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名護市の民意は重い

ネタです。悪意ある表現が多いので除する可能性が高いです。

 

名護市の民意は重いと思う。迷惑施設がやってくることを拒否する姿勢はまぁ否定できない。そもそも現在の普天までさえ、戦前から設備があって、戦争で焼け野原の中で出来た基地設備なので周りに住んで居る人は「知ってて住んで居る」のだから。

このような迷惑施設が「俺の隣に来るんじゃねぇ」というのはよくある話で、斎場とかゴミ処理施設とか、まぁ日常使うし必要なんだけどそれでも俺んちの隣は勘弁という破廉恥な話はよくある話。ましてや基地は必要施設かどうかもあやしいし。少なくとも俺には要らね、な施設である事は事実だ。沖縄人を笑う事はできない。

 

以前は基地受け入れ派が経済効果を鑑みて積極的でないにしろ、基地受け入れを受け入れてきた。現在は基地を受け入れるのは「沖縄県民に非ず」的な風潮なのか一転受け入れ不可に転じた。民主主義は民意が全てなのでかなり重い決断だと思う。

名護市は基地受け入れを交換条件に600億円吸い取ったそうだ。当然それを返すのであろう、男前だ。早く600億円を返せば基地受け入れを表明した事実は忘却されるのだから早く返せばいいのに。民意なのだから問答無用だと思うんだけど。

根拠の無い「普天間出て行け」というのもヤクザビジネス的で美しくないけど、彼等は名護(でなくてもいいんだろうけど)にでも行けばいいと思っているのだから、手付金を取ったことは彼等はネチネチと言うよね。手付金とって逃げるな、みたいな。

名護市がすることは「基地施設受け入れ拒否を宣言する」ことではなく、手付金を戻すことだ、これ以上の説得力は存在できない。逆に言えば普天間移転派の「辺野古でいいじゃん」という派とは面倒な交渉が必須になるのであろう。金を返さないのに基地は来るなというのは問題をこじれさせるだけなので辞めた方がいい。きっぱりとした態度が主張への信憑性が高まる。

 

一方、名護市は取るだけ取って「あばよ」という戦術もあるのであろう。「普天までいいじゃん」という宣言だ。「大体勝手に基地の周りに住んでおいて基地が邪魔と言うのは理解できん」と宣言しているのと同じなのだ。まぁそれは一理ある。もらえるものだけ貰って何が悪い。お前らだって同業者だろ的な。

 

閑話休題。このように悪意ある表現を用いているのは単なるイデオロギーでは解決できないと思うからです、さらに金を受け取っているわけです。ただでさえ沖縄県は開発庁が過去に存在し、税金投下がなされ、補助金や税制で優遇されています。経済的に独立をすればいいとも思います。その上で基地代を払えばいいのではないでしょうか。

その点をきちんと判断するのはある意味沖縄県人です。

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