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クレジットカード選びのライフハック系解説記事が非常に残念な件

消費税を2年で2段階で値上げって消費者と流通を馬鹿にして無いですかね。慣れた頃にまた値上げですよ、ふざけんなって感じです。恨みを買って歳入減って馬鹿じゃないですか。

 

閑話休題、標題の件。

僕はクレジットカードは会費無料のカードを3枚持っている。ポイント還元率はどれも0.5%で、大きな違いは決済会社が違うことJCB VISA Masterで、要は海外旅行向けに3枚持っている。
通常はJCBを利用している。海外旅行では旅行保険が必要だったり決済会社に困ることがあるためで、海外旅行時以外にはメインのカード以外は用いない。

カード選びのWeb記事(例えばこの記事)を見ていると一番大事なことが書いていないことが多い。『何(どこ)に一番お金を遣っているか』である。無料カードの場合単なる決済処理のポイント還元率は0.5%程度であろう。しかしカードには特典がついていて例えば高島屋カードは高島屋で買い物するとポイント還元率が8%になる。高島屋で年に10万円(8千円還元)以上遣っている人にはお勧めだ、要は自分が一番金を遣っている企業の発行しているカードを持つことが一番重要である。(実際に僕は日本橋に勤めていた頃は高島屋カードをメインカードとして使用していた。)

0.5%の還元率で1,000円の債券を得るには20万円の買い物をする必要がある。いくらポイント還元率が高くても年に10万円以上程度買わなければ意味が無いことになる。仕様カードの分散は死蔵ポイントが増えるだけだ、分散はタブーだと言うことだ。

財布に入れるカードは最も使用する企業が発行するカードを1枚だけ持ち歩けばいいのだ。毎月海外出張に行くような人は航空会社がいいだろうし(日系は海外LCCより値段が高いことが多いのでマイル目当てで日系航空会社を選んでいることがばれるので注意が必要だ)、流通系(高島屋カード等)、通販系(楽天カード等)色々ある。

僕はJR東日本で通勤していて年間20万円程度定期券や出張旅費を遣うのでVIEWカードを使用している。JR東日本でのポイントは3倍(1.5%)で、Suica決済も同様に3倍だ。定期などだけで20万円で3千円の還元がある。

ちなみに電気・ガス・水道・電話などはカード決済で月約2万円、年24万円使用。24万円のポイントで1,200円、現在上記と合わせて年に最低4,200円のポイント還元を受けている。もっとも(HIS以外の)旅行や大きな買い物(1万円を目安にしている)などの決済もカードで行うし、コンビにでもSuicaが使えるところは増えているのでこの例は最低例である。

 

特定の還元率でカードを選ぶのではなくて、一番お金を遣っている企業(20万円が一つの基準)が発行するカードを選ぶことが最も重要である。それ以外は関係ないとも言える。
尚、年間20万円を遣う企業が無いのであればライフハック記事などで紹介されているカードでいいんじゃない。

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市販鍋スープは塩っぱくないの? 改善法

以前、手抜き料理と味のレベルが知りたくて鍋用ストレートスープを食したとき、あまりのしょっぱさに驚いたことがある。
塩分濃度を調整に水で1.5~2倍程度で薄めた。追加用のスープが出来たので2回楽しめたのはラッキーだったけど。

先日さらに手抜きで塩餃子鍋を買った、餃子にスープが入っている300円程度。あとは白菜で合計400円。レシピでは湯で餃子と野菜に火を入れて濃縮スープ投入との指示であるが、前回の教訓を生かしてスープの味を決めてから餃子と野菜を投入することにした。規定通りだと案の定しょっぱい。

閑話休題。先に挙げたストレートスープも、今回の餃子+濃縮スープも知らない人が居ない名の通ったメーカー謹製だ。日本人の多くはあんなしょっぱいスープで鍋を食しているのか。あんなもん食ってたら高血圧で悩むわけだ。それからなんともいえない『調味料』の味がする、不自然な味なのだ。メーカーの商品開発が狂ってるのか、日本人の舌がおかしいのか、僕の舌がおかしいのか。

