goo

新聞・マスコミの限界

今手元にないんだけど今日の読売新聞に、「福島から避難し、戻った女性」と「福島から避難できなかった女性」を描いていた。両者は同じ職場で邂逅して複雑な気分を有していると言う。具体的に言えば「何故逃げたのに戻ってきた」ということらしい。

何故この記事が載ったかと言うと、それで悩んでいる人が多いという事であろう。

冷たいようだけど、両者とも科学的認識が間違っている、福島市は危険でないのである。読売新聞は事実よりは売れる情緒を掲載したということだ。そのことを読売新聞が知らないとは思えない。情緒を軸としたコミュニティを築きたいのであろう。その分野で先行している朝日新聞は上手くいっているからまねしたのであろう。

新聞の発行部数と権威が落ちているようだ。関係ないけど日経はiPhoneとdocomoの飛ばしにご執心だし。

 

ビジネスモデルとして、新聞は前時代的な、イデオロギの代弁者でなくては食ってはいけないのではないか?例えば日経の飛ばしを分かっていても、それが相場に影響するということはもう無いと。

 

情報は与えられるのではなく、取りに行く時代なのであろう。なかなか厳しい、その犠牲者がtwitter民なのかしら。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

自爆テロを防ぐには?

昨今、小売や飲食店で不適切な写真をtwitterやfacebookに記載して炎上する例が多いようですね。利益無き主張ですので、まぁ自爆テロですね。

自己顕示の発露としてこのこと自体はまぁ過去からあったと思われるわけですが、webserviceは可視化に成功したわけです。勲一等を送りたいですね。

あとは小売・外食産業が出資してニートやアフェ屋に虱潰しに探してもらう 企業を立ち上げたら良いでしょう。不適切事例発見に5千円、身元確認に1万円の成功報酬で。オープンになる前に処理できるでしょう。その企業は馬鹿とその親から高額の賠償金を得るスキルを磨けば出資者に配当を配ることすらできると思います。
情報を地下で売買、ブラックリストを人事採用する企業に売ることも可能でしょう。儲かります。

 

これは想像でもなんでもなく、多分行われていることでしょう。企業の自衛を考えたら迷惑なボランティアより先に見つけ出し制裁することが利益となるからです。ボランティアも無償で公開するよりもその企業に情報を売った方が利益になるムードが固定したら、今後沈静化するでしょう。

 

とは言え、いたずらの方が沈静化するとは思えません。彼らは今のこの流行で、過去のやばい写真を削除できなリテラシーですから。

結局、親のリテラシと執行力にかかるわけです。学校は告知はできるとは思いますが、馬鹿には多分理解できないでしょう。故に自爆テロは封鎖できないわけです。

 

保護者と企業の思惑が一致した、新しい地下ビジネスが動き出しそうですね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

斉藤由貴のエライ動画を発掘した件、あるいみ究極のアイドルである件

ちょっとした動画を発掘した。まぁつべこべ言わずに動画を見てもらおう。
ちなみに斉藤由貴さんは「初代スケバン刑事」で有名だけど、彼女の気品や知性的な雰囲気を生かした「はね駒(NHK)」やコメディの「あまえないでよ(フジ系)」の方が印象が深い。

でデビュー曲の卒業のレコーディング姿を見つけた。もちろん音源とは一致しない。しかし、この可愛さと強さは彼女特有の魅力だと思う。今見ても古くない。 

 

[大事故]理由はわかりませんが、映像の縦横比率がおかしいです、本家youtubeを参照願います。右下の「youtube」をクリックしていただけて頂くことをねがいます。

あと収録中のVなので、多分盛りはない。本当の普段着で可愛い。
ガキの頃、彼女には透明感にあふれた楽曲が提供されていて、アイドルと言うよりミュージシャンとして聴いていた。
ちなみに「後れ毛ポニーテール」を発明したのは彼女である。後れ毛を堪能して欲しい。 

今見るとなんか高島彩さんに顔の作りは似ていると思う。でもオーラは圧倒的だな。僕はぽっちゃりが好きじゃないんだけど、さらに高島さんのことが大好きなんだけど斉藤由貴の勝ちだこりゃ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

40度ってすごかった件

僕が子供の頃は山形の最高気温40度が伝説で、長らく破られなかったと記憶している。ここ何年かで熊谷・多治見・館林が名乗りを上げて、四万十市(旧中村市)が3日連続で40度越えらしい。おそろしい。
 

