きょうのTABOの勝敗は、3勝2敗(2段の人に一勝、3段の人に負けて、それから4段の人に勝って、最後に24で1800点以上で指している人に一敗して次は一勝)。特に「4段の人に前回負けたので待望の一勝をした~」と言っていた。これでこの人とは通算3勝4敗となった(二人でちゃんと数えて記憶しているらしい)。先週大人の有段者と指して、その圧倒的な強さに慣れたのか、みんな前ほど「疲れた」を言わなかった。こんなに大人の人が子どもたちと指しに来てくれるなんて、うれしいことだ。毎月こんな催しができると、日曜日にお客さんがいっぱいになって、人が人を呼ぶんじゃないだろうか。
アマ竜王戦の速報をネットで見た。鹿児島は広島と北海道に負けて1次予選で敗退。宮崎は奈良に勝ち新潟に負けその後一敗して1次予選で敗退していた。県でトップレベルに行くまでに高い山を登るのだが、まだその上に高い山があるんだなあ、と勝負の厳しさをひしひしと感じた。あの強い人たちよりまだ強い人たちがいるなんて…。山形まで行って、2局か3局指しただけで帰ってこなくちゃいけないなんて…。それにしてもバレーやサッカーだったら、個人の資質や環境などであらかじめ差があったりして、勝敗もいろんな要因が考えられるのだが、将棋は盤上ではみんな平等。子どもだろうが大人だろうが、81マスに駒の動きもみんな平等。そこにこんなレベルの差が生まれるのは本当に不思議なことだ。高い高い山を登っていくにはどうしたらいいのか。きっと「足元の一歩を登ること」に尽きるんだろうなあ。