私の好む鍋のスープは薄味が好みだとは自覚している。ちり鍋はあまり好きではなくて最初は澄んだスープの味で、段々具から出た雑多な味を薬味で調節するというスタイルをとる。春雨も水で戻さずに投入する。薬味にはかんずりとか柚子胡椒とか塩分の多いものも使用するし、ゆずポン・レモン・酢も入れる。そうなるとしょっぱい鍋はとても食べられない。

そういえば居酒屋の鍋ってしょっぱいですね。でも高級店で食すうどんすきとか寄せ鍋、カニ鍋とか薄味ですよね。そんなに僕の舌がおかしいとは思ってないんけど。

 

解決策というか手軽にメーカー謹製鍋スープを美味しくする方法を見つけた。少し時間はかかるのだが、まぁ一手間が味を左右すると言うことで。

1)塩分調整:鍋スープを先にレシピどおりに温め・薄めて味を確認する。概ね2倍を目処に少しずつ水を足していく、ちょっと薄いくらいで丁度良い。塩分を水で調節したらアミノ酸が少し物足りない味になると思う。

2)出汁成分追加:和風系であれば昆布・鰹・イリコをお茶パックに入れて投入。中華系は生姜の薄切りを5~6枚、ニンニク1~2片を包丁で潰して投入。あと『鍋』って葉物(キャベツとか白菜)を使うのでその外葉を入れる、生椎茸の脚・乾燥えびを入れてもいいかも。洋風系はニンニク1~2片と外葉を入れる。これで30分くらいふつふつと沸騰させる、スパイス(バジル・クミンみたいな個性の強いスパイスは注意、胡椒程度が無難)を効かせると味の尖がった感が無くなる。あとは投入したモノを除外して完成。

注意)あまりスパイス・ニンニク・生姜を効かせるとその味になってしまう。あくまで出汁・調味料のハーモニー(協調)なので何かの味が強いと台無しになってしまう。
1)と2)は同時に行ってもいいと思う、少し出汁・香辛料を入れながら塩分調整とか。

これで完成。簡単でしょ。これでとんがった調味料の味が消えて、しょっぱくなくなる。そしてスープを堪能し(飲み)ながらスープを足して2回戦とか出来る。

 

メーカー開発担当者様へ:アレがしょっぱくて不味いのは自覚してらっしゃいますよね。コストの制約と塩分量はあんまり関係無い気がするし。『売れる味』が旨いとは限らないからそうなっているとしても、裏書に「薄目が好きな方へ」とか注意書きがあると親切だと思うんだけど。

 

追記)分かっているとは思うんだけど僕はちり鍋(タラチリとかテッチリ)や湯豆腐、鶏の水炊きみたいにスープに調味していない鍋は余り好きではない。うどんすきやかにすきのようにスープにほんのり味がした鍋が好きだ。もちろん割と味が濃い目のすき焼きや芋煮、トマト鍋、キムチ鍋とかほうとうも食す。タレで食す鍋で食べるのは強いて挙げればしゃぶしゃぶくらいか。

 

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ザ・マンザイ(THE MANZAI)でHi-Hiが気に入ったので貼っとく

Hi-Hiが面白かった。初めて見た。

いちばん面白かったな。小ネタを勢いで引っ張って繋げてただけなんだろうけれど。あじわい深くて面白かった、1本目の方がネタは上。
本人も自覚しているようだけど1本目と2本目でネタの入りが同じ、細かい小ネタも同じ、ブログ見に行ったらその書き出しまで同じ。
バリエーションがもう2パターン位あるといいと思う。でも好き。

ちなみに上田さんのブログのコメントがザ・マンザイからめちゃ増え。僕のように気に入って応援する人が増えたのであろう。

 

あと『磁石』もネタはよかったけど舞台慣れというか上手さがナイツやパンクブーブーに負けるんだろうな。
しかしナイツのネタの作り込みは職人芸を感じるなぁ。生で見たい気がする。磁石も期待してます。同グループにナイツとは相手が悪かったか。

 

優勝したパンクブーブーはネタは面白いんだけどトークはどうなんだろう。特に1本目のネタは作り込みも舞台慣れも極上。バラエティを1本任されるようなのでM-1取っても売れてない感があるので見守りたい。