思い出したのがポカリスエットのCMで、1999年の作品なのだが「♪39度のとろけそうな日~」と歌っている。39度はあり得ない暑い日なのだった。

懐かしいな。この曲大好きだった、一発屋だったけど。演者はセンチメンタル・バス。ポカリのCMは楽曲と出演者を発掘するので楽しみだった。ちなみに出演者は最近ヌードを発表した当時甲子園ポスターの顔にもなった超絶美少女の後藤理沙。

昔は今ほど暑くは無かった、おっさんの回顧録でした。

 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

在来線特急がスピードアップできない件、自治体は新幹線以外にも投資を求めた方がいいと思う件

ここ数年で在来線特急に乗ったことが3回ある。舞鶴と柏原と和歌山、この特急の平均速度が遅い。

どれもJR西日本だ。

最近であるが、和歌山に行った際、くろしお号が始発から遅れた。関東在住からすると信じられないのであるが、その遅れは回復するのではなく、増幅するのである。20分遅れで出発して30分遅れで到達した。意味が分からない。

そもそもの遅れは信号故障との事、途中列車の渋滞による徐行は理解できるものの、理解できないのは天王寺時点で27分の遅れを、回復するどころか30分まで拡大したことだ。定時運行の精神は無いらしい。

勝手な推測だけれども、スピードアップの設備投資がなされていない、宝塚線の悪夢が過度に影響している、ということが予想される。

線形はどうしようもなくとも、信号や運行で時短は可能だと素人目に思う。なんていう駅か忘れたけれど、関空方面と別れる駅の前ですごい徐行を行っていた。

JR東日本ではそもそも在来線のスピードアップがなされているし(その方面では京都~新大阪の新快速の方が進んでいるといえる)、優等列車による追い越しもNEXとかで普通に行っている。

 

JR東日本は行楽に新幹線を利用してもらうキャンペーンを実施している。青森、秋田、山形、長野である。途中駅の仙台、福島は当然である。一方で中央線甲府や東北線水上や関越線沼田辺りは置き去りにされている。

新幹線資源が少ないJR西日本は京都、奈良、大坂、神戸で勝負である。地方には投資はしてない模様。

 

JR東日本除くは新幹線頼みの観光資源の発掘でいいの?近鉄がビスタカー以来の投資をしたみたいだけれど。

 

JR在来線の収益性は車両の問題では無いと思う、時間で高速バスに負ければ、旅行会社はJR在来線を使い難い。おまけに和歌山方面はしょっちゅう遅れるらしいし。信号を含めたシステムの問題であろう。高速道路との戦いだとことを自覚して欲しい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

理念が議論を妨げるという主張を疑ってみる

理念屋、例えば「反戦屋」とか「反原発屋」、「護憲屋」は冷静な議論ができないのでクズだと思う。結論が決まっているので議論が成立しないからだ。唯我独尊の象徴だということだ。マクロでもミクロでもとにかく『反対』で、落しどころもなさそう。

不謹慎であるが普天間移転においての辺野古問題に至ってはギャグとしか思えない。鳩山氏が卓袱台をひっくり返すまでは、辺野古移転でほぼ固まっていたと思え。尤も基地移転問題、ヘリコプタ更新問題は地元の意向かどうかよく分からない部分がある。それでも琉球新報が経済的に成り立っている辺りそういう気風があるのであろう。

 

この強い批判のうち、原発地元の「反原発屋」は尊重しなくてはならないと思うようになった。

不公平を内在する原発(1)~shinzorの日記

日本国の事故確率でいえば経済的にも安全面でも妥当だけど、原発を引き受けた地元にはそうでないということ。
原発を受け入れていない地方(首都圏・京阪神圏・名古屋圏等)に住む人にとっては原発事故の確率はゼロと看做すことが出来るけれど、 原発周辺住民にとればそれはリアルな脅威であり、現時点の補償の内容を見るととても受け入れられるものではない。

僕個人は放射線を甘く見積もっているので、原発事故による遺失利益が算定されて、補填されるのであれば移住とかあんまり文句は無いんだけれど、それがスムーズに行われているとは思えない。
僕個人は放射線を甘く見積もっているけど、まぁそういうことが嫌いな人もいるわけで、、、今後はまぁそういう人はその地に住まない方法を予め考えておけ、、って話なんだろう。 

 

マクロ経済で考えるのは難しい案件だという事。とはいえ、マニアは反対するより移住しろとも思うけど。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

