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すごい宰相を選んだみたいだ

首相は鯨は食べるのはお気に召さないとか、煙草はやらないから増税だとかなんかすごい状況だ。まぁヒトラーも民主的に選ばれたらしいので。日本も首相の好き嫌いで税や国の方向を決める時代になったらしい。

とはいえ選んでしまったものは仕方が無い、対策をきちんと考えた方がいい。

新聞には首相の動向が載せられているが、是非「何を食べたか」を載せてもらいたい。鳩山氏は北海道の選出なので宮崎のマンゴーとか熊本のデコポンが嫌いなのは想像はつく。茨城のコシヒカリは好きなのか嫌いなのか。その点がよく分からないので日々の食したものや買ったものをレポートしてもらわないとある日突然「函館の烏賊はいいいけど呼子の烏賊はインチキだ」と言われたら百人レベルで死者が出る。また選挙区のからみで「函館はいいけど青森は駄目」というのはもっと有りうるであろう。

鳩山氏が食べた事の無い絶品については地下に潜るしかない。捨てるのも惜しいし。

鳩山氏は「自分の信念」には忠実らしいが客観性がまるで無い。また「全ては私が決める」と述べたように独裁色が強いみたいだし。我侭な将軍様がある日突然部下を切腹させるような事態も考えうる。まぁ切腹はさせられないであろうが。しかし、増税や禁漁位はありうる。使用した経験が無いと思われる化粧品や、使用した記憶が無いと思われるオムツ、食した経験が無いと思われる麦味噌。

独裁色豊かな首相個人が必要と思わない製品を作っている業界は気を付けた方がいい、気をつけても関係ないという指摘もある。また取り巻きが強引に難癖を付ける危険もある。

彼の個人的な嗜好で目をつけられた産業はおしまいだ、転職を考えようっと。
うわっ、そういえば首相が好きか嫌いかなんか分かるわけが無い。さらに献金の扱いを見るに自分が指示しておきながらしらばっくれることも勘案しなくてはならない。

今まで独裁と言う危険性をあまり考えられなかったがすごく危険である事は理解できた。

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下級公務員はロールモデルを少しだけ下回るのがいい

昨日の続きです。

鹿児島の自治体で高給公務員の給料を公表した自治体があった。まぁ広報をみれば平均値とか載ってるんだけど。その自治体では公務員の収入がその地域の平均収入の何倍もあることを示唆していた。

ちょっと話はずれるけれども最低賃金を上げるという話も出ている。最低賃金を上げるという事は限界利益から考えると失職する可能性があるということ。失職した人を税金で養うのと、安値でも雇用を促進するのとどちらが得かと言う話であろう。収入が無いよりは有った方がいい高校生のバイトと、ある程度の収入がないと生きていけない世帯主やそのフォロワー(要は嫁)では考え方が異なるであろう。

基本的にはその地域で標準賃金が決まっていて、それが市場価格なのかもしれない。しかしそのその市場価格では生きていけないのでは問題である。とすると市場価格を創る存在がリードすればいいのだ。それが公務員。公務員は民間より優れている部分を有する職場である。例えば育休を取得することを奨励するとか。

下級公務員に職場としてのロールモデルになってもらえばいいのではないか。給料は安いが理想的な職場を目指すとか。有休・育休は取り放題、定時帰宅は常識みたいな。給料が高くて理想的な職場では民間への圧迫となる、ちょっと安くてでも理想的な職場としてロールモデルを提案すればよいのではないか。というのは公務員が勝ち組だと民間の職場レベルは上がらない。迷うくらい給料が安く、でも環境は完璧というレベルを醸成することにより民間と収入と環境を競争するのだ。

そうであれば下級公務員が高給であることは民間のロールモデルには成り得ない、高嶺の花になるわけだ。そうではなく、順法精神で職場管理はするが収入は民間より少し安い程度に設定するのが民間との競争が成り立つ。忙しくて高給な会社とゆったりとした職場環境で低給な公務員と、収益思考の民間企業との優劣を検証できれば給与の最適化が図れる。企業も低賃金で働かせた方が得か海外に移管した方が得かも分かり易い。ところが地方では公務員が勝ち組で、雇用を一手に引き受けているのが異常。