The Manzaiのような企画は誰も知らない面白いコンビを発掘するのが仕事だとすると、Hi-Hiとか磁石とか有名になってよかった。

 

12/23 25:00ごろ追記
爆笑問題が6chで真面目に漫才してた。田中はあの忙しさでネタをちゃんと書いて、爆笑問題はきちんとネタ合わせしたのかとびっくりした。しかもめちゃくちゃ上手い、当然面白い。太田は田中の手の内できちんとボケてて(いつもはむちゃくちゃなのに)。この番組が面白かったのは割りと大物が、きちんとネタをやっていた。品川庄司とかちょっと哀れな気分もあったけど。面白かったのでようつべで見つけたら貼っときます。

 

出世するとネタをやらない芸人さんが多いけど、ナイツさんはそこに警鐘を鳴らしているのではないかと思う。まぁ別にそうしろは思わないけれど、、確かにネタを練習するのは辛いよね。でもトークが持たなければネタでウケを取るしかないわけで、ナイツさんの言動はそういうことだと思った。出世してもネタ以上のトークが出来なければ消えるしか無いんだもんね。さすがナイツさん。

で、こう言ってはなんなんですがHi-Hiは勢いで心を鷲掴みするスタイルは本来は邪道なのかも知れません、でも楽しい。

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若者が増税反対ってギャグでしょ

増税を反対する若者って自分がどのくらい税金を払っているか知っていて反対してるんですよね?いまさらながら疑問に思う。

サラリーマンは給与明細書を貰っているけどどれくらいの人が見てますかね。
僕の場合控除が25%くらい。多いよね。でも控除は税金よりも年金と保険料の方が多くて、所得税が10%位か。

給料30万くらいの人で毎月払っている税金は3万円くらい。控除されて手取り22.5万円かもうちょっと多いだろう。
所得を全て消費に回す人は居ない。通常は手取りの10%程度を貯金するというお約束らしい(社宅などで住居費が安い人はもっと貯金しているであろう)。
月の消費税は20.5万×5%=1万円、先の所得税・住民税所得税3万円を合わせて月に払う税金は4万円強だ。

この値段を高いと思うか安いと思うか。学生は源泉徴収でやはり10%、あとは消費税。若者は『ほとんど税金を払っていない』のだ。

 

一方老人は企業年金・厚生年金・老齢年金などで手取りが結構高い人が少なくなく、所得税を結構払っている。ちなみに僕の父親は役職定年で下がった給料時よりも現在の方が手取りは多いそうだ(大手企業に勤めていた上(厚生年金・企業年金)、退職金を老齢年金に回したらしい)。40代の僕の手取りはまだ追いつかない。少なく無い老人にとって増税は脅威なのだ。

 

さらに狙い撃ちされた税金はもっと高い。たばこ税は1箱264円で、1箱/日吸う僕は月にたばこ税を7900円強払っている。さらに麦酒77円/350mL。こういった嗜好品は税率が高く、嗜む人とそうで無い人とでは納税額はかなり異なる。

 

閑話休題

増税の問題は歳出の問題でもある、ところが日本は歳出に対する歳入が40%程度でその率はどんどん悪くなっているのである。「増税の前に歳出削減を」というお題目は問題の先送りどころか放棄である。もちろん歳出を一律50%カットすれば増税の必要はないであろうが。まぁそんなことが出来るわけ無いし。

この問題の先送りで損をするのは若者であることは明白だ。仮に歳出削減が出来なくても直ぐにでも増税するほうが得なのだ。とくにサラリーマンは厚生年金を払っているので年金制度が破綻するのは非常に困る。もっとも年金制度が破綻するより先に生活保護制度が破綻するであろうが。そのためにも若い人ほど増税がお得である、どうせ財産をまだ築けてないし。

仮に財政が破綻はいつかするとして、困るのは就業者の10%といわれる公務員が失業するのと年金と健康保険が破綻することであろう。この事態が10年後か20年後かは分からないがそんな事態が起こる年代は若い方が損だ。

 

