goo

与党議員の責任は?

麻生総理が「求心力を失っている」とか「政策がおかしい」という論調があるようだ、その結果自民党の支持率も下がっているらしい。

ここで疑問なのは自民党の指導者は麻生総裁なんだろうけど、全ての責任が彼にあるとは思えない。仮に「彼が駄目」だから政府の政策が駄目だとしても、それをとりまく自民党議員や公明党議員は何をしているのかと言う疑問だ。選挙の結果と言うのは麻生氏と鳩山氏の主張のバランスで決まるのであろう、何も麻生氏に言えない自民党議員は一緒に落ちろと言うことだと思うんだけど。中には麻生降ろしを画策しているグループもあるようではあるが、自民党全体の考え方としては麻生氏を盛り上げる方向のようだ。

ということは、今度の選挙で自民党が負けたとして、「顔」である麻生氏が責任を取らされるのはどうでも良いとして、現議員もある一定の連帯責任が生じると思う。もし「麻生氏が暴走した」から選挙に負けたと言うのであれば、暴走を止めなかった人が確実に存在する。

結局リーダーとは何かという議論が為されていなかったのであろう。ちなみに小沢氏がうやむやに辞めた民主党もそうだと思うが。

企業では成果主義というか株主重視で、ロードマップを作成し、それを遂行する事を求められている。ロードマップ自体に欠陥が無くとも収益が悪ければ首だ。企業は収益性を上げて、従業員の給料を上げるという目的がはっきりしている。結果リーダーに求められることも自明。

しかし政党にはそのような尺度が存在しない。民主党も悩んだであろう、ポピュリズムに走るか、政策で議論するか。おまけに両党とも2大政党制なので、ポピュリズムを無視した政策を打ち出せないというジレンマがある。どちらかといと現実主義である事を求められる与党に比べ、野党は原理で突くしかなく、野党は総花的に成るであろう。

与党議員にとってそんなことは当たり前の常識なはずである、その斜め上を行く総裁を引き摺り下ろせない弱みがある。

そもそもの総理が「100年に1度の危機」を前提にバラマキを強行し、さらに空想夢想で政策を語る上、ブレが大きい。野党にとっては本来勝ち戦であるはずだ。ところがポピュリズムに訴える経験しかないのが泣ける。本来なら相手の敵失を利用して現実的な案(例えば改革を推進するとか)を提示するとかが勝ちパターンであるが支持母体のからみでそうは言えない。なので荒唐無稽なことを言っている。

野党が論理を重視して本気で政権を取りに来れば圧勝であろう、しかしどちらも票を取りこぼしているとしか思えない。

ということは野党にはとてもおおきな陰を抱えているということだ。そこを突けない、民意を反映しない総裁を引き摺り下ろせない与党って、、、。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

カニ入り冬瓜上湯スープを食す

前記事でhtmlを勉強しようと思ったけど上手く行ってない、プレビューでは良いのに。よく分からんからそのままにしておく(upしないと改良しても反映が分からないから)。

スーパーで鶏ムネ肉が 38/100g 、鶏がらが 45/100g なので鶏がらより安い。なんかデフレが進み過ぎて無いか?。まぁであれば上湯(シャンタン)スープで冬瓜でもと。過去にもblogでupしてると思うけど美味い!!簡単な上、棒々鶏もおまけについてくるから経済的にお得。なんせ値段が一番高いのは冬瓜の360くらいだし。時間はかかるが簡単なので男の料理に超お勧め。

材料(4人分):鶏ムネ肉1枚、冬瓜600g、カニ缶1缶(100g程度)、酒・大匙2、塩小匙1/2、胡椒少々、葱の青いとこ1本分、水溶き片栗粉(片栗粉大匙1/2)

①上湯スープを作る
(1)鶏ムネ肉の皮や脂、血管をとる(省いても可)。肉が十分に浸る量の水を沸騰させ、鶏ムネを投入、表面が十分白くなったら水で洗い流す(皮や脂をきちんと取れば省略可)。
(2)鍋に脂や皮を除いた鶏ムネ、水2~3cup(きちんとヒタヒタにすること、ヒタヒタになれば水は少なくても可、というより水2cupくらいの方が美味い)、葱の青いところをひねって投入。そこから弱~中火で沸騰直前まで加熱。
(3)沸騰直前で火を超弱火にして、灰汁を取る。沸騰させない。3~5分その状態を保ち、後は徐冷。

この上湯は蒸しスープなど高級な料理に最適、とても上品でプロの味に割と簡単に近づける。今回の冬瓜のスープの他にも茶碗蒸し、コンソメにも適用可能。鶏がら出汁とは次元が違う。

②棒々鶏を作る
スープの出汁となった鶏ムネ肉は繊維方向に裂き、棒々鶏を作る。今回は食さないので1回当たりの使用量でラップに小分けにして冷凍すれば良いであろう。炒め物・サラダ・茶碗蒸しの具・ラーメンなどの付け合せに使用すればよい。本当は廃物利用なのだが、家庭の事情によっては「棒々鶏」を作ったあまりがスープでも良いかもしれない。過熱しすぎてないので美味しくいただけます。

