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交渉と政治

僕には至極当然だと思っていたことが世間に通用しないことが判明するとがっくり来る。飯を食っててそれ美味い?と友人に聞かれ『調味料の味がする』と答えたら怪訝な顔をしてた。確かに分かりにくい表現だったろう、、反省します。

一応自戒をこめて説明すると、『しょっぱい』と『味が濃い』は別なんです僕には。前者は塩の味がしていて、後者は文字通り味が濃い。分かりにくいですね、もうそのことには言及しません。

 

標題の件、『交渉』(取り引きでもいいけど)とはお互いが得をするから合意できることであり、どちらか一方の主張が通ることは『合意』とは言わないと思う。なので実現しない。頭の中にちらついていいるのは関電大飯原発再稼動反対のデモである。
電源ポートフォリオの変更要求は別に普通の交渉事である。交渉の基本要素は納期・費用・優先度・品質の4要素である。(これに反対する人は居ないよね?と弱気)

電源ポートフォリオの変更は交渉可能なのだから関西の自治体首長は口を挟んでくる。でだ、品質(電源)・納期(直ちに)についての要求は理解できるんだけど残りの3要素への主張は認められない。

関電の側では費用の合意がなければそもそも飲めない話しだし(その費用の内容を交渉するのが政治だと思うんだけど)、優先度もあいまい(停電してもいいのかとか)だ。

 

関電の大飯原発稼動は交渉のテーブルにすら載っていないことが分かる。少なくとも僕は企業人なので『なにもしない』ことが得策だと思うんだけど、関電人は独占企業であるが故の使命感を持っているらしく電気のデリバリーを最優先しているようだ。←エリート関電はサボタージュすれば良いのにと鬼畜な僕は思う。

僕が鬼畜であるのは理由がある。昨年春の関東圏では本当に電気がなかった。計画停電で死亡した人も少なくとも数名は居る。経済への打撃も大きかった。これは望んだのではなく仕方がなかった。だから誰もが文句も言わずに知恵を出し合いしのぎきった。オフィスでは-15%の節電を義務化された。僕のオフィスでは耐環境試験機が夜と週末に止まった。稼働率は半分以下程度になり、経時安定性試験スケジュールは無茶苦茶になった。それでも耐え抜いた。

現在の関東の電力事情はちょっとカオス。東電が高コストのガス発電を高稼動で回し、さらにガスプラントを買ったりしているようでそれでしのいでいる。非常に高コストなんだけどユーザーはその費用転嫁を認めてくれないらしい、しかも理由はヤクザの方が行儀がいいと思えるほどだ。そういう御仁は交渉の有利さ(東電に供給責任がある)ということを逆手にとって無茶な要求をする。
東電の財布は一定なのでデモ市民の要求は非デモ市民に課せられる。なんか目覚め悪い。 

 

現在の関西の議論は交渉でも政治でもない。赤子の戯言だ。昨年の関東での計画停電を全く理解していないようだ、1年以上経っても。関西人はカネを払うより我慢する江戸時代気質なのね。おーっと、デモに参加しているのは関東人であった。もう一度記す。東電の財布は一定なのでデモ市民の要求は非デモ市民に課せられる。なんか目覚め悪い。 でも関西人が関東人に載せられる必要は無いので、、、と思っていたら再稼動容認。なんか茶番だね。

 

ブーメラン、ブーメラン。関東人はブーメランに気が付くことが無いほどの耐性民族だった。関西人が受け入れた再稼動を批判するってどういう神経なのか?電気使ってないのであれば理解は出来るけど。

 

デモ屋や税金・電気料金高騰の受け入れを拒否、納得できない人々は、払わなくてもインフラその他を使用できる。東電は交渉力が著しく低下している。その費用はサイレントマジョリティが負担すると言う構図である。税金を投入されでもしたら全く関係ない九州や四国の人も負担するという事。

自分が払わなければ誰かが払うのだ。デモ屋は交渉をしない、だからたかりなのだ。

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リベラルの顧客は税負担しない人(無税主義)、保守(再分配重視)の顧客は老人。無党派層はビッチ

僕は増税反対と原発再稼動反対はネタだと思っていたのだが、どうも本気で国民はそれを望んでいるらしい。そしてそのコストを負担する気が全く無さそうで、、、日本人は四則計算もできない人が大多数ということに驚いた。大卒ばっかなのに。

このままP/Bを先送りすれば(僕の感覚では)45歳くらいから公的保障がずたずたになるのかと予想する(20~30年後くらいかと)。今の40代は給料がそんなに安くないので貯金で逃げ切れる。悲惨なのは30代以下だね。それでいいの?