増税が決まったときに必要な行動はなんなのか、それは借金をすることであろう。たばこ税増税における買い溜めである。家を買うとかクルマを買うとか。

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慰安婦という問題と隣人

慰安婦問題~痛いニュース

慰安婦問題というのは本質がなんなのかよく分からない。あった/なかったの話では無いし。
「借金のかたに連れてかれた」というのであれば現在でもまぁ無い話ではないし、人権の問題としても時代や戦地の環境ではなかなか自由が利かないこともあることは想像に難くないし。とにかく『不幸だった』というのであれば、『まぁそうですね』以上に話が進まないと思うんだけど。特に(人間を)売った買ったでの連行(という表現は当て嵌まるかどうかも微妙だけど)であれば、その売った親と買った業者の問題であり、(日本という)国に金なのか謝罪なのかよく分からない要求をするというのは筋も違えばそもそも『何が問題なのか』ということが非常に曖昧だ。

靖国参拝のように実利の無い行動を求める/非難するという東アジア各国(日本を含む)の政治倫理を訴えかける国内カードだということだということかしら。

これを『国内カード』と割り切ると非常に理解が進むのだけれど、これでいいのかなぁ。そのためにわざわざ大使館前に銅像まで作って何をして欲しいか皆目分からない。嫌がらせだとするとかなりたちの悪い嫌がらせだ。『国の威信をかけて』の嫌がらせで、日本の国民感情をかなり刺激すると思う。そもそも慰安婦の存在を否定する人は多分日本にはを居ないし。

竹島(独島)問題も日本が連合国軍(というかアメリカ)の占領下においてイ・スンマン(李承晩)が北方4島のようにどさくさ紛れにぶんどるし。なんか付き合いにくい隣人だ。

 

なにかと他国(主に日本、今回は中国)の国旗を焼くし、中国にやり返されて国旗を焼かれると怒るし。国旗を焼くという行為が他国を侮辱する行為として認知してるならやらなきゃいいのに。やればやり返されるのは当たり前でしょ。そんなここともわからない民度の低い隣人とは付き合いづらい、特に国内カード問題ではとばっちりがいつもこっちに来る。

 

追記)日本における北朝鮮拉致事件も具体的な要求が分かりにくい。横田めぐみさんの子供に横田氏夫妻が会えれば解決するのか。北朝鮮政府が『お亡くなりになった』『もう事実が分からない』と仮に本当のことを言っても、こちらには『本当のこと』かどうかわからない。風化を恐れる国内問題といえるのかもしれない。

こちらは北朝鮮と国交がないので、韓国の慰安婦問題と違って外交への影響は皆無だ。

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だらしない服装の男性

僕の父は家の中でも外出先でも非常にだらしない格好というか服装をしている。なので外食や旅行の度に家族から「だらしない」と文句が飛ぶ。あまりに毎回文句が出るため無視したり、切れたりして全く改善しないので、まぁはっきり言って家族総出の外出は毎回喧嘩になる、そして嫌われている。

かれは服装に無頓着というよりは強いこだわりを持っていて、なんでそれを選ぶかというようなだらしない衣服に執着している。多分同じ衣服だけを洗濯機で洗うだけで着まわすので、上着は型が崩れ、裾が汚れ、シャツの襟はへタレ、ズボンのプレスはくたくたである。染み抜きなんかしないからというか汚さない注意をしないので洗濯後でも小汚い。またサイズもワンサイズ大きいのを選んでいるせいか肩は落ち、ウエストは余り、だらしなさを倍増させる。

こうして衣服に執着する、だらしない男が完成するのである。

だらしない格好をしている人というのはよく見かけるけど、彼らには『だらしない』という概念が無いか希薄なのではないかと思う。40年以上もサラリーマン、しかも営業をやっていてよくその感性のまま生きてこれたもんだと感心する。また『だらしない』の本質を理解していないので姿勢は悪く、言動にも品が無い。

例えばおたくファッションというのが典型的であろう。
チェックのシャツにデニムかチノパン、白い人工皮革のスニーカー。そしてワンサイズ大きい服をだらしなく着こなす。別におたくかどうかは本質的には関係ないわけで、制服のようなので目立つのだろう。というかクリエイティブな人にはある種の美的感覚が必要なのでおしゃれなおたくだって居るだろう。