③冬瓜を茹でる
(1)冬瓜の種を匙で除き、食べ易い大きさ(5cm角くらい)にカット、皮は厚めに剥く。
(2)スープが十分に冷えたら肉・葱を取り出し、別容器に灰汁取りで漉す(布で漉すのが一番だろうけど面倒なので網で十分)。別容器から鍋に移す、その際澱は捨てる。
(3)スープ上澄み2cupを別鍋で温め、塩・酒で調味する。少し塩が足りないくらいが丁度良い。
(4)温まったスープに一口大の冬瓜を投入、落し蓋をする(無ければアルミホイルで水面を覆えばOK)。再沸騰まで強火で、沸騰したら弱火で15~20分。冬瓜が半透明になればOK。火を消す。

④仕上げ
カニ缶開けを鍋に投入。塩味の最終調整をする。熱い場合は少し冷ます(熱いまま水溶き片栗粉を投入するとだまになる)。その後水溶き片栗粉を投入、冷めすぎた場合には少し加熱。

⑤食す。粘度があると熱く感じるので、60度くらいを目安でいいと思う。③の仕上げをゆっくりとやれば再加熱の必要なく、美味しく食せると思う。

これは時間がかかるので面倒だけど簡単で失敗が無い、その上経済的(棒々鶏もできるんだもん)。そしてめちゃめちゃ美味い。お父さんの株を上げるには最適だと思う。

応用は干し椎茸や干し蝦の戻しスープとのブレンドや水からスープを取る際に生姜や大蒜を利かせることか。しかしこのようなブレンドは鶏がらでも十分であり、上湯はその風味を味わって欲しい。

また今回はカニ缶を使ったがカニの風味が入らない、野菜を投入したコンソメ様のスープも良いであろう。1度成功すれば応用が広がるのだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

エロかしこいにはまった件

私はアナウンサー系が好きで、いわゆる知的で可愛くてきれいな人に憧れるわけです。小林真央さんとか、皆藤愛子さん、本職で言えば市川寛子さんや、古くは二子山(?元貴乃花)親方夫人の河野景子さんとか。
最近のクイズ番組でかわいいなぁと思った人が居た。優木まおみさん。知的でスレンダーで良い感じと思っていたがとても面白い人なのでは無いかと言うので非常に興味を覚えた。Linkははねとびの動画。

<object width="560" height="340"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/hpFg4D9aYBc&hl=ja&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param></object>

続きは
http://www.youtube.com/watch?v=upYuXSDKfYg
セクシーポーズ(?)で決めて、「sin cos tan」は笑える、声も良い。とりあえず惚れとこう。


優木まおみの画像・待受画像・動画・着ムービー・着ボイス・無料アリを携帯へ今すぐダウンロード!⇒アクセス方法はコチラ...
優木まおみチャクチャク・エンタメ


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

女子が婚活でくじける理由

昭和40年代まで「お見合い」という制度は誰でも結婚させられるシステムであったような理解がある。ブサイクもいけてる人もごっちゃに結婚させられた、恋愛結婚で逃げ切る人も居たであろうが、適齢期までに恋愛を培えない人は有無を言わさずに結婚させたれた感じ。結婚生活適切者かどうかは関係なく結婚させられたのであろうから不幸はいっぱいあったであろう。よくあるのがギャンブルに嵌った夫の陰で泣く妻子とか。

昭和50年代からは恋愛結婚が主流となり見合いは「家庭環境が近似している」こと、言わば価値観が近い人同士がするようになった気がする。例えば親同士が友達だとか、サラリーマンの子弟同士とか、商店の子弟同士とか。コミュニティが近ければ育った環境や常識はある一定以上共有できているので結婚生活における大まかな違和感は少ないであろう。

そして現代であるが結婚は恋愛結婚が完全に主流となった。この結果、見合いにも恋愛感覚が持ち込まれるのは自明であろう、いい人では結婚を決断できないのだ。恋愛できなければ結婚できないと言うことと同意である。

特に現代の女子にとってキャリアと結婚と育児をどうバランスをとるかというのは人生をかけた決断であろう。もちろん男子も同様に悩まなければおかしいのであるが、歴史的な観念や、常識からあまり真面目に捉えていないような気がする。簡単に言うと「俺が稼ぐ、嫁は家事・育児」みたいな。ところが僕が女性でも「稼ぐ」という行為に主体性が無いと言うのはちとキモチワルイ。旦那の稼ぎで家事・育児の時給が決まるのであれば収入が多い方が良いからだ。貧乏な(稼ぎが悪い)男が「俺が稼ぐ、嫁は家事・育児」と思っているとしたら「独りで生きてな」と成るのは当たり前だと思う。ところが収入の多い男子などそこらに転がっている訳では無いので、家事・育児のアウトソーシングの費用と自分で稼ぐ所得とのバランスを考えることとなる。ところが男子は阿呆で、全然協力的で無い。反対したりもする、死ねよ。