 

前記事の続きのようになってしまうのは勘弁。

とうとうリベラルは税を払わないことが正義だと認識したようだ、赤旗の専売特許の勝利だ。その割りに赤旗は部数が伸びていないらしいので、、、赤旗(共産党)は増税反対派(赤旗購読者除く)から損害賠償を請求するか、共産党への投票交渉を示談に持ち込んだほうが良い。

 

僕の個人的感想なんだけど『税金を上げるな』と主張しているグループと『社会保障を厚く』を唱えているのは気のせいかしら。彼らは票元にならないし寄付はしないし投票はしないので政治家にとって最悪の顧客だ。この手の不良顧客に手を出すと「風が吹いた」と一瞬はおだてられるが、顧客からの見切りも早い。当たり前なんだけど損得でも義理人情でも繋がっていないのだから、そして多くは(民主党のマニフェストのように)論理破綻していて、賞味期限は少ないし優良顧客も得られていない。

標題の件では老人は余り声高ではない、がきっちり投票をしていて、まぁ保守系の政治家が「地元が大事」というのは本当なのであろう。

 

無党派層というのは釣果が期待できるように見えるけど、蜃気楼のようなもの。理念もなければカネも払わず、文句だけ言うし、乗り換えも早い。
まぁ無党派層というのは例えると誰とでも寝るビッチなのである、気が変わると主張が180度変わることもめずらしくない

 

結論。カネは払わないは声はでかいは浮気はするは、、、そういうビッチ(無党派層)は無視した方が良いよ、って素人に言われるまでもなく実行してるか。
優良顧客である老人をきっちりサポートして、再分配では老人を最重要視して、リピートを狙う。これが王道。そういえば年金は基金で賄っていたはずなのにいつからか税金が投入されるようになった。さすがとしか言いようがない。健康保険(後期高齢者)も税金を投入してるし。もうすでに保険でも年金でもないじゃん。仕事の速さは異常。

 

ビッチでも女、非モテはそれをしりつつも果実を目の前にして手を出すのだ。痛い目というが「直ぐ」であれば反省もしようがあるのだが、ボディブローのようにビッチにはイラつかされる。

 

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日本人は『カネは払わないけど文句はいう』

僕の大好きな野田首相、可哀想過ぎです。6/27の朝日新聞の社説にまで同情されて、死に体扱いです。
街のインタビューでは恣意的かどうかは分からないけれど反増税一色で、まぁ問題の先送りを多くの国民が望んでいるという編集であった。 
マニフェスト作成→衆院選民主党勝利→(事業仕分け効果なし)→参院選民主党敗北→未曾有の震災・原発事故 があってもマニフェスト堅持(消費税増税反対)が人気とは、正直びっくりした。 

 

電力会社の株主総会が多く行われたようです。街のインタビューや株主様の能天気さには怒りを通り越して笑っちゃいました。

先ずは関電。橋下市長(株主:大阪市)が脱原発のロードマップを求め、社長はコストを盾にうなずきませんでした。橋下市長もコストを負担するとは言っていないようです。要求はするけどカネは払わないという典型的な主張で脱力感がたっぷり。関電は別に事故を起こしたわけではないので補償は発生していない。公共性が強いというか独占企業的な企業なので株主やコンシュマーの要望で電源を変える事はあるとは思うが、株主が経営を圧迫するような発言があるとは仰け反る。電気料金の値上げとセットで電源のポートフォリオを決めなければいけないはずだ。しかしどうも分が悪い。

 

 

東電に至っては国有化されるからか、コンシュマー(関東世論)からも需要家からも株主からも要求がハチャメチャである。これなら一旦潰してスポンサーを探して健全な経営を目指したほうが良いんじゃないかと思う。もうなんかカオスです。

東京副都知事の猪瀬氏は「東電所有の病院を潰せ」と事業仕分けみたいなことを言っているが全く本質的でない。病院のランニングコストで燃料費上昇分に充てられると思っているとしたらかなり危険だ。なんか東電のステークホルダー(我々消費者含む)はヒステリックで、燃料費上昇分の価格転嫁は許さないとか、コスト削減のキモである(例えば柏崎)原発再稼動も許さないとかどんだけなんだと思う。原発憎しで燃料再処理場の心配までしていただいて、優先順位って知ってる?