衣服に執着しない人でも清潔感を大事にする人であれば、こざっぱりとした格好というものを選ぶであろう。一時揶揄されたユニクロファッションだ。無地の上着に無地のスラックス(デニムかチノパン)を体型にサイズを合わせればユニクロファッションのできあがりである。あとは姿勢よく歩けばおしゃれじゃないけど上品な紳士の出来上がりだ。

 

彼らは『だらしない』と言われている本質的な意味を全く理解していないので毎回文句の言いたくなる服装で来る。そして家族からは毎回文句を言われているが本質を理解していないので毎回不機嫌になる。解決策は無い。

 

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安全を語る政府、安心を求めるマスコミ・国民

珍しく首相の記者会見を見ているんだけど、すっごい違和感があった。原子炉冷温停止の問題である。

その違和感は政府は事実をもとに『安全』を語っているのであるが、マスコミの質問は国民の『不安』についての質問だと言うことである。
安全・危険は事実を基にした次元で、安心・不安は心情的な次元の問題である。だから2×2のマトリクスは相矛盾無く存在できる。例えば安全であるが不安とか、危険だけど安心とかは矛盾無く存在できる。なので政府は安全を語ることによって安心を強調するのだけれど、マスコミは「不安に感じている住民が居る」と主張する。
「不安に感じている住民が居る」のは事実であろう、だけどそれは『事実を報道して国民に不安に感じさせないのがマスコミの仕事』だと思うのだが、そういう気は全く無いらしい。

次元の違うことを質問されても野田総理は大層困るであろう。本来であればそこをマスコミが橋渡しをするのが重要なミッションだと思うのだが、質問を聞いていると『不安を煽っている』としか思えない質問だらけ(あと全然違う消費税とか)で、多くのマスコミには知性が無いことが証明されているような気分に陥った。

ゴシップ紙ならば分かるけど質問を受けたのはNHK(受信料の徴収を認められている)をはじめとした一流媒体であった。

国民が馬鹿なのはマスコミが馬鹿だからかまあ鶏(国民)が先か卵(マスコミ)が先かという問題があるにせよ、国民が馬鹿でも仕方が無いと思う。ちなみに卵は遺伝子的に突然変異可能だけど鶏の突然変異は理論的に不可能なのでマスコミにより大きい責任があると考える。

 

罵詈雑言失礼しました。

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【未読】これからの「正義の」話をしよう、その他読書雑感

書評というのは好みでは無いけれど面白かった作品はなんか伝えたい気分になる。
それがhttp://blog.goo.ne.jp/y-tech/s/%BF%DE%BD%F1%B4%DB%C0%EF%C1%E8
なんだけど、ストーリーを明かすわけにはいかないし、上手く人に魅力を伝えるのは僕には無理。いやぁ図書館戦争全6巻面白かったなぁ、自衛隊3+1作も。僕が激甘も読めるんだとは知らなかった。

なのでハーレークインとかに手を出してみようかと思うこの頃です。

標題は通勤時、電車で文庫または新書でしか読まない僕が、ハードカバーの本屋で立ち読みをして興味をそそった文庫版。なんか期待一杯です。サンデル氏の講義はTVでちらりと見たのですがとても魅力的です。
例えば研究・講義・教育。これらは関係が小さいけれど『先生』に求められる要素です。講義のプロの代表として予備校の講師が代表的ですが、大学の教授にも研究のプロ、講義のプロ、教育のプロが居てもいいんじゃないかと思います。もちろん高校の先生も同じです。その意味での講義のプロフェッショナルとしてサンデル氏は抜きん出ていると感じます(研究が疎かだといういみではありません)。
予備校などの講義のプロフェッショナルがこのような哲学や政治学・経済学の教科書を平易に読み下した読本が増えるといいですね。

 

話は変わるのですが加藤廣の「信長の棺」に手を出しています(現在進行形 be動詞+ingってやつですね)。高校時代に司馬の「竜馬がゆく」の感想を歴史の先生に伝えたところ「あれは小説だから」とあしらわれなんか当時はもやもやとした気分があったのですが、『小説』はフィクションということが当たり前に思ったのは高3の頃でした。SFを読むようになって小説=フィクションを初めて理解したのだと思います。しかし完全なるフィクションとは違い、歴史(時代)小説は史実を織り込んだもので無いと意味が無いので、完全なるフィクションではないことは前提です。その歴史小説を作る過程を読んでいるようですごく嵌っています。これも3部作なので全部読むのでしょう。楽しみは尽きないです。「これから正義の話をしよう」のおかげで在庫が3冊で、読もうと思っているのを含めると10冊以上になります。商業的なエンターテインメントは伊達ではありません。どこまで亡者なんですか?