九条への雑感

NHKを見ていると1/3の人が終戦記念日を知らないと答えたという。恐ろしい話だ。

 

空襲や原爆が恐ろしいのは当然として(無差別殺人のこれらは現在は当てはまらないとおもうけど、エジプトとか、、、)、戦争は『止め時』が難しい。

日本も日中戦争という馬鹿な戦を仕掛けた、戦争を止めるタイミングを決めずに。そのうち石油を止められて、日米開戦に踏み切った、やはり米国が到底飲めないような夢の講和条件を思い描いて(というかそれに縋った?)。
戦争というのは外交問題と言うよりは内政問題が絡むから開戦に弾みがつくのだ。先の大戦も日清・日露・チンタオ攻略に味をしめた国民をマスコミが煽ったという構図だろう。
「尖閣問題で戦争も辞さず」という一定の世論が一番危ない。外交問題ではなく、内政問題で戦争を起こすから計算や見通しは甘くなる。

さらにアメリカもベトナムやアフガニスタンでは苦労した、撤退・講和が一番難しいのだ。

 

なのに尖閣諸島云々で戦争を軽々しく口にする人は少なくない。仮に中国が露骨に尖閣諸島で嫌がらせを繰り返し、日米がそれを武力で追っ払ったとして、次の手をどう打つと言うのか?中国には九条が無いのだから、交戦状態であると認識して、別の島を攻撃する口実を与えるに過ぎない。靖国参拝を非難したり、尖閣で嫌がらせをするのはこれを狙っているとも見える。

開戦は国内世論問題で、外交上の落しどころがない戦争を辞さない理由をネトウヨに問いたい。 

 

 

戦争開始の少なくない理由に『誤解』というのがある。お互い武力衝突と言うのは嫌なものである、カネや人命がかかるし。しかしどうせ武力衝突するなら有利な状況で始めたいと思うのも理解できる。そのことをお互いが分かっていても最後の部分で信用が置けないので、武力衝突が発生そして開戦。

その点、日本には九条があるので、攻撃権はないことが明確である。日本が攻撃できる範囲は領土・領海と隣接海域だけである。尖閣諸島を攻撃されたからと言って北京にロケットを撃つわけにはいかない。

一方中国は日本を攻撃する能力を有しているし、攻撃させる能力も有している。好きなところを攻撃してもいいし(これは国際上大批判を呼ぶので実質無理)、前述の通り尖閣諸島で悪さを繰り返し、我々に攻撃されるよう仕向け、交戦状態に持ち込めば堂々と他の場所(八重山諸島とか沖縄とか東京とか、エスカレートして台湾も)も攻撃できる。

中国が信用するかどうかは別だけど、九条は強力なメッセージを送っている、誤解しようがないのだ。多分それは国際的に認められている。

 

というありがたいお守りを安倍総理はこの状況で改正するとか妄言を吐いている、中国に「誤解してくださいね」というメッセージを送っているに等しいと思うんだけど。
安倍さんて外交も税制も甘く考えているとしか思えない。
安倍総理は朝鮮戦争特需の甘い成分を吸って育ったのか?あと旧家の出なので大家族への慕情も理解はできるけど気持ち悪い。
ボンボンは裏で泣いている嫁や女中を知らないだろうし。そもそも団塊の世代が核家族化を推してきた事実を無視されてもなぁという感想しか浮かばない。

(そこを具体的に突っ込まない韓国・中国政府はお行儀がいいのか知識が足りないのか?引き返せない喧嘩をするよりも抽象的な喧嘩の方がコントロールは簡単ですし。)
 

現在否定されている集団的自衛権も具体的に考えると『北朝鮮がハワイにミサイルを撃つ』『中国が台湾を実効支配する』以外には必要ないことが分かる。ハワイはハワイに迎撃システムを置けば良いし(日本が日本を守るよりずっと簡単であろう)、台湾はそもそも国交がないので集団的自衛権があったとしても実行できるかあやふやだと思う。
北朝鮮ならびに中国から米国本土にミサイルを撃っても日本の上空は飛ばない、ロシア上空でミサイルを落としたらそれこそ大問題になると思う。



 

 

もちろんありがたいお守りは万能ではない。無人の孤島をこっそり実効支配されると取り返す手立てが無い。尖閣諸島はこれを狙われているわけで、竹島は盗られた。
また中国が本気で向かって来ても追いやることしか出来ない。 