また政策的に今後行いたい実験的なことも可能である。例えば育休を完全実施した場合の問題点を挙げるとか。労働政策の規範となるような環境を実験的に行えばいいと思う。

地方の下級公務員に手厚い支給は必勝劣敗を作り出しているだけでなく、職場のロールモデルを作る機会をも奪っている、そしてコストも。

 

これは嘘を述べている。実際の市民の地方税の負担は微々たるもので、地方税を2/3にして公務員の給料を半額にすると言う首長立候補でも勝てないであろう。地域のシガラミと払う税の少なさから考えると。逆に雇用促進のために税金を倍にして雇用を3倍にするという方が受けるであろう、子弟が勝ち組になれるチャンスを創るというのもありかもしれない。(地方分権を進めるとすると破綻するけど)

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男性の育児休暇取得が進まぬ理由

育児休暇を取得する男性が圧倒的に少ないという記事が時々出る。それを非難する論調なのであるがこんなの当たり前だと思うのである。が、その当たり前を自分なりに整理してみる。

基本思想は家計収入の最大化を目指すということに繋がるであろう。

当たり前だが女性の体調が優れないとか気分転換(育児・家事から仕事に逃げたいという女性も居るであろう)という以外の理由で育児休暇を取得する必要条件は「その制度を使った方が得だから」である。女性の体調や気分もお金で換算できるであろう、旦那の給料がこのまま上がらないくらいなら我慢するはとか。そうであれば十分条件はやはり総収入がプラスになると規定できよう。

得になる為には育休を取ることによる男性の収入マイナス評価分と女性の収入のプラス評価分を足してプラスなら育休を取ることになる。収入のプラスマイナスは将来の値(想像値・期待値)も含む。男性が育休を取ることで出世競争から育休取得分遅れるぐらいならともかく、脱落するとなるとその費用は高くつく。一方、女性は男性の「出世競争からの遅れ」以上の収入アップを期待されなくてはならない。

法律で出世競争から育休取得を除外させる事は難しいであろう。営業成績が抜群であったり、類まれな商品企画センスがあるなど、ブランクを無視できる能力が無い限り育休でのブランクは客観的に見て堪える筈だ。

例えばその会社が制度的に育休を奨励したとすると、会社は組織的なバックアップを用意するであろう。自分が育休を取っている間、誰かがその仕事を回すことになる。必然的に回っている組織に居場所は無いということになる。そうすると自分かバックアッパーが異動をすることになる。居ても居なくてもいい存在になってしまうのである。

妊娠出産を経て職場復帰した女性が子供の急な体調不良で周りに仕事を押し付けて帰る事を非難する記事を時々見かける。別に帰る事を非難するのではなく、迷惑をかけた恩人には少しは申し訳なさそうにしろとか、組織には補充人員を計算に入れろとかだ。はたまた育休期間中の代替は派遣で回ったとか。

なので損な役回りは1人に落とし込んだ方がいい。負担を男女平等にしてしまうと総収入が激減する危険があるのだ。これは組織の運用の話ではなく、自由競争が持つ必然であろう。

よく知らないのでここからは想像で論じる。公務員はこの制度で上手く回っていると思う。小学校の教師などは妊娠・育児休暇はそんなにロスでは無いであろう(遅れはあるであろうが、ひょっとすると悪平等主義で遅れすらないのかも)。これは経営陣(首長ならびに幹部)が一般企業では逃れられない利益から無縁の組織だからであろう。企業の業績は利益であるが、公務員の業績は顧客満足度なので数字の操作は簡単そうである。公務員は顧客満足を上げるために汚職や近視的な政策をとるのであろう。企業も単年度の収益を考えて近視的なので別に公務員を非難する意味は無い、しかし公務員は収益という数字が課せられないだけ経営の自由はありそうだ。

男性が育休を取らないのは当たり前なのである。

 

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「よろしかったでございましょうか」は管理者の顧客軽視の発露