結局、問題点は整理できている。女性の葛藤を理解できて協力的な男子と結婚すること。家事・育児を分担したり、アウトソーシングしたり、その分カップル両方が専業主婦家庭以上に稼ぎ贅沢ややりがいを享受すること。で、疑問なのが女子の言う婚活はこの程度に論点を整理されているかと言うこと。

生活の基盤としてのパートナーに要求する事が前の段落に述べたような事象であれば男性への期待は恋愛ではなく、経済的な理解に尽きる、家事・育児を分担できるかとか、自分の生き方を尊重するとか。であれば婚活に恋愛を求めるのはおかしいと思う。理想の人(恋愛も出来て配偶者としても理想)などは既に売れているのだ。眼力に余程自信がある人は別だが(だったら婚活の必要が無い事は秘密)、市場原理から言えばもてる男女はもう売れているのだ。売れ残りの買い物を失敗したく無いと言うのが婚活だと分かっているのか不思議。

多分、そこが分からないからうだうだしてるのであろう。分かっていればこのブームは便利だからね。婚活を声高に述べるのは「自分はこんな女ではない」というプライドの一種であろう。しかし周りからしてみればそんなことはどうでもよくて、理想の王子様のレベルが段々下がるのをにやにや見てるだけ。相手のレベルを下げる以上に自分のレベルが下がっているわけだ。

話が下世話になった。話を戻すと、女性がキャリアを突き詰めるのはなかなか難しい。というより、妊娠・育児でリタイアした期間はキャリアを漸減しているのは仕方が無い。その上で自分が何を重視しているかと言うのが「婚活」からは見えてこない。

婚活の目的は何なのか?育児、キャリア、恋愛?これがはっきりしないと婚活は目的が理想過ぎると言うか、はっきり言って何も目的としていない気がする。婚活はまだ過渡期だと意見もあるかもしれないが、目的の優先度をはっきりさせれば悩む必要は無いと思う。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

攻撃力増大は必ずしも外交交渉力増加をもたらさない件

若い頃、筒井康隆なんかの小説を読んでると米ソ冷戦時代「人類を数十回絶滅できる量の核兵器がある」というような表現をよく目にした。これが本当ならアホな話だと思うし、だからこそ嘘だろうと思う。

米国が核をヒロシマとナガサキに落とし、その威力を世界に宣伝した。放射能の被害も観察され、ソ連も核装備した。当時核は飛行機から落とされたが時代は移り、大陸間弾道ミサイルに乗るようになり、噂の「人類を数十回絶滅できる量の核兵器がある」という状況に至る。

ソ連が米国の倍の量の核を持ったとして、米国は脅威であろうか?ソ連としては米国を蒸発できる程度の核があれば、それ以上は無駄だ。地下シェルターを破壊するために主要都市には何本も撃つのか、無人の荒野にもご丁寧に撃つのか。少なくとも交渉力には一切影響はないであろう。主要都市に向いたミサイル以外にアラスカへ向いたミサイルが増えたところでなんの交渉力も増えない事は自明だ。

迎撃ミサイルによる撃ち損じを補完するためにアメリカを10回叩ける設備を設けても交渉力にはほんの少ししか影響しないであろう。どうせ撃てない核を何重に仕掛けても費用効果は著しく少ない。持つものと持たざるものの間に交渉力の差はあったとしても、お互いの全土を焦土に化する以上の核兵器にコストメリットは有り得ない。もっと言うと使用シーンが思い浮かばない。

このように攻撃力の絶対量が多い方が、交渉力が高いと言うのは嘘っぱちだ。交渉力はその背景である制裁力(経済封鎖や戦争)が行使できる前提があって初めて生じる。昨日のエントリーで言うと、代替商品・サービスがない独占企業だけがストライキできるのと同じ(独占企業以外のストライキは企業の収益性を削ぐ以外の効果は無い)。地球を何十回と蒸発できるような核は抜けない事は自明なので交渉力の背景となり得ない。

ロシアや北朝鮮、中国のように周辺諸国とのいざこざを野蛮に振舞う国には交渉力が生じる。世界の常識を覆す対応をする国、「自分が損をしても面子を選ぶ」となると、自分が死んでもやけっぱちを遂行する恐怖と言うのはある。その意味でも北朝鮮の核は意味がある、日帝もその口だ。損得勘定を計算できない国は少し恐ろしい(実際被害は無数にある)。しかし、常識的な国家を自認しているG7には核装備増大による交渉力向上は全く期待できない。

そう考えると、「米国には人類を何十回滅亡させる核がある」というのはデマだと思うのだ。

最近の外交強硬論からなる日本の軍備増強論も、全く効果が無い。日本が軍備を装備しても現在の状況では使えないからだ。というよりそれを熟知している狂犬を刺激するだけ・刺激された振りをして無茶をする効果しかない。

