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フィギュア女子シングル雑感
内陸に住んでいて今日は電車に乗ってないのですが、津波で東京の主要な電車が止まってたみたいですね。おそろしや、、。
さてNETで賑わしている浅田真央選手とキム・ヨナ選手の得点の差の大きさが言われているけれ、特に加点(GOE)が騒がれている。しかしGOEの差がなくてもキム選手の金メダルは確実であったであろう。
物議を醸したFP(フリー・プログラム)のGOE得点はキム選手は17.4、浅田選手は8.82、その差8.58。一方FPの総得点はキム選手150.06、浅田選手は131.72で差は18.34とGOEの差の倍以上だ。この理由の大きな原因は基礎点がキム選手の方が5.04高いことであろう。
バンクーバーオリンピック フィギュアスケート女子シングル結果(SP、FPをチョイスで切る、“+”マークを押すと詳細が出る)
まぁ私はスケートに詳しくないし他の得点にも問題があるというのはまぁ置いておく。
ここで気になるのが、浅田選手はキム選手に置いてかれたのもあるけど、銅メダルのロシェットにも猛追されている。「世紀のトリプルアクセル」的な表現であったが、FPの基礎点では0.48の差しかなく、コンポーネンツでは1.44負けており、悪評高いGOEで逃げ切って居るのだ。SPの差がなければそれこそ薄氷の銀メダルであった。
これらはルール変更で日本勢に不利であったという主張もある。過去に得点不正が発覚して金メダルを2ヶ渡した歴史を有するフィギュアスケートなので、それが陰謀論であることを完全に否定することも出来ないであろう。
http://anond.hatelabo.jp/20100226200245
ルールが変わったからジャンプの構成を変えるのが難しいのも分かるし、今まで問題ないとされたジャンプが回転不足を取られるリスクも分かる。
陰謀論だとしてもルールを我々で決められない以上はルールに適合するしかない、「難易度の高いジャンプを目指さないのはもはやスポーツではない」などとほざいても負け犬の遠吠えと言うことであろう。
浅田選手の銀メダルを貶めないためにも。