若者接客用語の「よろしかったでございましょうか?」あれにカチンとくるんだよね、「何時、誰の話?」と問い返したくなる。

以前「ら抜き言葉」が問題になった事がある。様々な場面で喧々諤々と言われてきた。しかし関西圏に住んだ経験のある私にはこの「ら抜き」に違和感がないし、現在も使用している。
関西弁の「ら抜き」とは「見る」の尊敬語の「見られる」と、可能の「見られる」のうち、可能のらを抜いて「見れる」と表現する事。詳しくは忘れたが下一段活用の動詞に使われる。考えようによっては合理的なわけだ。
しかし、このら抜きは正式な場、ビジネスの場では出てこない。まぁそうでない職場もあるかもしれないが。

ところが「よろしかったでございましょうか」はこじつけの理由が述べられる場合もあるが、基本的には文法の誤りで、それが故に違和感を感じる。ウエイトレスが最後に確認するだけであれば我慢も出来るが、何度も確認をする場面では不快感は抑えきれなくなる。そのような相手とはビジネスをしたくなくなる(店に行きたくなくなる)。

これはビジネスを軽視、はては顧客を軽視している。その原因が若者にはびこった間違いでも、その使用を許すかどうかとは別問題だからだ。巷にはびこる「よろしかったでございましょうか」はその使用を許す雇用者が居るという事に他ならない。

なので「よろしかったでございましょうか」は雇用者が接客用語をどう考えて居るかを反映していると理解できる。彼らの接客用語が問題だと考えているが正さないとすれば、いやそもそも問題だと思っていないとすればビジネスに顧客に甘いと言わざるを得ない。

話は変わるが昨今の新人をモンスター扱いしている記事が多い。

モンスター社員続出で右往左往する現場~プレジデント・ロイター

引用~アフターサービスをお客に説明する際に「万が一、うちのマンションを買ってもらえたら」と話したそうなのだ。「まずありえないだろう」というニュアンスを持つ「万が一」をお客に対していうのは御法度。「そんな常識的なこともわからないのか」と課長が注意すると、悪びれた表情も見せずに「スンマセン」と答えたというから、そこで課長の怒りはさらに燃え上がった。
一番の問題は相手がお客さまという意識が欠落していること。~引用終わり

これは違うと思う。「万が一」を営業トークで使ってはいけないというのは営業の常識かもしれないが一般常識ではない。少なくとも私にはその常識を有していない。ましてや新人に過度の期待をして、きちんと教育をしなかったツケを払っただけだ。その言動をそれまでは許していたに過ぎない。教育もせずに業界の常識を知らないとモンスター扱いをする。どっちがモンスターか分かったもんじゃない。

これはまだ注意するから良い方で、違和感を感じていて尚注意をしなかったとしたら、その結果「よろしかったでございましょうか」が跋扈する事になる。私はこの言葉を使う若者を非難する気にはなれないが、その上司は「馬鹿」に違いないと思う。ビジネスというのは所詮教育や経験の積み重ねなので非常識を許すリスクを真面目に考えていないに過ぎないのだ。激怒した上司も問題だと認識したから激怒したわけで、激怒しない上司がもっと多く居ると言う裏返しに過ぎない。だって教育していないんだから、その教育をサボって「モンスター」扱いって酷くない?

もし、高級な店でこのような扱いを受けたら直ぐに帰るであろう、マネージャーの見識とサービスレベルを想像すると。

若者言葉が所謂「進化」し、年配が眉をひそめるのは何時の時代もあることだ。しかしそれをビジネスの場に持ち込ませるかどうかはまた別の問題だ。それを許す人が居るという事実だ。ビジネスの場での若者言葉を嘆くのは諸先輩方が非難されているだけで、若者自体に罪は無い。

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生産技術に関心する件

ザ・逆転リサーチャーズ~TV東京が面白い。工場の生産技術系の秘密がいいテンポ(前半のみだけど)。同業から見ると脅威の工場をTVであそこまで見せて良いのかと心配になる。