核が交渉力の一端を担うとこと、攻撃力の向上は交渉力の向上に結びつくというのは原理的には理解できるが、日本の現実には全く効果が無い。

例えばこれは装備にも言える。F-22はステルス機能を装備して対空戦力も高いと言う。しかし、ステルス機能があるのであれば遠くからミサイルを撃てば良いのであり、高い金をだして対空戦力を買う必要があるのかと言える。運動能力とステルス性を共に備える事が理想的なのは分かるけど、どっちかでいいじゃんて思うのだ。その攻撃力の意味と、費用効果を冷静に判断できているのかと言う疑問だ。「攻撃力が上がれば交渉力(・制空権)が増す」と言う単純思考に陥っていないかという疑問だ。

話が脱線した。軍事的攻撃力は外交交渉力における要素のひとつでしかない。そしてその要素のある一部分を増やしても、しかもそのジャンルだけに限定しても交渉力はアップするとは限らない。外交交渉力トータルで考えるとリスクやコストが大きくなりメリットは小さいといえる。

先の前提(米ソは人類を数十回滅亡させる核を持つ)は間違っているかもしれない。しかし、攻撃力=交渉力という単純さは成立しないという事例だ。「世間の常識」とやらで思考停止しないで、真面目に考えましょう。軍備増強論者はこの程度は考えてね。

 

追記:そういえば冷戦時代は原潜、空母にも核を積んでいたようなのでやはり核だらけなのかも。それでも核を積むスペースがもったいなかったと後からは考えられると思うんだけど。どうかなぁ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ジャーナリストの妄想と観念主義

限られた字数で記事を伝える事の難しさは理解できるが、歴史的な情実を根拠にするとか、ロジックを端折ったのであろうが論理的に理解不能とか、筆者の観念を前提で進める論は理解できない。

北朝鮮を「制裁」したくない国~JBPRESS

筆者は霞山会というところに所属しているらしいがこんな酷い記事があるのかと思う。筆者は中国が北朝鮮を制裁したく無い理由を5つ述べている。

1つ。「歴史的関係である」と述べている、意味がわかんない。

2つ。中国は「善隣友好外交」なのだそうだ。台湾とも日本ともチベット(これは内政か?)とも、インドとも。あれ?友好的関係を構築しているのって(いやいやながらの)日本以外にあるの?あー、パキスタンか。でもインド憎しだよね、それって。現実認識に間違いがあるので説得力が著しく無い。仮に中国がそうだと言うのであれば具体的に紹介しないと。

3つ。「金正日が言う事をきかない」からだそうだ。吹くね、言うこと聞かないから制裁したくないっていくらなんでも、好意的に考えても端折りすぎでしょ。つーか、普通は制裁する理由にしかならない。

4つ。「中国が議長国を努める6カ国協議に、北朝鮮を引き止めておきたい」に至っては目的が根拠となっている。何故引き止めておきたいかには一切言及されていない。

5つ。「北朝鮮が崩壊ないし暴発したときのコスト」は拙blogと同意見である。そしてここだけ具体的な説明が入る。

どうもこの筆者は(私がその論者だからか)最後の部分だけ説明がきちんとしている。先の4つの論理は言いたくないことを、無理やり言っていると感じる。その結果馬鹿丸出し。
筆者は北朝鮮が崩壊すると中国・韓国・日本は困るという私と同質の考え方なのであろう。しかしそれがいくら特殊な主張だとしても馬鹿丸出しの前提ではなんの説得力も無い。

というか簡単に否定されるような論旨をウpするのは止めようよ。少なくともこの論は馬鹿だし、その後も信用されなくなるよ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ストライキのコストの負担先

相模鉄道のストライキが6:30頃解除されたそうだ、労働条件の闘争では無いので全く解決しなかったらしい。最近はほとんどストライキはほとんど見られないがたまに「公共交通機関」でよく見られる。これはなぜであろう。

ストライキは団体交渉権の象徴であろう。しかし多くの企業ではストライキは競合他社に利するのみなので行われる事は少ない。ストライキの不利益を労使で共有できているからなのだ。経営者もストライキによる売上が減ることは、利益が減る事を意味し、トータルで最大利益を考えることとなる。

一般に公共交通機関など独占的な企業ではストライキが多く行われる。相模鉄道では鉄道事業の子会社化と言う給料となんの関係もないことでストライキが行われるようだ。これはストライキによる社会への影響を経営陣が感じている上、下手するとお上に怒られ、それが分かっているから労働組合は強気で交渉力を持っていると考えられているのであろう。

しかし、このロジックはおかしい。代替可能な商品やサービスであれば消費者は不利益を被らない。A社がストライキを起こし店頭からA社の製品が消えても、B社の製品を買えばいいからだ。ところが独占企業のストライキは確実に具体的な金銭的価値を損ねたことが簡単に証明できる。ガスが止まれば電気で調理をしなくてはならないし、電気が止まれば発電機を買わなければならない、電車が止まればタクシーを使わなくてはならない。どれも具体的な被害を説明できる。

この責任の一端は経営者にあるであろうが、トリガーを引いた具体的な一義的な責任は労働組合に帰するであろう。そもそも代替不可能であるから強気な交渉力を有しているとするのであれば、その交渉力は消費者の被害の上にある事は自明であり、交渉力を行使する権利が労働組合にあるのであれば労働組合は被害を賠償すべきであろう。