現在は論理をベースに戦争を議論することが活発になってきた。そのこと自体は良いことだとおもう。今までが「論理無き反戦屋が反対」という構図で議論すら出来なかった。
冷静な議論を介して改憲の議論を行うのはやぶさかじゃないけど、安倍総理は危険だ、情緒的過ぎる、論理も議論もない。

 

結論じみたもの。

九条は対中国向けには役に立っている。
安倍総理の邪悪はばれている。 

 

追記

社民党が没落してくれたおかげで、共産党が「議論できる政党か」が問われている。結論ありきで「私が正しい」という態度は議論とは言わない。
いきなり本丸ではなくて、他の条文で、議員の2/3と国民の過半数が賛成できるネタから改憲を議論したらどうか。 

それができなければ「政党」は量で押すことが正義となる、選挙制度でどうにでもなる。共産党の考えどころだ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

物価と闘う

自分探しの学生が言う「人生観が変わった」が胡散臭い理由~やたすんのお話

これは学生時代には同様にデリケートに理解した。でもサラリーマンになって、海外出張も何度も行けば世界が見えてくる。生易しい話ではないは当然、暗部も見えてくる。それでも学生には旅行に言って欲しい、「行く」だけでも価値がある。

整理しよう。

1)物価と為替はその国の生産性に寄与するものであり、売る方も買う方もそれに順ずる。ぐだぐだ言わず行っとけ。

ジャカルタとバンコクしか行ったことがない。

インドネシアの賃金はざっくり日本の1/10である。給与は工員高卒で1.6千円/月くらい、 運転手で2千円、大卒初任給で2.5~千円らしい。まんま日本の1/10である。変なはなしだけれどインドネシアレアルは1JPY=100IDRなので物価計算が非常に楽だ。日本価値で見れば値札から1/100すればいい、現地物価感覚で言えば1/1000すればいい。ちなみにタクシーの初乗りはトヨタで70000IDR(=70円)、ベンツで110000IDRだと思った。

当然なんだけど、売り込みは厳しい。いくら日本企業だとしても、日本企業は固定費が高すぎて商売にならない。原料調達はいいんだけど、売れない。売っている企業(例えば自動車会社とか)は尊敬する。全てを現地調達するのが王道なんだろうけれど、量を売れない限り固定費が重い。

ようは学生はビジネスの視点が無いという事だ。しかしそれは無い物ねだりで、とりあえず行っとけということになる。

 

2)旅行では現地の生活は見えないと思う。

例えば沖縄に旅行に行って「沖縄の現実を理解できた」と思う学生は馬鹿である。一部の現実をみてきたことは事実であろうけれども、ミクロ~中間~マクロという視点はどこにも交錯点があって、その交錯点を探せたら意味があったといえる。とにかく「意味の無い旅行はない」、費用効果を心配するのはビジネスマンで、学生は行きたいところに行けばいいと思う。

 

3)定番リゾートは避けろ

僕も学生の頃のタイ旅行で「オリエンタルホテルでお茶を飲む」ということをやったのであるが、意味が無かった。当時価値が分からない上に、今のタイ出張の定番時間調整だからだ。タイに限らず海外出張では時間調整が不可欠であり、時間を消費するスポットが必要なのである。これを見てお下劣だと思う人にはバンコクとジャカルタに関して言えば色々な情報を提供できる。

4)カネを稼ぐという定義を肌につけていない学生にはやはり難しい。理念では世の中は動かない。

物価の差=収入の差=機械化よりも人件費が安い、という世界を肌で感じないといろいろと難しい。現地の人と仲良くなって収益と収入を上げるという話をするけど、意識がなかなか難しい。

 

結論じみたもの。 

人生長いんだし、学生で人生を決めなくてもよろし。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

『半沢直樹』前半戦終了

池井戸氏の小説が注目されている。本屋で『逆山積み』状況である、スペースはとってあるけど本が無い。村上氏の新刊と同様な有様で、欠品状態である。
城山、高杉といった著名な経済小説家の次世代実力者として、池井戸を読み漁っている最中の話である。ハードカバーを読まない私は「下町ロケット」をまだ読んでいない。好きなのは「不祥事」で、幸田真音氏の「有利子」に似ている。その後鉄の骨を読み、そこから作家読みしている。半沢シリーズもその頃読んだ。 

 