特に食品・雑貨系の業界に居るので楽しい。前半の切り口はいい。

今回は鼻セレブというティシューで含浸されている液体を追っかけるというものであった。材料はソルビトールで私の業界にも近い話で面白かった。紙工場は今度見学に行こうっと。
またコーンの缶詰工場も実際に行った事がないので興味深かった。行くチャンスはあったのに、行っとけば良かった。

などと仕事に絡めてふーんてな感じで見れるのがいい。

しかし苦言も。後半は間延びしている、生産技術に特化するのはゴールデンではきついのかもしれないが、あのテンポで突っ切って欲しい。

あと嫁の優木まおみの化粧も濃すぎ。

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出自で色分けするのは差別じゃないの?

「脱官僚」に偽り=日本郵政人事を非難-竹中元総務相(時事通信) - goo ニュース

郵政民営化に逆行するのは反対だけど、この手の反対は反対するために反対してるようでみっともないもいいところ。元官僚だからと言うだけが理由で反対してるのなら頭がおかしい、出自で色分けする差別主義者だ。

民主党の言うところ「無駄の象徴が官僚」だとしても、「無駄」に力点があるわけで、「官僚」に力点があるはずも無い。ようは有能であればいいのであって、その有能な人が元官僚であっても別にいい。

まぁ西川社長を首にして、民営化に逆行するのだから民間人が引き受けるわけ無いけどね。

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下らないついでにもう一遍

古い表現ではあるが、職場に「マドンナ」が居る。研究所で庶務を担当する、いわゆる白衣を着た人ではなく、OLチックな女性、多分男性の人気ナンバーワンだ。この女性が女性が多い職場にしては広くマドンナとして認められている理由は既婚でお母さんだからか。私もこの女性のファンで後輩に「飲みに誘い出せ」と指令を送る。何回かは成功した。ちなみにめちゃくちゃ可愛い。

これは事実を交えたネタで、でも興味深い事象が含まれている。

1)マドンナ(古い表現だね)は必要である。
庶務は交通整理や文書処理がメインの仕事で、文書上の問題と仕事上の問題とは別なことが多い。そして多くの責任者(管理職)は男性なので融通が利く女性は重宝される。当たりが優しい彼女はまさにうってつけなのであろう。また女性からの人気も悪くは無い。理系の職場と言うのもあろうが彼女は嫉妬は受けていないようだ。
研究職の女性が、例えば出張者のお土産である菓子を配るにもプライドが邪魔をするタイプが居たり、本人はそうでもなくても周りからの目を気にして嫌がる事は少なくない。庶務の女性が明るく仕切ってくれると研究女子もいい感じらしい。

2)マドンナは必要である。
1)と同じ表現で申し訳ない。前任者はそれは人気なかった、女性にも男性にも。気まぐれで融通が利かないタイプだったのだ。郵便物の配布にしても、電話の取次ぎにしても周りに好かれるタイプの方がいいにこした事はない。

3)やはり女子は面倒くさい、八方美人は必要
これは中傷の類であるが、女子への人間関係への配慮は面倒くさい。誰と誰が駄目だとかいちいち気にしたくない。上司の人間関係ですら「関係ないね」状態なのにだ。誰もから好かれる存在は貴重なのかもしれない。

 

そういえば。以下、、、。

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良く考えると恵まれている件、魔法使いに。

私のオフィスはいわゆる郊外型のオフィスビルで、一応研究施設。同一フロアに営業所チックな会社が在籍していてOLさんに萌える。我が職場にも女子は居るのでるがカラーが違う。研究女子は売るほど居るのだがOL女子は庶務担当のマドンナしかいない。

隣の芝生は眩しい訳で、お近づきになる気配は一向に無い。

まぁそうはいっても我が職場は女性多数の職場であり贅沢はいえない。また手前勝手なプチ自慢であるが昼飯を食いに行くとき、丁度タイミングが合うと同僚の研究女子に「何を食べるんですか?」という問いというか、一緒に行くことが少なくない(決して多くは無い)。

