いつもの道場

寝ている間に台風が抜けたので、いつもの時間に道場に行けた。よかった。他の人たちもいつものように来て、いつものように指す。この間先手を譲ってしまった４段の人も来てくれた。ギャグのわかるお兄ちゃん！なので、今回はＴＡＢＯが「振り駒お願いします」と言う前に、すかさず自分から時計のボタンを押した、そうだ。すごく強い大人の人が、手を緩めずにしかも子どもたちに明るくユーモアーを交えて教えてくださるのは、本当にありがたいことだ。感想戦も長くしてもらって、きょうもいっぱい勉強できた一日だった。ところでＥＭＩは道場でしばらく棋譜並べばかりをしていたのだが、対局と詰め将棋と棋譜並べはバランスが大切じゃないかなあ、と思って、８月の初めくらいに「もっと積極的に対局してみたら」と勧めてみた。ＥＭＩが自分から対局したいと思うと、不思議と対局相手もなごやかにうれしそうに何度もしてくれる。やっぱり相手あっての将棋なんだなあ、と人の心の行き来をあらためて感じた。