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脱原発派が問題を先送りしている件、脱原発屋は無政府主義者だと思われる件

COP19で日本の温暖化ガス(CO2)の排出削減計画に世界は非難轟々であった。日本政府は原発再稼動を目処にその反論を押し切っている。

ところで小泉氏の脱原発論である。言い尽くされているがグリーンエネルギーは大まかに言って役に立たない。しかし技術的には非現実だとも思わない、でも原発比コスト4倍以上は確実であろう、コストを度外視すればということである。

電力自由化で電力料金が下がると思っている人は死んだ方がいい。供給が足りない状況で自由化すれば電力料金が上がるのが当然である。東電以外の電力会社も経営が苦しいようだけど、自由化となれば、採算で電気料金が決まる。太陽発電も地熱発電も小規模で価格を優位に設定できないというか、赤字で倒産するであろう。

仮に政府がグリーンエネルギーを高価で買い取るとしても、限度があるわけで、市場原理とはおよそ遠いところで補助金産業が成立するだけである。

 

脱原発屋はなぜ『電気料金は5倍にして原発を潰せ』と言わないのか不思議である。都合の悪いことは言わずに政府の管理下の各電力会社が潰れることを期待しているのであろうか?

というか、そうとしか思えない。問題を先延ばしにして解決する問題ではない。脱原発屋の理念が分からない。今の現金的な赤字、CO2的な赤字をどう収めるのか?理念でがんじがらめになって解を出す気がないとしか思えない。思考停止である。

 

脱原発屋and電力自由化派はCO2を出さずに自給自足していただきたい。

それより早く原発を稼動して電力会社の経営と電気供給の安定を願うばかりである。知識のない民の安心よりも科学に基づいた安全で運用して欲しい。

 

 

メモ:個人的には柏崎原発が地震で外部電源が落ちた教訓が、結果的に生かされていなかったと思う。外部電源だから安全率は低くて良いということはなくて、必要な装備であれば全部Aクラスの安全性が必要であったであろう。
結果論でいえば福島第一原発も外部電源が稼動していたらと思う。

原発システム全体の安全性に優劣は慎重にするべきであるということが分かったわけである。他の原発もそこが出来ていれば問題ないはずである、断層で地震が起きても地面だけが動いて建物が堅牢であれば、、、という点である。 

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韓国に対する苦言

先に韓国の島に北朝鮮から砲撃事件があった。あとは艦船雷撃とか。ニュースの扱いとしては小さかった、局地的な暴発というイメージか。

交戦停止状況の韓国ではこのような小競り合いがまぁ日常茶飯事なのであろう。そのこと事態はいい。問題は首都ソウルが国境に近く、丸裸という事である。北朝鮮がソウルを砲撃するにはミサイルも核も必要がない。そんな中で核武装を言い立てるに当たって呆れる。韓軍は北の島への攻撃への反撃に大失敗したようだった。軍事能力が丸裸となり、北朝鮮はソウルを攻撃すれば一瞬で制圧されるであろう。

北朝鮮がソウルを攻撃しないのは軍事バランスの緊張を崩せないからであり、国際状況の賜物である。

 

そのソウルへの攻撃への後ろ盾を中国・米国とで迷っているようだ。おまけに後方支援を期待できる日本も大嫌いな様であり。

 

中国は内政問題かどうかわからないが中華主義を摂っている。国境問題で全方位で喧嘩状態で、身内の韓国にも利権を主張している。今更利権拡大をするより、国内開発をした方が良いと思うんだけど、独裁制はいろいろと制約があるのであろう、面倒臭い。

 

 

中国・北朝鮮・韓国は革命でも起こって一つの穏やかな民主的な国家を樹立してくれないかな。GDP1位になれるだろうから虚栄心も擽られるであろうし。
つい数年位前までアラブが火薬庫だと思っていたけど、極東もなかなか。 

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COP19と原発廃止論について

小泉元首相の「原発即時停止」は利にかなっている。それを社会が受け入れられるかどうかだ。さらに国際世論はCOP19の日本政府の提案にがっかりしている。

これは日本政府が緩やかに原発を稼動していくという前提となっている、将来的には(耐久年限が順次終わる原発があるというのに)原発で温暖化ガスの排出が減ると言う見解である。
原発アレルギーが本当の世論かどうかは分からないけれど、それを前提とする限り石化資源で発電するわけで、、批判が起こるのは当然である。