さらに職場では飲み会が頻繁にある、新入社員の多くは地方出身のため職場の近くにアパート住まいなわけで、飲みに連れて行かれる。なんか飲んでばかりだ。

職場の雰囲気ってあると思うが、飲むというか騒ぐのが好きな若者もおっさんもおばさんも多い。もちろん年配者は家庭やら体力に問題があるので好き勝手は出来ないが、若者は、、、なわけだ。

でだ。

童貞引っ込み思案の輩は職場のムードメーカーたる中堅社員の舎弟になればいいと思う。ちょっと年を取りすぎた人もだ。毎日飲んで、女子を巻き込んで、恋をすることが重要だと思う。(職場で恋をするのはちと重いが、しないよりはする方がいい)

営業は経験がないから分からない。本社や研究所、工場では女子が相当数居ると思う。飲みに行くこと、無駄な金だと思わずに。

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民主党への支持率と自民党と税金と

補正予算へのかぶりつきといい、郵政ぶり返しといい、お茶目な民主党のことを国民は見放していないようだ。この支持率は異常だとも思うし、一方で納得も出来る。

私の勝手な解釈では今回の民主党圧勝劇は自民党政治手法への拒否とその消極的選択であろうと思われる。所詮消極的選択なので幾つかのエラーは織り込み済みと言うことだ。なので長妻大臣が原理原則に突っ走らない様子や、シガラミをぶった切る前原大臣にプラス評価を与え、無茶苦茶な亀井大臣や予算の無茶っぷりには多少の目を瞑ろうと言うものだ。特に予算の正念場は来年度になりそうだし。

私の個人的な感想で言えば亀井氏の無茶は、過去のシガラミを断ち切ろうとする姿勢に隠れていると言う印象だ。亀井氏はまだまだ無茶をする余裕があるということ。亀井氏がいくら郵政の時間軸を戻しても大蔵省資金局が存在しない以上、単なる国債の引き受け先と言う以外の存在価値は無い。当然収益は悪化するわけで、その結果行き詰るのでもったいないけど整理すればいい、郵貯デフォルトという選択もあるかも。まぁその前に国民新党に消えてもらうのがいいと思うけど。
国民新党や社民党の無茶よりも羽田や八ツ場に言及できるシガラミの無さに国民は拍手を送るわけだ、と理解している。

となると自民党の戦略が見えてくる。全否定された組織から独立すべきであろうか氏案のしどころだ。今までの支持母体を温存して民主党の失敗を待つか、大きな政府を指向する民主党に対して米国の共和党のように小さな政府を指向するか。自民党は支持母体をどう扱うかに注目が集まるのではないか。

案1)民主党の支持母体を徹底的に叩く、特にJAL再建などは労組との折衝もあると思われる。防衛問題でのロビィ活動も有効であろう。とにかく民主党の支持基盤をメッタメタに攻撃するという手法が考えられる。これには現布陣で問題ないであろう。ミスを拾う組織には革命的な布陣では老獪な層(老人・公務員・富裕層)からの支持は得られないであろうから。

案2)民主党は福祉重視というが財源の問題が常に付きまとう。また国防問題も頭痛のネタである。高齢化社会と北朝鮮問題を捌くには民主党の理想論は理想以外に無い。財政規律が期待できないようであれば問題を充電しているような物であろう。なので自民党は今まで小さな政府として機能していた医療・教育はそのまま放っておいて、福祉を削ることで財政規律を立て直すしかない。また一旦は離れたシガラミを利用して、本当の意味での規制改革を行うと言う手法がある。

でもこの両案は絵に描いた餅なんだよね。だって現在税金を払っていない人が金持ちになり税金を払う為の考え方だもん。

 

そういえば貰う方ばかりがマスコミを賑わしてるけど、私は現在ほとんど税金を払っていない。いやぁ申し訳ないほどの額なのよさ。

一億総貧乏時代に突入した。景気に左右される法人税を当てにした税体制では税収入が著しく変わる、個人から取った方が安定した政策を打てるんじゃないの?