どっかの鋳物団体は『電気料金値上げ反対』で、ならば原発再稼動同時に言うべきだが言わない。カネは払いたくない、原発も賛成したくない。だったらさっさと野垂れ死ねば。

 

もうなんか整理ポスト企業がステークホルダーから超コスト増案を呑まされ税金を浪費するという、極悪ビジネスの典型例が幕を開けようとしている。税金の支出はこっそりと多額であろう。

日本人は税金の支出にはおおらかだ、自分達の財布であるとは思っていない、ましてや個人は税金をぶんだくるのが使命だと思っていると思われる(例:社会保障費)。電気料金の値上げを反対して国の借金が増える、許されるんだなぁこれが。関東以外の人とばっちりー。

 

閑話休題

バブルがはじけて20年、経済成長は微増で国民が希望を失ってきている。あるはずのない好景気を追って、ここ20年で国債発行残高を500兆から 1千兆へ倍増させた。これは増税はいやだが社会福祉は厚くして、景気対策もして、の結果である。ロジックで問えば国債の発行残高を減らし、増税を受け入れるという。昨年の世論調査では増税を受け入れる方が勝っていたと記憶する。

 

増税と電力値上げ。結局のところどちらも嫌いらしい。電力は原発を再稼動すれば料金の値上げ幅は最低限に抑えられると思うんだけど、それも嫌だと言う。わけわからないいでおろぎには親和するけどカネは払わない。救いようがない。

 

馬鹿だね。『日本人かっけー』は幻想。よく日本人は韓国人と中国人を批判するけど、ブーメランで返ってくるからそのうち。

結局、日本人中間層は税金を払っていない。僕だって所得税と地方税で1割しか払っていない。今月から住民税が増税されたけど。

結局払ってないくせに要求の多い日本人、面倒臭い民族だな。馬鹿だな

 

あと本来反原発派はコスト増を受け入れて、電力会社に脱原発のロードマップを描かせ、経営をサポートするのがスジだと思う。だけど全反対で笑える。

 

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韓国人識者の自国自慢が滑ってる件

標題の件、DIAMONDonlineの連載なのだが、香ばしい。
もう既に日本では普及していることを自慢してたり、韓国のくずっぷりを披露していで爆笑できる。

廉 宗淳『韓国はなぜ電子政府世界一なのか』~DIAMONDonline 

初回では予約している電車に乗るのに改札は要らないとか、JR東日本のグリーン車とかで日本でも普通の技術を「紹介」したり。わかりきっている雪による飛行機の遅延にホテルやバスを要求しせたりと、くず国民の本音が続く。

2回ではソウルのバスがカオス(渋滞等)を呈していて、それを電子化で解決したという話。
そもそも日本ではバスは許認可制でそれが問題ないとは言わないけれど日本ではカオスの状態になったことが無い。カオスを知らないのだからカオスを解決したIT化と言われても。クズが普通になったことを自慢されてもこっちは『えっ』である。電子決済も日本では結構普通に普及してるし。

3回では不正選挙が行われていることを肯定していることがもうあれなんだけど。投票所を複雑にして投票させないってそれを解決したと自慢されても。

まぁ韓国人すべてがあれだとは思わないが、勘違いを連載してしまうという暴挙。
あと国民性が覗ける。
爆笑連載は今後も続けてください。

 

7/3追記

連載は続いています。国が傾けば知識層が逃げ出す、経済が盛り返すと自慢する韓国識者。ネトウヨの悪口をそのまま信じたくないのですが、当たっているようで痛い。

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ひょっとして原発は稼動しなければ安全だと思ってる?

どうも「原発稼動反対」を望んでいる人は、稼動していたら危険で稼動していなければ安全だと思っている気がして仕方がない。

原理的には冷却が追いつかなければ稼動・不稼動は関係ないんだけど。福島第一原発4号機の隣の水素爆発影響でポンプが止まれば熱を帯びて、、以下同。である。

 

閑話休題

『絶対安全』というスローガンは原発反対派が作り上げた造語だと思うんだけど(工学に絶対は存在しない) 、それに工学屋が乗ったのが間違いであった。
原発反対派に突き上げられて工学屋は折れた、『絶対安全です』と回答した。工学の敗北であった。
工学はより安全とコストを模索する学問で『絶対』はない、『いかに安全で、いかに安く』を求めるのが工学なのだ。それを放棄した瞬間であった。

より安全を模索するには予算が要る、しかし『絶対安全』と「より安全」の予算は矛盾する。かくして反原発屋が「より安全」を殺した。

反原発派は長い目で見たら論理で勝って、事実に負けた(安全を阻害した)事は理解したほうが良い。

 

標題の件なんだけど、今ある原発を回しても回さなくても安全性においてそんなに差はない。計画停電を実施するほどの意義は何一つ感じられない。
原発を回しながら、古い炉は廃棄にするとか、新規のより安全な炉を作るとか、新規の炉はイニシャルコストが高くてペイできないとか、建設的な議論が出来ないのは絶望的である。
失礼を承知で言うと反原発派は馬鹿である。 どうも間違った情報というか感覚論で動いている気がする。

で、彼らが馬鹿過ぎるので無視すれば良いんだけど、いちいち相手をする政府やマスコミお人よしだな。

マスコミが反原発をあおっている面があるのか。マスコミの良識は絶滅したしね。

 

もう一度問うけど、まさか原発が稼動しているいないで安全性に大きな違いが有ると思っていないよね?