 

で、話はさらに飛ぶのですが『スマホ』って何を見るんですかね??僕は通勤を含めた移動中に文庫を読み、朝食時には新聞を読むので携帯って連絡ツールで、別に無くても構わないんですよね。朝食時に読める新聞の紙面は限られているので自然と昼食時とかにも読むlことになります。ネットにアクセスする必要が全くわからなくて、、、、。ネットニュースは職場か家で見ればいいし。

家に帰れば本も新聞も読まないのでWeb中心になるのですが、外出先でWebアクセスの必要を全く感じ無いんですよね。

スマホを使いこなす人を尊敬しながらハードカバーを読む人を尊敬します。   私はまぁその中間層ということで納得しています。

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忘年会に対する雑感

忘年会の季節になって、大学時代の仲間と忘年会の時期が決まった。

1)地震で被災した友人が来るのだが、どういう状況なのか。まぁお風呂でもご馳走しよう。

2)大王製紙に勤めている人が来る予定なんだけど「検察に身柄を拘束されてなければいける」とあった。まだ40前のペイペイでも検察に呼ばれるのか、彼は会社のエリートなのか、気になる。

 

まぁ微妙な感じということで」

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オリンパスと粉飾決算とガバナンスと

オリンパスの経営陣が総辞職するようです(12/8日経紙面)。

紙面では他社との資本提携をも視野に入れているようですが、なんか根本的にずれている気がします。

時系列に羅列しますと

'11/4月にウッドフォード氏が社長に就任した。
'11/7月にウッドフォード社長(当時)がFACTA紙を読み独自に内部監査を行った。
'11/10月にウッドフォード社長(当時)が取締役会で飛ばしを問題視した。→取締役会全会一致でウッドフォード氏を社長解任

'11/10月に菊川取締役会長(当時)が社長に
批判に応え'11/10月に現職取締役の高山氏が社長に。

監査の結果不正が無かったことを高山社長は明言。
菊川氏等、不正会計に携わった人を解任。現経営陣で続行することを明言。

'11/12/8 オリンパス役員総退陣へ

 

オリンパスの不正経理はB/SやFCFに影響するのかは連日の紙面から読み取れませんが、取締役会は総退陣して他者との資本提携を行うようです。まるで茶番です。
紙面では余剰利益を財テクに応用して失敗したのであれば、B現在の経営のP/LやB/S・FCFとはあまり関係なく、いわゆる「法律違反」の問題です。経営上の問題とは思えません。

今までのキャッシュの処理が「問題ない」と明言した高山社長以下取締役会がウッドフォード元社長を全会一致で解任したのが問題で、菊川前会長を含め現取締役が事実上問題を先送りするためにウッドフォード氏を解任したと言うことです。そのことを知らなかったと言うことはなんの言い訳にもなりません。

 

要はオリンパスという会社は不正よりも大事なものが厳然としてあるということが明らかになっただけでなく、ステークホルダーの1stが経営陣または社員で株主やユーザーは含まれて居なかったと言うことが明らかになったということでしょう。

会社(従業員)を存続させるのが一番の目的だからこそ現経営陣の「他社との資本提携」という発想が出てきたと思えます。現経営陣は速やかに退陣して新規に出発すべきでしょう、ウッドフォード氏が適任であることは言うまでも無いでしょう。

 

この評価は株価がそんなに上がっていないことからも類推できます。結局まだオリンパス取締役会は外野からの圧力で退陣する予定に下に過ぎず、本質的なことはまだ理解できていないのでしょう。