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商品企画はロジックで進めて良いのか

多くの商品はスペックだけでは商品力とはなりえず、ロジカル的に正しい商品が、本当に正しい商品とは限らない。成功した商品を後から説明する事は出来ても、開発段階ではなかなかロジカルに考えられないのではないか。大ヒットの商品企画エピソードでも「売れると思わなかった」というのは良くある話。

大ヒットするような商品力は無言のパワーがあり、それこそ見ただけで訴えかけるものがあるのであろう。ところがそうはそんな商品が作り出せるわけではない。ちょっとしたブランドのリニューアルなんかも先代踏襲型かコンセプト変更型に分かれる。先代踏襲型というのは良く言えばブラッシュアップと言えるであろうが、逆に言えば代わり映えしない。

そんな商品のリニューアルにロジカルな説明を付与しなくてはならない。マーケが予算を獲得するため、営業が流通に売り込むため、その他諸々に説明する必要があり、その説明が商品より優先することがある。まぁ馬鹿馬鹿しい事は分かる、先ず商品があっての営業トークではなく、営業トークをし易い商品と言うわけ。主格逆転しているのだ。

やりきれないのはこの手法(営業トークのために商品スペックを決める)が「売れる」訳がないということ。営業トークを優先すると商品力を構成する、性能・見栄え・価格が優先される。商品企画の段階で予算を突っ込むことが出来ないのだ。例えば見栄え(パッケージ)に凝るとか、特徴ある中身にするとかはできない。営業トーク主体の商品企画は尖がった商品は存在できず、無難な物しか出来ない。ロジカルに仕事を進めた結果がこれだ。

流通バイヤーの意見を反映しようとする営業が悪いとは思えない。当たり外れはあるにせよ、売れ筋を毎日見ている彼らの意見が無意味だとは思えない。そこにロジカルな説明が必要あるかと言うことだ。仮にAというバイヤーの意見を取り入れて斬新なアイデアを企画したと仮定する。しかし営業はBというバイヤーにも売り込まないとならない、営業はバイヤーBになぜこの商品が優れているのかという点をロジカルに説明する事を求められているのだ。その苦労は分かる。しかし、最初から説明し易さというのを企画段階で織り込む事は必要なのか?それは特徴の無い、平均値の高い商品を創らざるを得ない。パッケージ重視のバイヤーA、使い易さのB、価格のC、バイヤー全員が納得する商品が良い商品の訳が無い。

商品企画のうち、ロジカルに進めなくては成らないのは予算配分であろう。商品コンセプトをブレストして、誰もに受ける商品を作ろうと言う考え方がナンセンスだと思う。もちろんトップブランドは別なのであろうが。

結局、商品企画の悩ましさはその点にある。どうせロジカルにモノを考えたいのであればその点までロジカルに整理する必要がある。

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家を買うと言う選択

10年以上のローンはだめです~Chikirinの日記

Link記事はまぁ1つの見識であろう。間違っているとも思えない代わりに家を買うという選択もまた間違っているとは思えない。違和感を感じる部分を述べることによりChikirin氏の言説の主張を解説してみたい。

私は不動産を駅近のマンションと庭付き一戸建てと悩んだ挙句、新築の駅近のマンションを購入した。換金不能なお宝としての一戸建てに興味が湧かなかったのが一因だ、クルマを持ち続けるには一戸建てが有利だと思っていたが速攻で売った、駅前なのでクルマが必要なかったからだ。
家を買ったら買ったで愛着が湧いたので一戸建てでも後悔はしなかったであろう。友人にはこだわりを具現化した注文住宅を購入した御仁も居る、それなど資産価値は土地代にしかならないであろう。

家を買う、特に注文住宅一戸建てを買うのは資産価値とは関係ない経済活動であろう。公務員であるとか大企業に勤める御仁の収入が安定しているか、親の資産を担保に金を借りれる人でなければそもそも無理であろう。

一方、中古マンションなどは頭金ゼロで家賃程度の返済額で買うことも出来る。手続き費用や転勤リスクを考えると得とはいえないにしても、安心を買う事はできる。それでも経済原則から考えれば家を買うリスクは大きい、転職や転勤、収入の増減に対応できないからだ。