 

学生時代口喧嘩をしていて「絶対」と吐いたら、相手に「e=mc^2における光の速度と同等なんだろうな」と啖呵をきられた。負けた。

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【妄想】女性がキャリアアップを順調にこなす方法

女性のキャリアアップの方法論を考えてみる。ネタです。

 

女性のキャリアアップの妨げの一つは出産・育休によるキャリアの断絶であろう。日経私の履歴書に出てくるような烈女を除けば、キャリアの連続性があることが有利であることは疑いない。

駄目な例を挙げてみよう。30歳くらいで結婚して、出産・育休でキャリアの断絶。35歳くらいで会社に帰ってきても後輩が育っている等居場所がない、または後輩の部下。これではキャリアアップは望めない。

 

なので先ずはそのキャリアの断絶を防ぐ前提を考えてみよう。

1)烈女:キャリアの断絶をものともしないちょっと例外な女性。男性であれば社長にでもなるタイプ。これは普通でないので除外。

2)独身及び子なし:これもきつい、リファレンスとしてはお勧めできない。

3)30歳前に出産・育休→30歳前から キャリアを始める。35歳位には子供を小学生に上げてバリバリ働く。

 

このプラン(3)は若いうちに結婚出産を志向するものだ。だが若い結婚はいろいろと落とし穴があるのだと言うのが本エントリーの趣旨。

25歳くらいで結婚・出産をする相手は同年代でないほうがいい、できれば10~20歳年上を選ぶのが良いと思う。25歳同士のカップルの世帯収入は5~6百万円くらいで、女性が出産育休に入ればさらに世帯収入は下がる。これでは余裕がある生活を築けない、どころかかつかつである。なのである程度男性の収入を期待したほうがいい、10歳上の35歳だと男性だけで5~6百万くらいは期待できるし、20歳上の45歳だと7~8百万は期待できる。女性がキャリアに復帰すれば世帯収入が1千万を越えるのは割合簡単。一昔前の金持ちの基準が割と簡単にクリアできる。

仮に女性が25歳で15歳年上の男性(40歳)と結婚することをモデルとして考えてみよう。

40歳の男性には6~7百万円の収入が期待できる、女性の収入がゼロ(出産・育休)でもその程度の世帯収入で専業主婦がごろごろ居ることを考えると経済的に余裕があることは間違い無い。さらに企業によっては残業はしない方向にシフトしているので子育ての人的援助も期待できる。女性が職場に復帰すれば1千万に満たない程度の収入は期待できる。

子供が小学校に上がる頃(女性の年齢は30歳過ぎ)にはマイホームか社宅かという選択肢が生まれる。30歳で結婚した女性にはマイホームは必要ないからどうでもいのかもしれないけれど年齢をシフトして考えると分かり易い。
また同世代の若いカップルは30歳過ぎでは世帯収入が5~7百万円(女性の稼ぎによるところが多い)ので、余裕がない。若くしてマイホームを持つカップルは相当無理をしているか、両親の援助があるかどちらかであろう。

一方で15歳差カップルは男性の給料だけで出産・育休は軽く乗り越えられるので、女性が仕事に復帰した瞬間にマイホームを意識することが出来る。
今の銀行は住宅ローンに関して言えば審査など無いに等しく、金利は安いため、頭金を貯める暇があればとっとと借りたほうがいい。金利が低いので貯めて借り入れを低くするのも、全額35年ローンで借り入れして、貯蓄に回す分を繰上げ返済に充てればいい。35年ローンは35年で返すために存在するのではなく、毎月の返済額を減らすためのツールだ。貯金額の半額くらいを返すローンに設定しておけば困らない。残りの半分はなんにもなければ貯金をするのと同じ気分で繰り上げ返済だ。

借入額の目安は、毎月払うローンが毎月の貯金の半分を目安にすればいい、借り入れの絶対額は関係ない。なのでキャッシュが多い年の差カップルの方がマイホームが早く現実的になるし、質も高い。同世代カップルが結婚をしてもマイホームが遠い、世帯収入が低いので借入額が低くなる、もしくは頭金を貯めるという行動が必要になる。

 

女性におけるイベントの数々:具体的には出産・育休・キャリアアップ・マイホーム購入はある程度男性に資金を供出を前提とした方がいい、自身が出産・育休というキャリアアップの阻害を受け入れているからだ。

 

 