相鉄で定期券を持っている人は区間証明をわかるようにタクシーで領収書をとり、労組に請求してみてはどうであろう。

過去には上尾事件とか鉄道のストライキは暴動事件を引き起こしている。これは損害賠償を労働組合に請求するという基本の訴訟手続きを無視した暴動でやはり許されるべきではない。しかし、鉄道輸送でのストライキは多大な迷惑を交渉力の源泉にしている、多大な交渉力の背景の対価をきっちりと労働組合に払ってもらえば丸く収まるのではないか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

職場での性差の根深さ

優秀だと思う中堅どころの美人ママさん女性と飲んでいて感じた雑感。

彼女は係長クラスで年の離れた女性の後輩が居る。彼女が言うには上司(男性)の自分への当たりがきついと冗談交じりに話していた。後輩への当たりと、私への当たりは感じが違って、なんか損してると。若い子の方が可愛いんだろうねとも。私は「あなたが男性でもその上司に同じ事を言われたらきつく言われたと客観的に感じる?」と聞くとうやむやにされた。勝手な判断だが、ポジションへの期待と教育を女子としてのポテンシャルと勘違いしている部分があると言うこと。具体的に言えば若くて可愛い子は贔屓されていると感じていると言うこと。

その上司・後輩両人とも知っているのだが、客観的には当然そのようなことはなく、ポジションをこなせるから強い指導が行っていると感じていた。課長は部下が仕事をして何ぼなので、筆頭部下である係長には期待をかけて当然なのだ。そしてそれが男子同士では当然であると言う認識も共有できている。しかし相手が女性であればその扱いは不満を持つと言う事例を目の当たりにした。

女性は妊娠・出産を経験すると客観的に不利益が生じる。キャリアが中断してしまえば挽回する事は大変であろうことは想像はつくし、しかし逆に育児への時間を割く事となるなる。もちろん夫が育児を担当し、彼女のキャリアの挽回に手を貸す方法論も当然あろう。それでも弁護士やデザイナーなどの個人事業主以外では子育てはキャリアを減ずる方向に向かうであろう。

そのハンディキャップを埋めるべく様々な制度が模索されているが、心意気での優遇度は有り得ない。フルタイムで働いている係長~主任クラスへの仕事の要求は女性であろうが男性であろうが全く関係ない(もちろん育児のための休暇や早退を認めないと言う意味ではない)。

ばりばり育児と仕事をこなしているその女性が自分の性を意識し、後輩との扱いの差を若い女性だからと言うに至っては、かなりがっかりした。男性では思いつかない発想であろう。

個人としての彼女を責めるつもりはない。男性が当たり前に仕事をすることと違い、女性が社会進出するには多数の先輩の努力という社会的な努力と、家族の意思(夫・舅・姑)に理解してもらう個人的な努力が必要な事は明白だ。彼女はその努力の結果今のポジションがあるので私よりは余程頑張り屋さんで優秀だ。

でも、とも思う。社会の役割としての男女と、職場では理論的には男女の差が無いということが思った以上に浸透していない、本人でさえも。

そこまで要求するのは酷だとも思う。でもキャリアを目指すのであれば、仕事上での性差は無い事を意識しないと、本人が損をするとも思う。もし私の部下がそんな事を言ったら怒鳴りつけるであろう(または切る)。彼女は可愛いので今まではちやほやされていたのが、純粋に仕事への要求がきつくなって違和感を感じているのかしら。

であればちやほやされるのも考えものだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

借上げ社宅制度は誰もを不幸にする

我が社には社宅という物件は無く、借上げ社宅制度となっている。年限と部屋数、平米、費用全てに上限があり、特に広さは2LDKかつ53平米までとなっているが、住宅費用は格安だ。¥12万/月未満の物件を¥1.5万/月で借りられる。

実はこの制度でだれもが不幸に陥っている。

まず簡単なのは持ち家の人だ。借上げ社宅と言うのは住宅補助としての収入があるというのとイコールなので、同じ給料であれば社宅として認めてもらった方が圧倒的に得だ。すずめの涙の住宅補助(¥1.2万/月)との差額は(12-1.5-1.2)で9.3万円もお得だ。

では社宅族は優雅かと言うとそうでもない。子供が大きくなると部屋は無いし、家は狭い。ところが目先の9.3万円がお得なので不満があっても出られないのだ。

ちょっとおかしくないか?優遇されている本人が不満が多いと言うのは。でも実際そうなのだ。

であれば、給料に住宅費・通勤費、込み込みで決めた方が余程スマートでは無いか、一律5万円給料を上げて、手当ては無しとか。

そうであれば少なくとも優遇を受けている本人の不満は解消するし、借上げで無い人も満足する。単身赴任や独身寮は別の視点で考えないと不味いかもしれないが結婚したカップルに借上げ社宅は必要ない。