高視聴率に沸く『半沢直樹』の前半戦が終了した。1週織田裕二の『ゲイ推し』があるので。

当初僕個人的には堺雅人が半沢というのが納得行かなかった。強面の半沢と線の細い堺との違和感があったが、第1話から吹っ飛ばしてくれた。まだロスジェネを読んでいないけど以降「半沢」は堺で置き換えることになると思う。渡真利と近藤も同様である。

前半戦は小説になぞった展開で安心してみることが出来た、そして面白かった(キャスティングの妙とか)。

TBSのこの枠では山崎豊子を重厚的に扱っていたが、いまいちピンと来なかった。池井戸氏で視聴率向上を狙うことをお願いしたい次第である。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

論理的でない会議と生産性

落しどころが想定されていない会議は辛い。だらだら~。そういう会議は資料がクソなので、決定事項と進捗状況が分からない。おまけに議事録が出ないから何のために出席したのかわからないという有様である。

若い頃、資料の読み通しで終わる会議って『なんの意味があるのだろう』って思っていたことがありましたが、謝罪します。究極の会議運営でした。
取締役や工場長が出席する会議で、議論など必要ない。報告の妥当性だけがあればいい。

ところが弊社では研究員レベルでも会議が下手糞で、資料に基づいていない。雑談レベルでまとめるのはありだと思うが、議事録が出ないので、決定事項と納期が不明。まぁ意味が無い。

それがグループ間の打ち合わせ、例えば研究所と本社開発とかでもそう。部長クラスが出席する会議での話である。スケジュール管理をする担当者が資料を作らない、意味が分からん。

 

閑話休題

弊社の取締役会議では議論をする。そして発散する。意味がわからん。意思決定機関であるはずの取締役会議が(専門家ではないが故)雑談と化しているのだ。
その会議は商品企画から販売、研究、技術のトップが出席するので、方々の妥当性を細かく認識することは不可能である。CFとP/Lから商品企画と販売が売上げ予測と売上げ修正を行うことがメインな訳だが、出席者が思いつきの疑問を唱え、対応は「情報を精査します」で終わる。「情報を精査」するとカネも納期も押す。社長が進んで雑談に突入する。

まぁ終わっているわけだ。

部長連中も会議を運営することに興味を失っていて、各種問題を「取締役会判断マター」と、決定権を取締役会に投げる。どっからどうみても上手くいくとは思えない。事実ダメだ。

 

この理由は資料に問題があるわけではない、雑談や放言に対応しなくてはならない構図がある。そもそも会議とはというところから問題あるわけだ。
なんのために会議をしているのであろう?その費用は意識されているのか?まぁされている訳は無い。全社的にコスト意識がすこぶる低いわけである。 まぁ若い頃から「それが会議」だと思っているとしたらそうなるよねって話。

上記に記したように会議下手なのである。まぁこういう企業はダメだろうね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

面子と生産性

今日、気象庁が誤報をだしたらしい。TVで気象庁の職員の方が説明をしていて、深々と謝罪していた。

深々と謝罪する程のことだろうか?TVでは局が大騒ぎをしている様子を映していたけれど、地震が有ったか無かったかは自分で確認できる事項である。大騒ぎをしているのは馬鹿の証拠である、その馬鹿に謝罪させられる心中を察する。

 

閑話休題。僕の会社は面子が大事らしい。『俺がダメだといったことはダメだ』的な、論理ではない。面子を大事にする事大主義と言うのは「謝れない」というのがワンセットで付いてくる。面倒臭い。間違いを認められないのだ、生産性は当然落ちる。要は「会社の利益より自分の面子」ということだ。これがちょっとずつたくさん許されている企業が儲けられるわけが無い。

一方で、経営会議の議事録を読んでいると、思いつき発言の連発で発言に根拠が無い感想で責任をもたない。それで会議の運営側が泣かされる。

理不尽な顧客や上司から冒頭に記したような扱いを受けたのか、他人には謝罪を求められると言う経験を有して、認識が捻じ曲がったのか、リアル『半沢直樹』状態である。

 

僕は目指したポジションを得ているので出世も昇給も望んでいない今のまんまで退職したいと思っている。偉い人の魑魅魍魎は軽蔑すればそれで済む、サラリーマンだから「はいはい」と聞いておけばストレスも無い。馬鹿にされても悔しくはないし、(責任があれば)謝罪も簡単に出来る。責任が無い謝罪は気持ちの通っていないテンプレでよければできる。
仕事へのプライドはあるけれど技術・価格的なことなので、物知り顔のイヤミがなんか言ってもこっちは困らない。それで会社が損をするのは困るけど、大局的に見ればどうでもいい。そんな奴が多いから益々儲からない。