結論
1)女性はキャリアの断絶を防ぐために若いうちに出産・育休を済ませておいた方がいい。

2)若いカップルは世帯収入が低いので苦労をする。

3)10~20歳上のキャッシュがある男性に頼った方がいい。女性がキャリアを積めたならば男性の賃金降下に対応できる。 世帯収入が1千万を越えるのは割と簡単である。

4)おっさんがガッツポーズをあげる

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増税と小沢氏の造反についての雑感

小沢氏が造反を決意したようだ。マスコミはなんかすごいことになるような論調であるがどうでもいいことだ。小沢氏が居なくても3党で過半数は取れるし。

その面子が小物ばかりで笑える。

<民主党>小沢系「離党」に温度差…新党、展望開けず~yahoo

 集まった49人のうち1年生が30人、2年生が9人。15人は比例代表なのでカウントする価値もない。雑魚が居なくなって民主党もすっきりするであろう。

小沢Gは選挙をしても地獄、しなくても地獄だ。無視されて消え行く運命にある。なんでそんな勝ち目のない喧嘩を仕掛けたのであろう。ジリ貧よりはカミカゼだと思っているのであれば、やはり小沢氏は政局屋で政治家ではないということであろう。

 

閑話休題

震災(原発事故を含む)は『理念で飯は食えない』ということを政治家に叩き込み、震災と言う外圧が政治家を現実路線に引き戻した。民主党がマニフェストを捨てざるをえないほどの大事件という事であろう。

手続き論に終始する自民党の迷走っぷりに振り回されてきた野田政権であるが、増税で3党合意ができたようだ。やはり現実が政治を動かした。

馬鹿な国民を相手にポピュリズムなんぞをやっている場合ではないと気付くのに15ヶ月もかかったわけだ。
まぁ増税の方法論には異論はあると思うが『このままでいい』と思っている人は小沢さんと社民・共産しか居ないわけで、政治家が国民の鏡だとしたら、日本人はそこまで馬鹿ではないのかもしれない。

 

マスコミは市民の声として『増税反対の生の声』を伝えるのに必死なようだけど、まぁ新聞だけは増税して欲しくないという破廉恥な本音を堂々と主張する界隈なのだから違和感は感じない。

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左巻きの人が「税金を払わない」という宣言は異常な件

なんか増税はいいけど消費税は反対で法人税や金持ちに増税せよとう主張を目にした。

はっきり言って「きもちわるい」払わないけど呉れという浅ましい主張を堂々とする神経が分からない。

 

論理的に考えると「消費税増税」による困窮者が増えたとしても生活保護というセイフティネットがある。もっともそのセイフティネットがフリーライダーに脅かされているのではないかと言う疑問もある。しかし論理としては運用上の問題は全く関係ないわけで、論理の問題と運用上の問題はひりはなされるべきだ。少なくともNETでの言論は現実論より抽象論が多いはずなのだから論理で考えなくてはならない。

 

生活保護というワイルドカードがあるにもかかわらず、過剰に貧乏人を過保護にする意味が分からない。というより『取れるとこから取れ』というマフィア(やくざ)の論理と全く一緒だと思うんだけど。

 

貧乏人が社会負担をしない世界は、貧乏人が居ない世界だ。

彼らは『貧乏人は消えて欲しい、氏ね』と主張しているのと大差ない。

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目立ちたがりの小沢氏と維新(橋下氏)

なんか小沢氏の動きが面白い、負け戦を背局に持ち込むことができるのかという点。

小沢氏の印象は政局屋、理念はあまり感じない。なので増税反対も政局絡みと見える。そ割りに駒が50らしい。野田総理が野党を押えたら政局にもならない。よくわからん賭けだ。
また選挙では小沢Gは新人が多く基盤になれない、小沢氏は武田勝頼なのか。小沢グループの中でもそう予想する人はたくさん居るであろうから結束はおぼつかない。

結局、小沢氏が何をやりたいのか全然理解できない、彼はそういうメッセージを発していないのだから当然だけど。

 

まぁ壊し屋は何も生めなかった(細川政権事例があるか)ということか。

 

不人気の民主党だけれど、野田総理(菅元総理も)はよくやってると思う。左派伝統の『ポピュリズム迎合』と『良い独裁』という構図だ。鳩山氏→菅氏→野田総理と独裁色を強めている。 

未曾有の事故でデマをマスコミが流し続けている中で冷静に判断できていると思う。一部の声の高いヒステリックな団体に引っ張られることなく。
犯人は明快で『橋下大阪なんちゃら』と『福井全般』、落し所は分かっていたはずで、政府に 押し切られたようなポーズは酷い。計画停電やってみろ、死者が出て経済が落ち込むから。それを知っていて反対する腹黒さは信頼できない。

維新はカスだ

 