以下シナリオを述べるが、事故当事者の東電と他電力会社で経営状況を述べるのは無理があるので、東電は国の庇護下にあるとして除外する。 

シナリオ1
原発再稼動を止める。九電はボーナス廃止を決定した。経営が異常であり、即時辞任する必要がある。電力会社は政府と離れた関係の企業ではない。馬鹿な左翼(というより議員)が「1企業である東電に安全を託すのはおかしい」と述べていたが(ソース無し)、電力会社はきちんと電力供給問題の観点から経営状態を安定する必要がある。当然従業員に安定して働いてもらう必要がある。賞与ゼロは言語道断で、住宅ローンのために退職金から切り崩すと言うのは公益企業としてあるまじき態度である。

答えは簡単で、費用を料金に転嫁すればいいのだ。原発を廻せば赤字にならなかった分を料金に転嫁すればいい。零細企業を守るために、原発反対の声の大きい市民に負担してもらう、企業向け電力料金は据え置きで、家庭向けは5~10倍くらいに上げればいい。

このメリットは計り知れない。いわゆる『グリーンエネルギー』が競争力を持つという事である。今までは投資効果が低すぎて税で底上げしなくてはならなかったものが市民が望む姿に変わるという事だ。

デメリットは家庭の消費が落ち込むことである。まぁ仕方がない。

 

シナリオ2
原発再稼動をし、新設の原発を認めない。
これは最悪である。最終処理場が問題となっているからというようだが一次保管場所はどこにでも設定できる。石炭の坑道や国有地とか。
それが決まったとしても、グリーンエネルギーのコストは原発・火発を超えられないであろう。先延ばしである。 

シナリオ3
直ちに原発を再稼動したという前提で電力会社が国に損害賠償を求める。
今までの電力料金を維持するにはこれも妥当であろう。政府債務が膨らむので正しい政策だとは思わないけど。 
公共企業である電力会社の収益の阻害要因が政府にあるとすれば政府が補償するのは当然であろう。

 


原発反対派が描くロードマップを知らない、カネ払う気無さそうだし、馬鹿としか認識できない。試しに九州と北海道で黒字になるように電力料金を決めてみて原発反対派の反応を見てみたい。

 

ちなみに僕のお勧めは

シナリオ4
全原発(福島第2含む)再稼動全開。再稼働中にストレステストなど調査を行う、調査に原発を止める必要がない。その上で充分な評価を行う。 

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駅近マンション売買顛末記

身近な人が家を買った、探しているというのに触発をうけて。

 

当方、10数年前関東始発駅徒歩3分のところに新築マンションを買った、2500万円也。当初は徒歩20分で職場まで通っていた。徒歩1分圏内にコンビニ2箇所・スーパー、徒歩5分圏内に駅・GSM・駅ビル・市役所出張所・個人病院多数、徒歩10分圏内に大型病院と申し分ない生活圏であった。

都心の大きな駅は繁華街が大きすぎて住宅圏まで遠かったりするが、関東圏の大きい駅はスーパーと駅ビル(小デパート)と商店街があるわりに居住圏まで近くて便利。例えば町田・浦和・柏・松戸・戸塚等等。
さらに始発駅に絞り込むと、通勤先によるからさらに難しい。新木場・本八幡・西船橋?なんかいいのかもしれない、行ったことないけど。まぁ始発駅は都心まで1hくらいかかってしまう、そんな場所に住んでた。おしゃれや文化には遠出が必要ですが、ユニクロとABCマートくらいはあるわけです。個人的には電車15分で三井アウトレットパークやマルイもあるわけで極楽です。

本気を出せば会社帰りにデパートに行けばいいわけですから。

 

転勤や転職で始発なので並べば座って通えるものの、通勤時間1.5hが苦痛だったり、家族的な事情で引っ越した。マンション6年落ち也、引越し先を決めて購入。ここは交通の要所で近隣相場より駅指名買いで高めで買った、現在開発真っ盛り。10年後は街がこなれてそうなので、将来住んでもよし売ってもよしという見通しで購入、3000万円也。ローン増えた。
おかげで現在通勤15分(DoorToDoorで40分)。行き帰りは座れる。らくちん。 