もちろん、結婚した当初はありがたいであろう。ところが子供ができ、大きくなると、家賃補助のありがたさから脱却できなくなる。そして安い家賃に目が眩み、社宅を出れない事を不幸と勘違いしだす。挙句の果てに社宅制度のせいで持ち家を買うタイミングを逃したりする。

補助を受けている本人ですら不幸な制度なのだ。この借上げ住宅制度と通勤費を原資として給料を上げた方が余程平等だ。聞けば派遣さんはそのような制度となっているらしい。時間と通勤費がもったいなければ近くの職場を選択するとか合理的な行動を取っているらしい。

借上げ社宅制度と通勤費支給はこの合理的な判断を誤らせることとなる。そして誰も幸福にならない。

 

あくまで借上げの場合です。資産として社宅を持っている企業はこれに当てはまらないでしょう。また転勤による住宅の保証は必要でしょう。あくまで社宅という物件を持ってないにも関わらず社宅制度を敷いている企業への批判です。

**独身者の寮も必要でしょう。新入社員に敷金・礼金を用意させるのも難しいでしょうから。そのかわり寮費は高めに設定して、企業は極力厚生費の支出を抑えることが不平等感を無くせます。厚生費+人件費の総支出が同じで給料が安くて社宅が充実している企業と給料が高くて家賃は自分でという企業ではどちらが魅力的であるかは簡単なことです。選択の余地がある方がいいに決まってます。

 

2014/07/15 追記

企業の経費の観点と従業員の租税について粗があった。

借り上げ社宅住居費や通勤費を企業側の経費で落とせるのであれば社員は節税できる。上記に記したように一律ではなくて、掛かった住居費を企業が経費で落とせるシステムであれば「社宅」でも問題ない。

ただ経理担当者は嫌がるであろう。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )

牝馬重賞レース体系は根本的に変えたらどうかの件

昨年の秋の天皇賞ウオッカダイワスカーレット(とディープスカイ)が現役最強をかけて争った。もし舞台がエリザベス女王杯であれば現役最強を争ったことにならなかったであろう。

ウオッカが3歳時、ダービーを制し(JCでも好成績を修め)、ダイワスカーレットが有馬記念で2着に入り、明け4歳春に大阪杯を制したことで一流牡馬以上級であることが明らかだったから、勝負の舞台は最高の舞台である秋の天皇賞となった。

歴史にifは許されないであろうが、ウオッカがダービーを制していなかったら、両馬が表舞台に出てこなかったかもしれない。春の安田記念か疲れきった有馬記念以外はちょっと想像できない。ビクトリアマイルとエリザベス女王杯でガチンコ対決が行われて、所詮最強牝馬を決めることしか出来なかったであろう。それが両馬は現役最強に拘った。残念なのは両馬は古馬での直接対決が上記の秋の天皇賞しかなかったわけだ。

その後ダイワスカーレットはローテーションに余裕を持たせ有馬記念を制したし、ウオッカは安田記念を制した。両馬の直接対決はGⅠ級でダイワの3勝(桜花賞・秋華賞・有馬)1敗(秋天)。

なぜこのような話を持ち出すかと言うと、今年も牝馬が強いからだ。牝馬は種馬と違い、出産回数が少ないため史上最強を目指す経済的理由が少ない。またクラッシックも牝馬クラッシックの賞金が結構高いの(3冠1着の合計賞金は275百万、一方牡馬は359百万)でクラッシックに進むインセンティブが少ない。せめて半分くらいにならないかと思う。

今年のブエナビスタレッドディザイアは強い。ブエナビスタの出走レースは新馬(3着)以外は全て牝馬限定だ。しかしその負けた新馬戦で負けた馬は後の皐月賞馬とダービー2着馬なのだ。その後の成長を考えれば本当に強いかどうかは分からない。またレッドシザイアも新馬戦は牝牡混合であったが、2戦目以降は牝馬限定で、ブエナビスタ以外には負けてない。ブエナビスタが牡馬・古馬相手にどこまでやるか見たいと言うものだ。

ブエナビスタが牝馬3冠に拘る事は仕方が無いであろう、ウオッカも桜花賞に負けたからダービーに出たとも考えられる。しかしそのこだわりの無いレッドディザイアが秋天もしくはJC、有馬に万全の体調で出て欲しい。エリザベス杯なんぞに出てはいかんのだ。

積極的に牝馬を牡馬のGⅠ級に引っ張り出すための方策は幾つかある。

1.賞金に差を付ける。今でも牝馬の重賞、特にクラッシックでは牝馬は安いのであるが、もっと差を付ける。そのかわり浮いた賞金で牝馬限定のGⅠ、例えばダートや2000、2400を作る。エリザベス杯は距離が中途半端。

2.秋の3歳限定戦はG1から外す。菊は距離が微妙なので秋天を3歳・古馬のガチンコの第1戦として、日本最高峰のレースに位置付ける。秋華賞は夏の札幌に移動。

 

強い牝馬が牡馬とガチンコで戦う姿を見たい、ブエナビスタとウオッカの対決も見たい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