ちなみに自民党も大カスだ、震災の混乱期に不信任決議案を出したことは忘れないからな。

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古館さんは司会業のプロフェッショナルだと思う

TV各局のメインキャスターはフリーの方が多い。彼らの顧客はコンシュマー(消費者)ではなくて、雇用主(TV局)である。

お天気お姉さんであればお天気コーナーの視聴率が気になる、相手はコンシュマーだ。しかしメインキャスターの顧客はTV局またはその親会社である新聞社である。親会社の報道方向を気にしつつ(整合性を取り)個人的なコメントを出すことが求められる仕事だろう。司会者の個人的な方向性はTV局にとって邪魔なだけで、だから大橋巨泉は早期引退したのであろう。

ニュース番組での司会業はTV局や親会社の新聞社の主張を丁寧に伝える能力が求められる。久米宏氏も同じだ。パーソナリティに落とし込むというか視聴者を錯覚させるのが上手かったので長期政権を築けた。古館氏はその久米氏のマーケティングをまざまざと見て勉強したことであろう。

池上氏のように個人の主張をすると組織から弾き飛ばされる。組織の報道官であるキャスター・アナウンサーが個人の主張を紛れ込ませると局は困るのだ、そりゃ当然だ。

 

キャスター業の長期政権を築くのが得か、さらなるステップアップを狙うのが得かは業界人でない僕には分からない。でも人事はそういう観点で見ても面白い。

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マクロで考えるか時間軸を考慮するか

日本政府の収支税収40兆円、支出100兆円。この状態を健康であると思う人は居ないであろう。じゃぁ支出(福祉)を切り詰めるか、税収を上げるかしかない。

僕自身はテクニカルな問題はどうでもいいんだけど、例えば年金に税金を当てる必要はないという議論はあってもいいと思うし、生活保護見直しもやってもいい。増税もいきなり消費税を5%上げるのは経済への影響が強いというのであれば消費税を毎年1%ずつ15年かけて上げるのもいいであろう。ようはマクロ×時間軸で提案している論者は思いのほか少ないと思うのだ。(地味なので目立たないのかもしれない)

簡単に考えると国債が増えて償還額が税収を超えれば破綻。まぁその前に破綻するであろうが。この事実を直視できない先送りは負債の先送りの典型であり現在の若年層に負債を丸投げしている。

 

『今増税すべきでない』という論を言う人はどうなったら増税できるのか明示すべきだ。この先10年増税できなくて国債がさらに倍になっても良いと言うのか?
という点で反増税派は嫌い。今やっておけば後が楽になる可能性もあるのだから。 

 

同様にエネルギー政策でもあれが多い。『原発再稼動反対』で経済の発展や計画停電による死者(昨年起きている。放射線では死んでないが原発で死んでる人は結構居る)を軽視していると思う。
昨年関東では電力15%OFFを通達されたが、こんなので経済発展が出来ると言うのか。上記と併せて。

 

『原発反対』も『増税反対』も「結果」が決まっている。そこから論理を捏ね繰り回す。どう考えても異常だ。結果ありきの議論なので平行線、論理が全く通用しない。 

 

で、標題の件なんだけど、『原発反対』も『増税反対』も結果ありきで議論が出来ない状況になっている。彼らに特徴的なのは「結果」があって方法論を持ってくる。原発は本当に安全なのかとか本質的でないことに大関心だ、馬鹿が。地震は明日起こるわけではないので時間軸の思考が決定的に欠落している。もっとも「明日地震が起きる」かもしれない、それをいいだせば何も決まらない。さらに原発が稼動していなくても安全ではない。

ミクロは現場で解決すれば良い。マクロ政策で決定する意味が分からない。国は福島県を殺した。
例えば福島県で10万人が避難しているという事実が、原発政策に考慮されるのはおかしい。あくまで起こってしまった事実を解決するメソッドを考えるべきでマクロ政策に影響する意味が分からない。
実は国が放射線リスクを無防備に強化してしまったが故に帰れない人達が居る。これはマクロ政策が現場を困らせた最大限の失政だと思う。福島県の農漁業を殺したという点でも失政である。 
国がやったのはミクロに口を出して福島県を殺したという点は非難されるべきだ。 

 

『原発反対』も『増税反対』もマクロ視点や時間軸の概念がとても希薄。ないと言っても良いと思う。さらにそれをマスコミが煽るから、デマッターだね。
さらに(論理を補強するために)マクロとは全く関係ないミクロに口を出す。それに引き摺られ国やマスコミが介入する。すると現業が死ぬという事実だけが積みあがった。

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AKBという属性を好きになれない件

AKBって似たような感じの人が多い。AKBの中で出世する人はAKBっぽいことが必須で美少女であろうか可愛いかどうかはかんけいないのであろう。光宗なんちゃらとかいうキャラはAKB的でないからそれだけ美少女でも人気はないのであろう、まぁ男にも見えるけど。