野望のある中間管理職が経営を批判することがある。前段のパラグラフで記したように、「お前もクズ」である。 上も部下も動かないのはその人に難があるからである。上からも下からも信用されていないから希望通り動かないだけだ。

 

面子はプライドを醸成してよりよい仕事を生み出すエナジーにはなると思う。しかしお偉方の各人の面子が交錯・支配する企業が生産性を高めるとはとても思えない。

 

もう一度問う、軽微な問題で役人に最深度の謝罪を要求して嬉しいかね?あんたはそれをできるかね。そんな風習は世に利するかね?

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

歴史問題は主観だと思うのだが

韓国政府が言う歴史問題って、主観だと思う。

日本人として彼らの歴史観に違和感があるとか、関係ないんだよね。事実関係ではなくて、主観だから。日本側の謝罪の内容は関係ない。

だから慰安婦の問題点が分からない、具体的でないから。

単に嫌いなだけだ、だから慰安婦→竹島→旭日旗と主題が変わる。

 

歴史問題は中国を含めて対応は出来ないことを認識すること。だって主観の問題だから。日本が対応できる問題でないことを認識すべき。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

東京圏に住むメリット

東京圏に住む日本人は3千万人と言われている(適当)、日本人の1/4が住んでいる。逆に言うと3/4は東京圏に住んでいないわけで、東京の魅力について語る。ちなみに僕は両親が非東京人、神奈川在住で職場も神奈川、生粋の東京人ではない。

1)映画・ドラマ・ゲーム・バラエティなどの描写が身近である

何を1番にするか迷ったのだけれどこれをチョイスした。映画やドラマやゲームはおろかバラエティのグルメ番組やディズニー、ホテル、水族館等のアミューズメント、銀座・秋葉原での街のインタビューイ、また政治問題も東京発信が多い。これらの多くに土地勘を持てるというのは情報を消化するのが楽しいであろう。

この「情報を消化する」という行為を理解できない人は「イオンで満足」ということになるのだと思う。知らなくても問題ないけど、知っていると少し楽しいというエッセンスである。これは関西ローカルでもあるのかもしれないが、関西ローカルで満足できるのであればそれはそれで幸せだと思う。馬鹿にしているのではない、そういうものだということ。

 

2)ライブ・美術展・演劇等の娯楽の中心は東京である

そのまんまである。大物は全国行脚をしてくれる、しかし超大物は箱がでかい施設でしかライブや展覧会を行わない、現在横浜美術館で行われているプーシキン美術館展とか3箇所だし。僕はあまり興味は無いけれど小さい演劇やライブ、歌舞伎は東京が中心なのではないか。もちろん地方発の出し物もあるであろうけれど。

 

東京でなくても京阪神・中京エリアでも上記の幾つかは触れられる、それでも圧倒的に東京がアクセスがいい。もちろん関西しかない美術物件もある、国立博物館を有する京都・奈良等である。しかしその数倍の物件があることは事実。しかもこれも新幹線のおかげで計画的に触れられる。逆に言えば新幹線で定期的に上京している方々は東京の魅力をよく理解していることであろう。

 

3)文化の懐が大きい
東京の魅力は京都・奈良・大坂と同様に「江戸」というものがある。東京好きであれば通う下町や寺社町である。これらは寛永寺界隈とか柴又とかあちこち点在している。

一方で渋谷・harajukuを代表した若者文化もある。この地域でしか買えない文化がある。ここで目利きをして地方で買うというのもありだと思う。それにしてもここで目利きを磨かなくてはならない。伊勢丹本店や銀座4丁目もそういうエリアであろう。

そもそも東京では山手線ターミナルで性格が異なる街が形成されている、銀座・新宿・渋谷・池袋・上野・秋葉原(あとは日本橋)。渋谷はワカモノ、銀座は高級、秋葉はアニメ・PCみたいなステロタイプ、結構正しい。どの街も名古屋程度の集客力があるわけで。
街毎に性格が違うという事は、それだけ消費者にとって無駄な店が少ないので買い物効率が上がるし、新たな発見がある。