派遣騒動で損した人・得した人

6/18日経に「『非正規』再雇用は慎重」という記事が。

記事では工場の稼働率が上がってきたが、雇用を増やすのではなく、社内の応援で稼働率増を賄うとの事。この記事では非正規雇用を増やさない理由を挙げていない。非正規を雇って、工場の稼働率が落ちたとき、契約非更新をしたらまた叩かれるので新規雇用が出来ないのは自明であろう。さすが一人当たりのGDPが先進国最低の国だ。

で、あの派遣村を象徴とした騒動は誰が得をして、誰が損をしたのであろう。

1.企業。これは大損であろう。本来の部署で生産性を発揮できる人間を持ってきて高い給料で派遣が出来る仕事に従事させるのであるから。本来の職場で人材を失う損失と、工場で高給与で働かせる損失で2重に大損だ。

2.応援社員。これも損だ。本来の職場で本来の仕事をすれば査定もつくであろうし、昇進のポイント稼ぎも出来たであろう。職場でローテーションで応援を派遣する職場ならまだ良いが、生産性の低い人間から応援に出すような職場であれば挽回の機会すら奪われるというものだ。まれに前の職場の居心地が悪くて工場に居つく場合もあるかもしれないが。

3.元派遣。損であろう。

4.騒いだ人。これは得だったであろう。しかし良心がある人間であれば自分の両親に苛まれてるであろう。良心が無い人と頭が悪い人は得したかもしれない、所詮自己満足だけど。派遣で騒いだ人は住宅と甘酒をを提供されて得だったであろう、その程度の得だけど。

さすが一人当たりのGDP20位以下、先進国最低レベルの国だけある。ほとんど誰も得をしない政策をして路線変更できない。貧すれば鈍すなのか、鈍すれば貧すなのか良く分からんが。先進国中最低の生産性しか揚げられないのは必然だということか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

小沢氏が党首討論を出来なかった理由

党首討論 民主「圧勝」と余裕 自民「具体性欠如」指摘(産経新聞) - goo ニュース

2度目の党首討論の記事をつらつらと読むに、野党党首というのは大変な仕事だと思った。国民が期待すると思えば、アホな『役回り』でも演じなければならない。内容に意味が無くても(言いたくなくても)、相手の弱みを付け込んで戦わなくてはならない。

鳩山氏は無駄を省けば消費税を上げずに済むとか、西川氏を罷免するとか、根拠の無い威勢のいいことを述べた。いや、鳩山氏は頭が良さそうだから空虚なことしか言ってないことは理解してるはず、それでも言わなくてはならないのだ。「俺のこと馬鹿だと思ってんだろうな」と思いつつ波に乗る事を意識していることであろう。

ふと思ったのだが、小沢氏はこのてのパフォーマンスが出来なかったのではないか。だから党首討論も逃げまくった。プライドが許さなかったのであろう、だから辞任したと言うのは無茶であろうが。

パフォーマンスが下手糞というか出来ないのが、小沢氏、岡田氏であろう。与党の党首はあまりパフォーマンスが必要ないが、福田氏もパフォーマンス下手であろう(麻生氏はスベルのが上手い)。その裏にはプライドと言うのが見え隠れする。福田氏のプライドの高さは辞任会見だけでも窺い知れるし、小沢氏もリップサービス的なことは一切しないことでも想像できる。

鳩山氏は嫌がっているようには見えない、まぁ弟君もあーだから根っから好きなのであろう。そうすると同情する必要はないのかしら。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

世代別で人的資質を語ること

なんか年をとればとるほど、第1印象の決定力がなくなってくる。採用面接を去年までやっていてこう言うのもあれだが、第1印象は所詮第1印象だと言うこと。経験的に分かってきたからレッテル張りの比重として第1印象のウエイトが落ちてきた。ついでに言うと一目惚れも無くなった、見た目の可愛さよりもノリや会話の内容重視とか。

若い頃は全てを直感で決めていた気がする、お恥ずかしながら。経験を重ね、人のいろいろな側面を見て判断するようになったということか。なので人を嫌いになることができなくなったなぁ、という思いがある。

 

話は本題だが、枕と同様に人はそれぞれで世代で世相を語るのはネタとしてはいいんだろうけどとても本質だとは思わない。ぱっと見でもわからない。

技術系に限ると、私の時代(バブル直後)は教授推薦と言うシステムで就職活動が為されていた。文系は当然のように自由応募。技術系はのんびりしてた。

「教授推薦」と言うシステムは推薦を1つだけもらえる、そのかわり企業も推薦はできる限り拒否しない。私立高校や大学入試の推薦枠と同じで、お互い数量は確保できるというメリットがある(当然デメリットはある)。なので技術系には就活というのは存在しなかった、だからのんびりしていたといえる。

はて、どちらが良いのであろうか。筆記テストと面接で「器用」な奴を選別は出来るであろう、しかしコストは膨大で、そのプロセスで優秀な(マッチした)人間を確保できるとは限らない。若年者の転職が増えていることからもそれはあながち間違いでは無いであろう。