属性って結構重要で、その属性を好きで集まっているから、属性内で切磋琢磨される。例えばセブンティーンなんかが未来のタレントの宝庫ということになっている。AKBはタレントの宝庫ではない。

anamからanecanに年齢的に動くというのとは別に、その属性に人気と言うのがある。例えばミセス誌とか、青色系とか。そのトップは彼女達からの視線で切磋琢磨して出世してきた人々なので突然メジャーになってもそれなりに存在感がある。例えばきゃりーさんとか単体アイドル(例えば掘北さん)とか。

でAKBに話を戻すと、大島優子は所詮AKB界隈のトップという事だ。そのTOPが他の属性のTOPと戦うことになる。(無礼を承知で言うと)AKBはちょっと頭が足りない親しみ易さ(vsアナウンサー・キャスター)、むっちり・おっぱいがでかい(vsセブンティーン)という属性だと思う。 

 

僕が思うにAKBという属性は本来ニッチだった、それがメジャーになった。と思う。というか大きくなりすぎた感がある。マーケティングの難しさだ。ライバル(乃木坂46)に違う属性を当てられなかった、AKBはセブンティーン軍団と闘うのがマーケットの広がりだと思うんだけどなぁ。

どうでしょう。

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生食を忌避したくない

刺身で何が好きかというと『鯖』である、危険は承知だアニサキス。また半年前に海外出張に行った際にリクエストしたのが『ユッケ・レバ刺し』、日本で食えないし美味しいんだもの、焼肉食わずにレバ刺し→ユッケ→レバ刺し。さすがに海外出張で疲れてるし、量食ったら当たるかなと思ったけど。同行の現地の人にあきれられた。

日本人の生食嗜好は海外では異例らしく、例えば卵も例外ではないらしい。危険を顧みず生食することが認められているのは多分『牡蠣』くらいであろう。その牡蠣もノロウイルスや毒素を持っていたりして安全とは言い難い。僕もセルフ焼き牡蠣で当たった、加熱が足りなかったらしい、その時も出張だった。その時は身もだえするほどであったが、牡蠣のシーズンを逃してはならずと1ヵ月後には生牡蠣を食っていた。(というか全ての二枚貝は安全厨にとって危険じゃないかと思う。)

(出張で当たった経験があるので)一方で僕は病み上がりには生食やハンバーグは避けている。(挽肉料理は肉の切片が多いので切片が加熱不十分だと菌は死なない。レアのハンバーグはその最たるもの)

矛盾しているんだけど、健康であれば食いたいものを食いたいのが欲求で、健康に不安があれば危険は遠ざけるという趣旨の飲食をしている。

 

日本では事実上ユッケとレバ刺しが禁止になった。でも刺身は禁止になっていない。刺身での食中毒は毎年或る話だ。世論が行政を間違った方向に導いたのではないかと思う。
情報のやり取りは難しいと思うんだけど、他国では禁止されていないユッケ・レバ刺しを認めないのは暴挙だと思う。情報というのは危険率と言ってもいい。

幼児や老人には供給しないという方法もあるだろうし、食中毒で死んだらごめんなさいというのもありだと思う、そこは店の信用で。レバ刺し保険があればだけど。
TVでユッケの作成事例を見ていたらとても安全だと思った、肉の塊の切片を落としてそこから刺身を提供するからだ。事件の焼肉屋で問題になったのは菌が外部に付着していた切片を業者との行き違いで省いたことだ。ユッケが危険かどうかとは本質的に異なると思う。

またレバ刺しも内部から腸菅性大腸菌が検出されたというリスクが明示されただけで被害は出ていない。 

 

ゼロリスクは有り得ない。リスクを提示してそれでも食したい人は食べればいいのではないか。
僕が当たったセルフ焼き牡蠣は毒素を持った牡蠣を素人に調理させたのが問題であって、僕が牡蠣に当たったというのは本質的でない。

 

レバ刺しはリスクが大きい、というか危険な食い物である。それでも食いたいのだ、先人がフグの調理を確立したように。
ここで調理技術を封印してしまうと本当に食えなくなる。裏は所詮裏クオリティであろうし。

だからこそリスクを開示して食したい。例えば未成年禁止とか。 

100%安全は有り得ない、そこを目指すのは愚の骨頂である。当然僕は例の牡蠣屋を恨んでいない。より安全なものを嗜好する人はそういうサービスが既に提供されている。

 

追記)一度味わった旨さは手放せない。安全確立の方法を考えればいいのだ。例えばユッケの安全性は肉のカタマリの表面を削ぎ切りして、中身の安全性を確保したように。(←これも安全確立の方法論として認めても良いんじゃないだろうか)