ちょっと精神論なのだが、1千万円貯めるのと、借金を返すのであれば容易度が異なる。収入を目論んでクルマを買うとか海外旅行に行くとか、金を遣う事を考えるのと、なるべく金を遣わないで繰り上げ返済を考えるのかの違いだ。どちらが幸せかは分からない、自分の性格との相談だろうが。貯めるより借金を返す方が簡単であろう。

私の結論は流動性の高い資産を買うと言う選択であった、売ってもいいし家賃収入でもいということ。昨今は不動産価格の下落で買って損した状況であるが、家賃は落ちておらず貸しても損はしないと言う感じ。

一方、家を資産と捉えたい人の禁じ手も明確だ。「こだわりの注文住宅」というやつだ。拘った注文住宅は自分以外の人には価値が無いので資産価値は土地代しかない、撤去費用すら割引されるかも。拘りの注文住宅は転勤の恐れの無い人、又はお金持ちが買うブツであろうか。

Chikirin氏は家を資産と捉えているが、家を資産と捉えないで済む人も多いことであろう。クルマにお金を注ぎ込むように、自然派とか昔ながらとかにお金を注ぎ込んでも惜しく無い人は多いであろう、まぁ注文住宅メーカーが宣伝するような家だ。まぁ私には想像できない御仁であるが、けっこう同僚にも多いんだよね。

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悪態をつく偉い人

いまいち分かんないのが、悪態をつく偉い人。人を呼びつけておいて、僕では対処不可能なことで嫌味を言うとか。理由がよく分からない。

もちろんそんな人間は人望が無い。不思議なのは何故出世したのか分からない、上司に聞いても「あーいう奴だから」的な評価を言うし。えっ?皆が嫌いでなんで出世するの?

もう私は彼とは仕事をしたくない、関係も持ちたくない。皆がそう思っていてそれで仕事が進むのが理解できない。不思議だ。

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成田空港の実力を知らない千葉県知事

羽田のハブ化は推進 成田とは合理的にすみ分け(共同通信) - goo ニュース

標題の件、いろいろと面白い。自民党にとってタブーだった成田問題にすんなりと突入する民主党、というか政治的配慮のちと足りない前原大臣。一方で脊髄反射する千葉県知事。事実を無視して脊髄反射したモノの、大臣の謙虚な姿勢で矛を収められてよかったね。だいたい千葉県知事は成田をタブー化することで交渉力を得てきた歴史があるのであろうが、それが通用せず、さらに正論だし。おまけに成田が置き捨てられるわけでは無い事を「やっと」理解したという構図か。それにしても成田の影響力が小さくなることは事実なんだろうけど、未だに紛争をしてるぐらいなのでこれでいいんじゃない。

どうも森田知事は東京圏という大都市の実力を理解されていないようだ。また北米・ハワイから東・東南アジアへの玄関口である日本という地理的な状況の有利さも。北米の正距方位図があれば分かり易いのであるが東京の正距方位図で十分理解できる。北米から東・東南アジアへは東京を通るのがとても合理的、そして人口の多い東京での乗り降りを考えるとハブとしての機能は既に成田に有している。例えば北太平洋航路でいえばノースウエストなどはLA~東京~香港などを行っていた。(昔は航続距離の問題から北米からの便は一旦成田に降りるのが普通だったが今はどうなんだろう。またソ連時代には欧州・北米~アンカレジ~東京~各地というイメージであったのは懐かしい。)

まずは羽田は常に離着数が足りない状況なので成田が蒸発する事は有り得ないと言う事実が森田知事の頭から抜けていたようだ。羽田は国内線で一杯だから成田と住み分けしてきたが、それでも羽田は足りてないのだ。国際線を持ってくるにしても、その分国内線を成田に持っていかなくては成り立たない。

なので国際線同士の乗り換えは成田で、国際線-国内線の乗り換えは羽田でという住み分けは可能であろう。成田の開発はある程度のところでストップして、格安航空会社が利用する空港という位置づけでもいいのかもしれない。