というのは私の世代でも別に落伍者(と言う表現は適当ではないであろうが)は居た、業績の悪化が少数精鋭を求めたから、若年者の離職者が堪えるということであろう。であれば世代で「ゆとり世代」とか関係ないじゃんと思うのだ。私の感覚では逆に昨今の若者の方が我々世代より余程真面目で意欲的で、勉強をしている。

ということはアレだな。それこそ我々の世代が中間管理職を占めると益々停滞するね。馬鹿で仕事能力よりも調整能力を重視しており、責任を全うする気力に乏しいような気がする。というのは冗談。

会社には黄金の世代と言うのがあったりする。これは就職戦線が厳しい時は優秀な人間が入り(一流企業で採用されないから)、緩いときはボンクラまでも採用するから(バブルだね)。そういった意味での世代評価はアリだと思う。しかしそれはその企業内の話であり、世代全体を評価することでは無いと思うんだよね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

本当は鳩山氏は正しいのか

いきなりちょっと話がずれんるんだけど、J-CASTニュースに面白い記事が載っていた。

アニメやゲームを規制するのはおかしいという主張なのであるが、私の以前のエントリーと主張は似ている。それに対してユニセフが代表して答えている、

実在しないキャラクターであっても、児童を性的対象として描写すると、結果として実在の子どもが性的対象として見られることにつながりかねない

だそうだ。突っ込みどころ満載なんですけど、実際に児童ポルノがあるということは性的対象としてみてるんですけど。倫理が許さないからといって現実を無視するのはおかしいと思う。またロリアニメを嗜好する人が児童ポルノを愛するかどうかはまた別であろうし。

そういう性癖が存在する事を認めた上で、「許されること」と「許されないこと」の線引きをした方がいいと思うんだけど。その調子じゃぁ現実を倫理にあわせるという、実現不可能な活動をしてるってこと?倫理はあるお手本であり、それに外れる奴はたくさん居ると言うか、倫理から外れた事をしたことが無いという人の方が少ないと思うんだけど。

 

脱線が過ぎました。しかしこれ以下もネタの焼き直しです。一昨日のエントリーで鳩山氏の行動が不可解だ(鳩山氏が常識はずれと言うよりも私の常識が世間についていってない)と述べたが、やはりというか、想像通りと言うか、

内閣支持率25%に低下 世論調査、鳩山氏更迭「適切で無い」56%~NIKKEI NET

いや、もう、理解不能ですわ、マスコミの調査の内容・質問がとんでもなく恣意的なら別だが、東スポ調べでも鳩山氏支持が過半数であった。。内閣の支持率が下がるのはまぁ仕方が無いであろう。騒ぎを大きくしすぎた、指導力が無い、求心力もないととられても。

しかし、「鳩山氏の更迭が適切でなかった」が過半数で「適切だった」のダブルスコアというには驚いた。記事ではなぜそうなったのか解説がないのでもう頭の中が?????です。

そうだ。鳩山氏は正しいのだ。世論が証明している。記事で解説不要なほどに自明なのだ。

そう考えるしかないのか、それでも知りたい、教えてください。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ドルコスト平均法ってすごいじゃん

ここんとこすごい勢いで株価が、特に海外(新興国)が上昇している。りそな投資信託でいうとこんな感じ。

1年リターンだとほとんど赤字であるが、6ヶ月リターンだとほとんど黒字。これが何を意味するかと言うと、積み立て組みの勝ちパターンだと言うこと。下がって上がる凹曲線を描けば積み立て組みはメシウマ。

一方、ドンと買った組は価額が凸場面でピークで売るのが勝ち組、当然現在は違う。しかも収益を考えるともう上がりすぎてるかもしれないのでさらなる買い増しはきつい場面かもしれない。

この期間積み立てを止めなかったのは良かった。中国やインドの投信をこつこつと買い続けてきたのでそれ以前の高値で少なく買ったのを相殺できてきた模様。リートは塩漬けだけど、底値辺りで多く買い、かつ積み立てを始めた日経も2割以上は上がってきたのであともう少し。

リーマンショック以前は上がりそうな投信をボーナスとかで余った資金を積み立てと比較して大きく買っていた、その損を取り戻すのはもうちょっと無理。しかし積み立て分は多分黒字。あと昔(5年前くらい)に買って放っておいたのもそろそろトントンが見えてきた。

今回のように相場の曲線が凹曲線だとドルコスト平均法って威力を発揮する。当然であるが凸曲線であればきつい、しかし凸曲線であれば逃げられるチャンスもあるわけで(ピーク付近で売れば勝てる)、積み立てが始まった瞬間に相場が落ちるのは余り嘆くことも無いのかもしれない。ドルコスト平均法の危険さは落ち続けて回復しないことだけだ、だから将来性に賭けて落ち続けても買い続けることも肝要だろう、はいくじけそうでした。

価額が落ち続けても積み立てをし続ければ、結果論であろうが相場の反転はレバレッジが利く、実際利いてそう。(あのー大いなるマイナスが少なるマイナスになったと言うだけなんだけどね)

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