 

売却物件であるが買った頃よりも、街が発展してた。強気の2500万円購買時価格を提示。すったもんだで2450万円で決着。

 

詳細

購入価格:2500万円
売却価格:2450万円
購入費用:約100万円
売却費用:約100万円
リフォーム費用:50万円

10年で300万円の支出。当然金利・管理費・積立金は含まず。

住宅手当があったことを考えると実質家賃は3万円/月+金利程度だったらしい。

 

また10年後見直すとしよう。ローン増えてるし。

 

誰かが言ってたけど駅近マンションを生活スタイルに合わせて買って売って買うのはアリだと思う。実際僕も最初は賃貸を探したんだけど、賃貸と分譲では家賃と部屋のレベルが違うんだよね。だったら買って売った方がいいかも。

賃貸派は適当な物件があるという前提で論じているけれど、分譲用と新婚用(あと独身用)とではあきらかにレベルが違う、値段も。一旦マンションに住むと新婚用には住めない。そしてその流通量は恐るべき程少ない。転勤先から戻ってくることを願う人程度だからね(投資用は論外の値段)。

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小泉元首相の意見(原発即時撤廃)について

原子力安全委員会が安全方向に舵を切るのは理解する。『絶対安全』は存在しないとしても、リスクを大きく取ることは理解できる。

よく言われる「原発が安全なら東京に原発をつくればいい」 という文言は原発地域が蒸発しても構わないという反語だからだ。

 

標題の件、小泉元首相が「原発即時撤廃」を訴えている件についてである。小泉派の馬鹿が「電力自由化」で乗り切れと言っていたが(ソース無し)※1、方法論としてはアリであろう。

小泉氏は「政治が決めればあとからついてくる」という主張のようであるが、現時点での東電を除く各電力会社の状況を見ると、後述するCOP19以外は電力価格の値上げで対応できそうである。九電が賞与ゼロを発表したけれど、原発稼動を喫緊に効率の悪い火発にシフトした関係でコストが増大してのであろう。まずはこのような状況を是正する必要がある。東電以外の電力会社は原発無しに経営が安定するように電気代を上げるべきであろう。

もともと高い産業用電力費は輸出競争力に関係するので据え置きで。家庭用で吸収するのが望ましい、3~5倍くらいか。電気代単価が上がれば小泉氏が言うようにグリーンエネルギーも競争力が出てくるわけで申し分ない。

 

COP19ではCO2の排出量削減を求められているが、日本は原発を止めたおかげで惨憺な成績である。まぁちょっとぐらい海水面が上がっても、台風が多くなっても日本には関係ないわけであるが。

 

小泉氏の言説は環境問題を無視すれば電力料金を3~5倍に上げることで対応可能であろう。そのことにニュースなどで言及していないことが不満である。

 

※1:財が多過ぎれば自由化によって値段が下がるが、不足している財を自由化すれば高騰するのが当たり前だ。

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外交秘密・スパイ行為はタブーなんだってば

CIAが盗聴をしていたことを告発を受け、全世界に激震が走ったようだけど、日本政府の対応は神だった。無視したのである。

戦後日本は盗聴とは無縁であったという主張(ソース無し)があったけどそれは違う。警視庁公安部が盗聴していたのが明らかになたった。たった30年前のことである。
まぁ明治維新までの日本人も相互監視社会なわけで、その影響が色濃く残る大政翼賛会時代(=戦前)を経ていた。監視に慣れていたとはいえると思う。

それでも盗聴の事実があったとして、それを非難しても落とし所が無いないという事であろう。欧州で声高に非難を挙げたが、自国でやっていることをばらされてしゅんとしている。
今後、落とし処を模索するのであろうが、それまで無視する日本政府はかっこいい。

 

諜報はタブーなのである。同様に戦時下の性奴隷も。

論理で追い詰めても誰も得しない、単なる現実的な対応だからだ。

 