それで我慢できない人が訪れるのがアバンギャルドな表参道、原宿だったりする。

もちろん東京人の全てがおしゃれ感度が高いわけではない。そういう人(というより殆どだと思うけど)は身近な駅ビルや地方人がイオンで満足しているようにアリオや駅ビルのユニクロで満足している。

 

4)割と安価で全国の食い物が食える

カネを払えばの話であるが。全国各地・世界各地のそこそこ美味いものは食える。また創造的な料理(例えばミシュラン)は東京でしか味わえないであろう。

 

結論じみたもの

探究心。例えば芸術・ファッション・文化・料理・流行・学問などを探す探究心がある人には東京は最高の街であろう。イオンモールで満足できる人(私がそうなのであるが)には人が多いだけで生き難い街だと思う。

結果僕は通勤難易度とターミナルアクセスだけで住居を決めた。住みたい街ランキング上位であるが商業施設は未だ残念。分かっていて住んでるけど人気の理由が分からん。妄想でランキングが形成されていると思われる。まぁ物件の価格が落ちない方向なのは良しとする。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

死亡消費税っていいよね

死亡消費税というのが検討されているといつぞや巷を騒がせていたけれど、徴収方法がわからないけれど理念としてはいいと思う。
僕は相続税を払うほどの相続は期待できないけれど、薄く広く徴税することによって理念としての「再分配」が行われるのであれば賛成である。
 

所得税や法人税は脱税している個人事業主などがたくさん居ると思われ、共産党が個人事業主のバックアップを基に消費税増税を反対していることは自明である。まぁ弱小個人事業主が消費税を納めているかも怪しいところだけれど、少なくとも彼らが大手の流通での購買に限ればきちんと徴収できているであろう。

標題の件だけれど、徴税の方法にいいアイデアが無い、絵に描いた餅かも。しかしこのタナボタ程度の収入に薄い税を掛けることを本気で反対するということも無いと思う。
共産党のように脱税指南の面子が大事な政党は違うのかもしれないが。 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

エスカレータの右側歩行について

少なくとも関東では2列のエスカレーターは歩かない人は左列に立ち、歩く人の為に右側を空けるというマナーは定着してしまったであろう。

このマナーに問題だと認識している業界が多分ある、商業施設である。セールのときなどはこのマナーのおかげで客を捌けるのであるが、商業施設でエスカレータを歩く人は皆無で、無駄な設備となっている。

また交通事業者も悩みどころであろう。安全の為には歩く人のために右を空けるというマナーは建前的には受け入れられないであろう。少なくとも交通事業者は「これで良い」と黙認していることであろう、数を捌くことが優先順位だからである。

「右側を歩くことはメーカーが禁止しています」というのはどうでもいい。商業施設も交通事業者もユーザーであってメーカーではないのだ。そのことが理解できない馬鹿は馬鹿で居れば良い。ちなみに僕はメーカー勤務だけれど、消費者にこちらの意図した使い方だけを認めるという傲岸はありえない。

多くのエスカレータは2列である、それを上りと下りで2本置くことが多い。詳しくないから想像だけど、この条件だと単列3本でスペース的には対応できると思うんだよね。単列であれば右から抜くと言う事例は無い、危険厨が望む安全なシステムである。交通事業者の場合、多くの場合で客の集積度が変わる、例えばプラットフォームでいえば列車が到着し、乗客が降りるときがMaxである。2列のエスカレータを2本置くより、プラットフォーム上の客を捌く方向に単列を2本、ホームへの供給側に単列1本で輸送量は同等で安全なわけだ。

「エスカレータを歩くな」と怒る前にこの程度の提案をして欲しいものだ。

初期・運用コストは当然1.5倍である。

 

僕が頭に来るのは、このての理想主義者は迷惑を掛け捲っていると確信していることである。2列の1列分を意識できない、7人掛けのシートで隣にジャブを見舞う、荷物が出っ張る。先の記事でも2列を1列のように扱うという批判を読めずに批判が多かった、右を歩くなよと。

僕は少なくない人が「スペース」を意識できないインキン田虫野郎やスマホ野郎が多いと思っている。自分のスマホ画面を確保するために無理なスペース確保や、座って股を開く男性が邪魔でしょうがない。荷物を置く大人(高校生はガキだからしょうがないかな、荷物を心置きなく踏めばいいかと。)、吊革に執心する老人。邪魔。

ちなみに僕は通勤で行き帰り座っていて、またラッシュの経験は大学時代だけなので、この邪魔者です。ラッシュ乗りは下手だと自覚しています。すんません。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