JALが赤字路線から撤退したとしてもそれは地方-地方路線であろう、または新幹線との競合路線であろう。東京-広島は新幹線でも飛行機でも時間はそう変わらないので、このような路線は必要ないであろう。いや私が必要ないと論じるよりも、成田の空港整備費を羽田がある程度持ち、羽田と成田の空港使用料に傾斜をかけて、あとはオークションにかければいいのだ。どちらかの空港に希望が偏るようであれば料金で調整をすればよいわけだから。

森田知事の大いなる誤解は羽田がバージョンアップして成田が要らないと誤解したのがそもそもであろう。んな馬鹿なと言いたい。泣けてくる。

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無効票はトップに預ける件

ソースがなくて申し訳ない。

1)民主党の改革への世論評価に「少し評価する」と「あまり評価しない」という中途半端な結果が出ていた。これなど政治=予算ということが国民に浸透しておらず、結局民主党が変えようとしても国民は乗ってきていないという現れであろう。

また小沢幹事長は
2)比例復活で当選した議員に冷たいとのこと、ポストに差があるとのことだ。これは地元に強固な地盤を持つ継続性のある議員を優遇するということであり、これから実績を積むという方法論を拒否したらしい。そしてこれは世襲有利ということ。

国民は何故だか分からないが「どの党が政権をとっても変わらない」と思っているらしく、システムやシガラミを超えて旧来手法を抜本的に変えてもそれが心に響かないらしい。私などは「ここまでやるか」と割とわくわくして見ていたのであるがそうでは無いらしい。しかしその割には文句も多い。若者はやれ年寄り有利だとかほざく。

だったら無効票(白票・無投票)はトップが掻っ攫えばいい、圧倒的な支持を得たことにすればいい。当然当選した議員は地元に普く約束したわけではなく、支持母体への優先度が高い、それが嫌であれば別の議員に投票すればいい。得票率が高ければ党内での発言力が高まるシステムも築けると仮定すれば、都市部議員でも支持をまとめることが出来るかも。

というのは妄想だろう、しかしあれだけ民主党が旧来とは違う論理で政治を行おうとするに、国民の冷たさは異常だと思う。少なくとも賛否両論で炎上すると思ったのであるがこの静かさは異常。

政治三流という表現は、政治家を表すモノではなく、国民のモノサシであるとすれば理解しやすい。自分を取り巻く環境さえよければいいか、あとは全く興味が無いか。その上で「税金が高い」とか寝言が跋扈する状態なのであろう。TVで見てるととても税金を払っていないように見える(TVインタビューアは平日昼間に行っている)輩が無責任な発言をもとにニュース記事を作成しているからかもしれない。

だったら馬鹿な国民の要望とは別に将来を他国に負けない戦略を描くべきであろう。白票をトップに預けることによって見かけの支持率を上げれば、与党が戦略的に政治を行うことが出来る。

今までは小選挙区制での白票を論じた。比例区でもトップ総取りは可能である。そうなると比例区の美点である少数派の意見を汲む事ができないのであるが。

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モラトリアム法案は金融機関への補填じゃないの

戦々恐々の金融機関は抗戦!?「モラトリアム法案」の行方(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

出来の悪い私の頭の理解では、この法案で救済される中小企業は居ないと思う。まず救済を金融機関に申し出れば、もう不良債権であることが自明だということ。その場はしのげるが次は貸してくれないのは見え見えだ。なので倒産させる気が無ければ本当に必要でも使えないのだ。

一方、金融機関にとってみればどうか。利息の支払いすら遅れている企業に、この制度を利用させ、その間の利息分を政府から支払ってもらえれば、そのお金を引当金に積むことができる。元金は駄目でも少しだけ収益性が上がる。

あとは不良債権を炙り出すのにつかえるシステムでもある。記事では正常債権として扱うようになどと寝言をほざいているが、行内でのガバナンスがしっかりしていればそんな馬鹿なことが起きるはずも無い。追加融資なんてとんでもないことだ。

 

なので中小企業にとってこの法案はなんの役にも立たない、なので使用されない。一方金融機関には価値がある、利払いが遅れている企業に申請させ、補填された利息を引当金に回せばよいからだ。あとは抵当権を監視しておけばいい。

 

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