だからタブーだという事。タブーを掘り返すのは勇者だと思う、でもそこに幸はない。

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理念先行の食生活を笑う~有機・無農薬・天然・無化調・非GM

最近食欲がなくて困ったことになっている。栄養失調になりそうだ。

 

標題の件、料理を楽しむには知識が必要だ。歴史や由来、ちょっとしたマナーや作法。その知識の分野にとんでもが紛れ込む。過去礼賛だったり、化学工業製品否定であったり。
共通するのは「味」では無い点である。

美味いか不味いかではなく、知識で判断するという姿勢である。これがエスカレートすると標題の件が宗教となる。そもそもの出発点は安全だと思われるが、既に安全はクリアになっており、飯のネタに安心を潜り込ませるという手法になっている。

「安全」も既にクリアされているのである。どちらかといえば如何わしい主張の方が安全ではない。殺菌や食中毒リスクを過度に低めに見る主張が危険極まりない。

伝統を過度に賛美するのもいただけない。日本食は伝統的に低タンパク・高塩分で明治期の寿命の低さが証明している。高たんぱくの米はスーパーな食材であるが。 

 

話を戻す。知識で食料を判別するのは現代の日本ではナンセンスだ。舌で決めよう。たまには高い食材も試食してあげて。

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偽装と誤表示の違いについて雑感

相変わらずMS-IMEの糞さに参っています。ちなみにgoogle crhomeも画像管理がjpgでないらしく、もう止めようかなと思っています。

 

閑話休題。僕は食品サービスの業界は詳しくないのですが、高級ホテルでの食品偽装問題は明らかに偽装だと思います、過誤ではないと思いたいです。内部告発者の意向に沿ったと見るのが妥当でしょう。

 

業界に対してかなり心配なのですが。ホテル自身が多少の過誤(例えば不漁で入荷が間に合わなかったとか)があったとして、納入業者がその旨を伝えていなかったことはありえないと勝手に考えます。それでもホテル側は供給を求めるわけで、納入業者がホテル側に入荷出来ない理由を伝えて、「勝手に嘘をつけ」という判断があったことは考えられます。

その積み重ねで値段を買い叩き、暗黙の了解があったと考えるのが自然です。今回納入業者が表に出ていませんが、ホテル側が公表をストップした考えるのが普通でしょう。
明らかに違う食材を「勘違いしていた」のであれば、職人のレベルはデマ商人レベルであるということになります。

それはそれで脚を運ぶ理由が減るというのが当然です。顧客の舌を勝手に類推して誤魔化すレストランに行く理由が見出せません。

ミシュランは困るかもしれませんが、今後 一般人は数あるレストランから敢えて今回の事件を起こしたレストランに脚を運ぶ必然は無いでしょう。潰れてしまえばいいのです。

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不安商法

不安商法って儲かるんだろうね、次から次へと出てくる。僕もそっち系の才能があればと思う。マーケティングと薬事法の間でうろうろしているので全く才能がないです。

かつての週刊金曜日とか船瀬俊介氏とか、まぁあれだけ嘘八百を述べて不幸なひとを大量に作っても暗殺されないのだから日本は良い国ですね。
よくあるのが『政府発表が信用できない』というフレーズ。政府発表よりも怪しげな団体な団体の主張の方を信用するとかちょっと考えられないですね。変な情報発信するくらいなら勉強すれば良いと思うのですが、そこが儲かる仕組みなのでしょう。

最近Diamond社のごり押しで急成長なのが大西睦子氏です。医者と言う肩書きで不安商法を煽りまくっています。彼女は医者なのでしょうから、文系の船瀬氏は頭の良い馬鹿かもしれませんが大西氏は嘘つきであることは確定です。

 

ざっと思いつくだけでも酵素商法、放射線、遺伝子組み換え、無農薬、有機農法。料理・食い物系では自分の舌で判断すればいいと思うんだけどそうじゃないらしい。僕は自分の舌で判断できない高価な食材はNG、と言い切れないところが弱いかな。

例えば松茸。米国大陸産の松茸って白いじゃない、食う分には変わらないかもしれないけれど調理中のテンションが下がるのは事実。

 

いいなぁ、羨ましい、僕もがんばればその高みに到達できるかしら。

 

 

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