集、最初の巻から順に読まずに最後の法に出版された本を読んでしまい、YOUや夫に「だめじゃーん、そういう読み方は~」と責められていた。ホームズは最初の巻から順に読むものなんだそうだ。そして読み終えた後にルパンに移るのものらしい。TABOは、ルパンももう平行して読み初めているので、それも「順序が~」と言われていた。なかなか末っ子というのは大変だ。
コメント (2)
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