レバーの内部に腸菅性大腸菌が居るのであれば放射線殺菌ってのはどうだろう。

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嫌煙派の心の叫びが理解できた件

喫煙行為が嫌な臭いを発生するのは承知している。ところが嫌煙派は「健康」「2次被害」とかなんか面倒な論理をこねくり回す。

だから禁煙を促進するのではなくて分煙を促進してよ。

 

で秀逸な嫌煙厨の叫びが心に刺さった。

トイレで煙草吸うんじゃねーよ喫煙所でう●こするぞ

参りました。

トイレで煙草を吸わないように分煙活動をお願いします。
(ちなみに私はトイレで隠れて煙草を吸った事はありませんが) 

 

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どこまでも政策で政治が決まらない日本

昔の社会党や共産党ではよく「執行部一任」という単語があった。議論は尽くしたので党首・党幹部が意思決定するという事だ。交渉ごとなのでいちいち党に持って帰って他党と議論ができないのは分かるけど、「議論を尽くしたので執行部一任」というのは子供の頃から不思議だなぁと思っていた。一方当時与党である自民党は派閥同士で意見調整して党の方針を決めていたので、いきなり「執行部一任」という感覚は「派閥には色々と後で手当てするから」というメッセージを感じていたので違和感はなかった。

この伝統は旧社会党の伝統は民主党に根付いている気がする。議論を尽くせば執行部一任で、まぁ具体的に言えば「消費税増税」は民主党党首野田氏に一任する空気がある。それに反発する議員は党議拘束を掛け、次回の選挙で公認を外すという脅しがセットになっている。反発するだけマシで、昔の社会党や共産党は「執行部一任」で全てが決まってしまうので、2mmくらい民主主義が進んだのかもしれない。

それでも普天間問題・震災関連の与党々首の独裁ぶりは鳩山氏、菅氏、野田氏と伝統というかお家芸なのであろう。昔連立与党の村山総理はそういう強引さがなかったイメージがある。旧村山社会党党首は連立他党への気配りもあったし、党内の融和にも気配りしていた異例だと思う。

 

日本の政策は官僚が起案して政治家が選択するというスタンスは余り変わっていない。鳩山氏のように官僚を度無視してひんしゅくを買う例もあるが、概ね官僚の描いた路線を政治家が微修正するということは現在も自民党時代から変わっていない。(鳩山氏・菅氏はなんか強烈な違和感があったけど)

 

そうなると政権与党がどの党でも余り変わらないことを意味する。ところが鳩山氏のように個性豊かな首相が就任すれば少しは変わるであろうけれども、素人がごちゃまぜにしても建設的ではない。本質的には閣僚は株主で取締役会(事務次官会議)をコントロールすることが求められるのに、民主党はけったいな株主提案をしているという図式が妥当であろうか。
これは社会党が「執行部一任」という制度を用いていたことが民主党に受け継がれ、党首は絶対的な権限がある独裁者になろうとして失敗しているように思われる。 

民主党幹部は株主ではなく、取締役会になりたいのだ。でもそんなど素人が国家を運営できるはずもなく、無駄に大臣を増やしている。ように見える。

 

一方で民主党は政権与党になったことから中道を目指している。アイスクリーム理論だ。野党の自民党は与党との差別化を出来ないで居るので、やはり政局に持ち込もうとする。実際、民主党が消費税増税に舵を切ったので自民党は存在価値が昔の社会党(文句だけ言う)に成り下がる懸念がある。だから政局に持ち込もうとするし、手続き論(マニフェストに沿ってない)ことを批判する。
一つだけ分かるのは自民党は政策集団ではなく、手続きにうるさい役所の職員程度に成り下がった。

本来であれば、消費税増税を協力して他に自民党が主張している政策を与党に飲ませるのが、連立与党内における少数政党の戦術だ。国民新党が郵政民営化を反対しているので民主党はやりたくてもできないとか。そういう駆け引き(閣外協力)ができないのが今の自民党である。郵政民営化を進めるなら(国民新党を切って)、消費税増税には協力するというような駆け引きが全く感じられない。

 

与党にしろ野党にしろ、政権中心部と外野という図式で政党は関係ないといえる。あるのは政局だけ。自民党は自分達の値段を知らないとしか思えない。

日本は官僚が政治家を説得して国家運営をしていくしかない。あれ?古来の中国や江戸期日本に似てるなぁ。王家を祭り上げて官僚が国家運営するという図式を民主主義下でもやっているわけですね。自民党や民主党が起こす政局は、中国や江戸幕府の高級官僚の足の引っ張り合いにすごくよく似てますね。

なんか進歩ねーなぁー。

 

註)短時間で書き散らしたので大幅な修正があると思います。

 

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