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増税は若者の特権である

老人の所得は年金をはじめあまり変わらないので彼らが恐れるのは消費税の増税である。年金収入にも所得税が課せられるわけであるが、資産を持っていて収入が減っている老人へは消費税が効く。

消費税だけでなくて良いんだけど、40兆の税収に対して40兆赤字国債を発行しているのはどう考えても「破たん」する。破たんを遅らせたり、回避するにはプライマリーバランスを向上させるのが手っ取り早いけど、「来年からプライマリーバランスをゼロにします」はちょっと非現実的だ。となれば消費税・所得税・相続税を上げるよりしかたがない。どうも多くの政治家が支出を減らせばプライマリーバランスが向上できると述べているようだがそんなことは有り得ない。あのーポジショントークを理解したとしても政治家って全員馬鹿ですか?

財政の緊縮と増税は次元の違う問題で同時並行で両立可能である。団塊の世代が拵えた借金は彼らからひっぺはがす方法論を考えた方が良くないですか?

 

「増税よりも無駄を排除」というスローガンを訴える政治家がほとんどですがの頭の中は「国民は馬鹿だ」と思っているか「実現可能だと思っている馬鹿」のどちらかでしかない。多分前者であろう、自分の任期をあと20年と見積もって国民を馬鹿にしているのです。谷垣氏を始め全政党の党首はこういう感じですね。後者であれば救いようが無い馬鹿ですね。頭の中をお見舞い申し上げます。

 

消費税20%、所得税控除なしの20%、贈与税50%、相続税80%、くらいすると単年度でプライマリーバランスはかなり好転します、多分。ここ40年赤字国債を発行してきました。雪だるま式に増えてます。

日本人は日本語しか喋れないので人口の流出は1割以下でしょう。やってみなはれ。

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TPPで日本の農業はどう変わるか

まず、日本の米農家に大変申し訳ないのですが米の自給率が高ければ高いほど、局地的な冷害や旱魃で米作の収量は年度ごとに大きくぶれて調達の多様性が必要だと思います。
似たような構図は酪農・畜産にもあって、牛乳が余るとバターが足りなくなったりします。TPPで酪農畜産関係が無関税になるとすると、酪農の規模縮小が畜産界への影響をもたらすと思われます。国産牛とは多くの国産牛とは乳牛と種牛の子牛であるからだ。

話は変わるが、年収2百万円以下の人が増えていると言う。これは小規模米農家も該当するであろう。賃金収入で稼ぐお父さんとは別の年金を貰っているお爺さんが農家を営めばそういうことになってしまう。田植えや刈り取りだけ家族に手伝ってもらったらそういうことになるに違いない。彼らは赤字でなければ農業を営むのだ。設備投資を回収し切れていないFCFが不十分な農業主であれば、米価は心配であろうけれど、本質的な問題では無いと思う。耕作する気が失せるほど米価が下がれば無料で土地を売ればいいわけだし、「道路が通るかも」というスケベ心で売れないのであれば水路維持費等入会費を払って貸してもいいだろう。

一方で酪農家は設備投資減価償却がきちんとしているのか心配になる。年収1千万で設備投資1千万という中小酪農家は多いと思うからだ。現在は飲料用と加工用の乳価に乖離が大きいので、主体を飲料用にせざるを得ず、加工乳では生活できない現実があり、関税を取っ払うと生きていけないという構図なのだと思う。関税がチーズと比べて低いバターが品薄になる構図はこのように加工用の乳価が低すぎるわけであり、補助金を出すなら米より加工用乳価こっちでしょ。

酪農業界を疑っているわけではないが、欧米・オセアニアの酪農システムを参考にするとか。規模が問題であれば各酪農家が出資して大規模化を目指せばいい。畜産家も養豚・養鶏(含む卵)は規模の経済を邁進していると感じているが、牛関係は小規模で連携が少ないと感じる。宮城の稲藁を食した肉牛がセシウムで問題となったが、業界全体の危機管理能力が足りない。今からでも大規模化を目指せば安全な肉牛を安価で提供できる可能性は高いと思う。

 

なので政府が補助金制度を上手く使えばTPPという外圧によって日本の農業力は上がるのだと思っている。

 

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